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東京ディズニーリゾート 「レイジングスピリッツ」を含む 歴代アトラクション一覧

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タワー・オブ・テラー

2006/9/4~

フリーフォールタイプのホラーアトラクション

TDS

アメリカンウォーターフロント

①ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートと、ディズニーランド・パリにあるアトラクション「トワイライトゾーン・タワー・オブ・デラー」と類似したアトラクション。

②演出は東京ディズニーシー完全オリジナルストーリー。

③他のパークは、米国テレビドラマ「トワイライトゾーン」をモチーフにした演出になっている。

④東京で他パークと同じコンセプトで建設出来なかったのは、他のパークが全てハリウッドをテーマとしたパーク及びテーマゾーンにある事と、建物が「ハリウッド・タワー・ホテル」という設定である事から、ニューヨークを再現したアメリカンウォーターフロントでは地理的設定に矛盾が生じてしまうという問題があったため。

⑤東京オリジナルのバックグランドストーリーを制作し、建物の外観・内装・演出も他のパークと異なっており、総工費は210億円。

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⑥他のアトラクションと比べて、バックグランドストーリーを強く打ち出しており、東京ディズニーリゾート公式サイトではアトラクション独自のフラッシュを利用したスペシャルサイトが2010年春頃まで開設されていた。

⑦落下時に強い浮遊感を味わえるので、東京リゾート内でもスリルは格段に高い。

⑧開業当初から「ディズニー史上最恐」というキャッチコピーが多用されていた。

⑨乗り場は1階と2階に分かれており、1階のライドにゲストが乗り降りしている間に2階のライドが稼働し、回転率を上げている。

⑩閑散期は3つのツアー中2つを稼働させ、1つのエレベーターはメンテナンスを行うため、他のアトラクションと違って、メンテナンスのため終日運休となる事例が少ない。

⑪エレベーターの動きはプログラミングによって変更可能なため、開業してしばらくは落下パターンや回数に違いは無かったが、2012年1月から3月の期間限定で新たなプログラムを導入したイベントが開催された。

⑫建物の高さは59mで、プロメテウス火山とシンデレラ城が51mであり、両パーク合わせて最も高い建物である。

⑬60mにしない理由は、航空法により60m以上の建物を建設する際、航空障害灯の設置を義務付けられているため、パーク内の建物として景観を損ねないようにするためであった。

⑭エレベーターは建物の最上部から落下するわけではなく、実際の最高到達点は建物の高さに比べて、かなり低い38mである。(建物の中程にあるアーチ状のひさし部分が最高到達点)

⑮建物は14階建てという設定で、12階までが客室で、13・14階はハイタワー三世の部屋となっている。

⑯アトラクション体験中の写真やグッズを買えるショップ「 タワー・オブ・テラー・メモラビリア 」はもともと室内プールであったため(設定)、壁には「女性がいる時はしぶきを立てるな!」や「入水に適した格好を!」という看板があったり、床もプールだった場所を板で閉じたようになっている。

⑰屋外から眺めると、エレベーターが最高点に到達すると、窓からエレベーターに向かって光が稲妻のように伸びていく演出があるが、日没前と日没後で演出が微妙に異なる。

⑱ロビー天井には、ハイタワー三世が世界各国を旅した絵画が飾られており、中には「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」の神殿や「レイジングスピリッツ」の遺跡を訪れた時の絵もある。

⑲スタンバイの待ち時間表示には、、ホーンテッドマンションと同じく「13分」がある。

⑳ホテルハイタワーの2階にはファラオ探険家クラブというクラブがある。

㉑「ブロードウェイ・ミュージックシアター」の隣には、バックグラウンドストーリーの登場人物であるマンフレッド・ストラングが務める新聞社「ニューヨーク・グローブ通信」の建物がある。

㉒香港ディズニーランドにあるアトラクション「ミスティック・マナー」には、ハイタワー三世とシリキ・ウトゥンドゥが描かれた絵があり、これは1899年にS.E.A.と呼ばれる組織の会合が開かれた際のものである。

㉓ハイタワー三世はS.E.A.の1890年代以後のメンバー。

㉔TOKYO FMで、2006年7月から9月まで「タワー・オブ・テラー」のラジオストーリー全13話が放送されていた。

㉕講談社の漫画雑誌『モーニング』2006年8月31日発売号においてバックグラウンドストーリーを基にした漫画版が読み切りで掲載された。

㉖2006年7月28日に首都圏で、4ページの「タワー・オブ・テラー」に関する号外(広報ペーパー)が配布され、2006年9月2,3日にも渋谷、新宿にて「号外」が配布された。

㉗建物正面から見たアーチ状の4つの窓の部分の右から2番目のアーチの頂点部分に「ハイタワー三世」の顔の浮彫の石板が設置されている。

バックグラウンドストーリー

1892年に開業し、1899年に閉鎖されるまでの8年間、栄華を極めたこのホテルは、大富豪で探険家、そして世界の文化的遺産の熱狂的な収集家でもあったオーナー、ハリソン・ハイタワー三世の、富と権力を象徴する存在だった。

1899年、彼はコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から、呪いの偶像とされる「シリキ・ウトゥンドゥ」を手に入れる。

そのシリキ・ウトゥンドゥのお披露目パーティーが1899年12月31日に開かれた。

場所はハイタワー三世が建設し、オーナーとなっていた「ホテルハイタワー」。

会見の際、記者の一人からシリキ・ウトゥンドゥが呪いの偶像であることを指摘されると、「はっ、呪いの偶像だと?バカバカしい!」と嘲笑った。

パーティー終盤、ハイタワー三世はホテルの最上階にある自室にシリキ・ウトゥンドゥを飾るため、エレベーターに乗り込み、シリキ・ウトゥンドゥに葉巻を押し付けた。

しかし、深夜0時ちょうどにホテルに停電が発生。

その時緑色の光がエレベーターを包み込み、同時にハイタワー三世の悲鳴が響き渡った。

制御不能となったエレベーターは1階まで落下し大破。

ところが奇妙なことに、落下したエレベーターの中からハイタワー三世は姿を消していた。

トルコ風帽子とシリキ・ウトゥンドゥだけを残して…。

この事件以来、ホテルハイタワーはニューヨーク市民から「恐怖のホテル(タワー・オブ・テラー)」と呼ばれるようになった。

時は経ち、1912年。

1899年の事件以来長らくホテルは閉鎖されてきたが、ニューヨーク市保存協会は「建築物の歴史的価値が高い」という理由で改修工事を行った。

修復が行われた背景として、エンディコット三世の娘の存在がある。

ニューヨーク市保存協会の会長はハイタワー三世と長年の確執があるエンディコット三世の娘、ベアトリス・ローズ・エンディコットであるが、そのベアトリスはハイタワー三世に並々ならぬ尊敬の念をもっていた。

ハイタワー三世と確執があったエンディコット三世は当然ホテルハイタワーを取り壊し、その跡地に自分のホテルを建設する予定であったが、娘のベアトリスにそれを反対されてしまった。

ニューヨーク市保存協会は設立の目的を「ニューヨークの歴史ある建造物を保護すること」としているが、実際にはホテルハイタワーの修復・保護だけの目的で設立されたという噂が立っている。

ホテルがニューヨーク市保存協会により修復された後、同協会主催のツアーが開催される。

見学ツアー中には業務用エレベーターに乗って、最上階にあるハイタワー三世の部屋と、ニューヨークの街を一望できる素晴らしい景色を楽しめる。

芸術的にも建築的にも価値の高いホテルハイタワー。

ぜひ私たちの手で後世に残しましょう。

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レイジングスピリッツ

2005/7/21~

崩れかかった古代神の石像の発掘現場を猛スピードで駆け抜けるローラーコースター

TDS

ロストリバーデルタ

①カリフォルニアのディズニーランド50周年を祝ってオープンしたアトラクション。

②東京ディズニーシー開業以来初めての追加アトラクション。

③東京ディズニーリゾートで初の垂直方向に360度回転するループが設置。

④パリに設置されている「インディ・ジョーンズと危難の魔宮」が原型となっている。

⑤パリの「インディ・ジョーンズと危難の魔宮」は、コスト削減と納期短縮のために、コースター設計・製造を手掛けるスイスのインタミン社の持つ既存のコースデザインをそのまま適用する形で導入しており、当アトラクションもインタミン社が同じく設計に携わっている。

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⑥東京ディズニーシーにはインディ・ジョーンズの名を冠した全く別のアトラクションがあるため、パリ版からインディ・ジョーンズの名称と内容を除去し、独自の物語が与えられた。

⑦マヤやインカの遺跡とトロッコをモチーフにした外観やアトラクション内容は同じで、総工費は約80億円。

⑧開業当初は東京ディズニーリゾートで、一番身長制限が厳しいアトラクションだった。

⑨当初は「104㎝以下は乗車できない」と発表されていたが、開業前に試験走行を重ねた結果、想定よりも横揺れが激しいことが判明し、安全性の確保の為に最低身長制限が引き上げられ、「140㎝以上195㎝未満で、かつショルダーバーを下げた時に背もたれまでの間隔が15㎝以内」と、より厳しい制限となった。

⑩2006年9月にレールの総張替え工事が行われ、以前より横揺れが軽減された。

⑪2009年7月1日には「身長117㎝以上」という条件に引き下げられ、小さな子供でも乗車できるようになった。

⑫身体条件を満たすか不明な場合、列に並ぶ前にキャストに申し出ると、乗り場下に用意された特別な座席で確認できる。

⑬2012年5月28日、従業員の操作手順ミスによって、座席1つの安全バーが上がった状態のまま発車し、この席に座っていた男性1名が危険を感じて降りようとした際に捻挫をする軽傷を負った。

⑭パーク内のアトラクションによってゲストが負傷する事故は、東京ディズニーリゾート開業以来初めての事。

⑮アトラクション開業初日は長蛇の列となり、最高4時間待ちを記録し、ファストパス列はアラビアンコースト、マーメイドラグーン、ロストリバーデルタを経由して、ポートディスカバリー近くまで達した。

⑯アトラクション開業初日の午後、システム調整を行うとして運営を一時中止し、再開が同日の夕方となったため、最終的に運営が終了したのが23時30分近くとなった。

⑰ファストパス用入場口の傍にある木箱には、「TO:THE HIGHTOWR TRUST」と書かれており、「1 PARK AVENUE」とホテルハイタワーの住所が書かれている。
(タワー・オブ・テラーのホテルハイタワー内に、ハイタワー三世がここの場所を訪れた写真や、レイジングスピリッツの遺跡から神像を持ち帰っている絵画が展示されている。)

⑱待ち列のレール側にある関係者専用口には、「ここから先は現場監督の許可が必要です。」と書かれた看板が掛かっている。

⑲”レイジングスピリッツ”の「レイジング」は、「rage(激怒する)」であり、直訳すると、「怒(いか)れる神々」という意味。

⑳コースターの支柱の至る所にいくつもの数字が書かれており、この数字を全て並べると、カリフォルニアのディズニーランドの 眠れる森の美女 のお城のGPS表示になる。

㉑待ち列にあるオフィスに掛かっている「7時17分」を差した懐中時計は、カリフォルニアのディズニーランドの開園日が7月17日である事から設定した演出。

バックグラウンドストーリー

中央アメリカのとあるジャングル。

「レイジングスピリッツ」があったこの場所は、元は祭祀場(神をまつる場所)だった。

祀られる火の神と水の神はとても気性が荒く、人々が儀式を怠ると、火山が噴火し、巨大な嵐が町を襲ったという。

その後文明が失われ、遺跡となったこの地に、考古学者や発掘チームがやってきた。

残された資料をもとに発掘・復元作業を始めたが、そこで事件が。

古代の法典では、火の神と水の神の顔を向い合せる事を禁じていたのだが、それを知らない彼らは2体の石像を向い合せて立たせてしまった。

その瞬間、石像の顔が怒りに満ち、火の神の周りには炎が激しく燃え上がり、水の神の口からは滝のような水がほとばしった。

神々の怒りはそのまま激しくぶつかり合い、その力は発掘チームが使っていたホッパーカー(貨車)のレールにも及んだ。

なんと、大きなレールが高く持ち上げられ、そのまま360度ねじ曲げられてしまった。

そのため、遺跡の発掘調査は中断を余儀なくされ、その後遺跡が一般公開される事となった。

訪れたゲストはホッパーカーに乗って遺跡を見学するが、神々の怒りは今なお収まる事を知らない…。

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