①動きそのものは、東京ディズニーランドの「スタージェット」や「空飛ぶダンボ」とほぼ同じ内容。
②2010年3月17日に計画が発表され、東京ディズニーシー開園10周年の年にオープン。
③元々、「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」の待ち列だった場所に設置。
④パリ版は、アグラバーへの
ジャファー
の逆襲をテーマにしている。
⑤アトラクション概要はマジックキングダム版とほぼ同様である。
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⑦アトラクション入口に、 ジャスミン のペットである ラジャー と、目にルビーがはめられたトラの像があり、このトラの像は辺りが暗くなると目が赤く光りだす。
⑧正面のアーチの壁面の装飾には、 ジャスミン と ラジャー が庭園で過ごしている様子が描かれている。
⑨アトラクションを上から眺められる展望バルコニーがある。
⑩日が暮れてくると、アトラクション中央にあるきらめく噴水がライトアップされる。
⑪アトラクション内外には、「 ジャスミン 」が植えられている。
バックグラウンドストーリー
ジャスミン
はアグラバーの宮殿とその庭園の上空を、
アラジン
の
魔法のじゅうたん
で空中散歩することが大好き。
アラジン
と彼のマジックカーペットは、そんな
ジャスミン
にすてきなプレゼントを贈った。
そのプレゼントとは、16枚のフライングカーペット!
彼らは、じつは
アラジン
のマジックカーペットの兄弟姉妹たち。
ジャスミン
は大喜び。
「この贈り物を王国の人々や外国から訪れた人々と分かち合うことができれば、どんなにすてきかしら。」
ジャスミン
の願いを叶えるために動いたのが、彼女の父の
サルタン
。
サルタン
は誰もがおとずれやすいアラビアンコーストの海辺の近くに、
ジャスミン
のお気に入りの宮殿そっくりな庭園をつくらせた。
その庭園はロイヤルガーデンと名付けられた。
水がきらめくプールや豪華なクジャクの噴水など、宮殿の庭園と同様に美しい庭園になった。
サルタン
は娘への愛情のあかしとして、モザイク壁画も加えた。
いまではプリンセスの招待で、近隣の人々も遠方から訪れる人々も、ロイヤルガーデンの上空へ舞い上がる素晴らしい空の旅ができるようになった。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
2007/3/29~
シンドバッドと一緒にボートに乗って伝説の国々を旅をする
TDS
アラビアンコースト
①乗船中臨場感を出すために、嵐の中旅をしている場面でごく少量であるが、水に濡れる場面がある。
②シンドバッドがサルやチャンドゥとともに、音楽を奏でるシーンではバナナのにおいを発している。
③2009年3月16日には、ライド乗り場に自動ドアが設置された。
④リニューアル前のシンドバッドの声は、唐沢寿明であったが、リニューアル後は、坂元健児(劇団四季ライオンキングで初代シンバ役)が務めている。
⑤ファストパス対象アトラクションではないが、他のアトラクションのファストパスにセットされている「サプライズ・ファストパス」として、ファストパスが発券されることがある。
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⑦チャンドゥは、アラビアンナイトにもディズニー映画にも登場しない、東京ディズニーシーだけのオリジナルキャラクターである。
⑧登場人物の動きや、打ちあがる花火など、全てテーマソング「コンパス・オブ・ユア・ハート」のリズムに合うようになっている。
⑨アトラクション内には隠れミッキーの他に、隠れ アラジン と ジャスミン がいる。
(冒険最後に登場する地図に魔法の絨毯に乗っている アラジン と ジャスミン が描かれている。)
⑩巨人やサルたちは、リニューアル前は凶暴なキャラクターだった。
バックグラウンドストーリー
シンドバッドの故郷バズラ。
旅に出るシンドバッドを見送るため、街はお祭り騒ぎ。
「心のコンパスを忘れるな」という長老の忠告を胸に、シンドバッドはチャンドゥと共に、かけがえのない最高な宝物を手に入れるために、7つの海へと旅に出る。
ゲストもそんなシンドバッドと一緒に船に乗り出発。
レイジングスピリッツ
2005/7/21~
崩れかかった古代神の石像の発掘現場を猛スピードで駆け抜けるローラーコースター
TDS
ロストリバーデルタ
①カリフォルニアのディズニーランド50周年を祝ってオープンしたアトラクション。
②東京ディズニーシー開業以来初めての追加アトラクション。
③東京ディズニーリゾートで初の垂直方向に360度回転するループが設置。
④パリに設置されている「インディ・ジョーンズと危難の魔宮」が原型となっている。
⑤パリの「インディ・ジョーンズと危難の魔宮」は、コスト削減と納期短縮のために、コースター設計・製造を手掛けるスイスのインタミン社の持つ既存のコースデザインをそのまま適用する形で導入しており、当アトラクションもインタミン社が同じく設計に携わっている。
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⑦マヤやインカの遺跡とトロッコをモチーフにした外観やアトラクション内容は同じで、総工費は約80億円。
⑧開業当初は東京ディズニーリゾートで、一番身長制限が厳しいアトラクションだった。
⑨当初は「104㎝以下は乗車できない」と発表されていたが、開業前に試験走行を重ねた結果、想定よりも横揺れが激しいことが判明し、安全性の確保の為に最低身長制限が引き上げられ、「140㎝以上195㎝未満で、かつショルダーバーを下げた時に背もたれまでの間隔が15㎝以内」と、より厳しい制限となった。
⑩2006年9月にレールの総張替え工事が行われ、以前より横揺れが軽減された。
⑪2009年7月1日には「身長117㎝以上」という条件に引き下げられ、小さな子供でも乗車できるようになった。
⑫身体条件を満たすか不明な場合、列に並ぶ前にキャストに申し出ると、乗り場下に用意された特別な座席で確認できる。
⑬2012年5月28日、従業員の操作手順ミスによって、座席1つの安全バーが上がった状態のまま発車し、この席に座っていた男性1名が危険を感じて降りようとした際に捻挫をする軽傷を負った。
⑭パーク内のアトラクションによってゲストが負傷する事故は、東京ディズニーリゾート開業以来初めての事。
⑮アトラクション開業初日は長蛇の列となり、最高4時間待ちを記録し、ファストパス列はアラビアンコースト、マーメイドラグーン、ロストリバーデルタを経由して、ポートディスカバリー近くまで達した。
⑯アトラクション開業初日の午後、システム調整を行うとして運営を一時中止し、再開が同日の夕方となったため、最終的に運営が終了したのが23時30分近くとなった。
⑰ファストパス用入場口の傍にある木箱には、「TO:THE HIGHTOWR TRUST」と書かれており、「1 PARK AVENUE」とホテルハイタワーの住所が書かれている。
(タワー・オブ・テラーのホテルハイタワー内に、ハイタワー三世がここの場所を訪れた写真や、レイジングスピリッツの遺跡から神像を持ち帰っている絵画が展示されている。)
⑱待ち列のレール側にある関係者専用口には、「ここから先は現場監督の許可が必要です。」と書かれた看板が掛かっている。
⑲”レイジングスピリッツ”の「レイジング」は、「rage(激怒する)」であり、直訳すると、「怒(いか)れる神々」という意味。
⑳コースターの支柱の至る所にいくつもの数字が書かれており、この数字を全て並べると、カリフォルニアのディズニーランドの 眠れる森の美女 のお城のGPS表示になる。
㉑待ち列にあるオフィスに掛かっている「7時17分」を差した懐中時計は、カリフォルニアのディズニーランドの開園日が7月17日である事から設定した演出。
バックグラウンドストーリー
中央アメリカのとあるジャングル。
「レイジングスピリッツ」があったこの場所は、元は祭祀場(神をまつる場所)だった。
祀られる火の神と水の神はとても気性が荒く、人々が儀式を怠ると、火山が噴火し、巨大な嵐が町を襲ったという。
その後文明が失われ、遺跡となったこの地に、考古学者や発掘チームがやってきた。
残された資料をもとに発掘・復元作業を始めたが、そこで事件が。
古代の法典では、火の神と水の神の顔を向い合せる事を禁じていたのだが、それを知らない彼らは2体の石像を向い合せて立たせてしまった。
その瞬間、石像の顔が怒りに満ち、火の神の周りには炎が激しく燃え上がり、水の神の口からは滝のような水がほとばしった。
神々の怒りはそのまま激しくぶつかり合い、その力は発掘チームが使っていたホッパーカー(貨車)のレールにも及んだ。
なんと、大きなレールが高く持ち上げられ、そのまま360度ねじ曲げられてしまった。
そのため、遺跡の発掘調査は中断を余儀なくされ、その後遺跡が一般公開される事となった。
訪れたゲストはホッパーカーに乗って遺跡を見学するが、神々の怒りは今なお収まる事を知らない…。
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
2001/9/4~
映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』をモチーフにジープに乗って遺跡観光ツアー
TDS
ロストリバーデルタ
①ディズニー・ハリウッド・スタジオにおける、「インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!」(ライブエンターテイメイントショー)の大成功を受けて、ディズニーランドに新たにインディ・ジョーンズをモチーフにした恒常的なアトラクションを建設する計画が正式に発足。
②開発が1990年代であるため、「カリブの海賊」などの初期のアトラクションに比べて、遥かに高度なコンピューター制御によるライド運行や、オーディオアニマトロニクスが実現。
③東京ディズニーシーはアナハイムの日本語版であるが、守護神となるキャラクターが異なる。
④遺跡の外観は、ユカタン半島にあるマヤ文明のチチェン・イッツァ遺跡などがモチーフとなっている。
⑤アトラクションの建物に入る前の頭上に、正面を向いて座っている人物のレリーフがあり、このレリーフは、チチェン・イッツァ遺跡にある「尼僧院」と呼ばれる建物のレリーフのレプリカ。
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⑦アトラクション中、インディ・ジョーンズのオーディオアニマトロニクスが登場するが、その声は旧映画版のインディの吹替を担当していた村井国夫が務めている。
⑧待ち列にあるインディの仕事場には世界各国の新聞が置いてあり、そこに遺跡と一人の男が写った写真があるが、その人物はアトラクションスポンサーであるパナソニックの創業者「松下幸之助」。
⑨「 クリスタ ルスカルの魔宮」の発掘に、松下電器が電気器具などの物資をインディ博士に提供した、という物語があり、新聞の記事にはその物資の引き渡しに、松下幸之助本人が同行して引き渡しを完了、と書かれている。
⑩待ち列にはパナソニックのブランドの1つである、「ナショナル」の電球が置かれている。
⑪ライドの乗り場周辺にも「National」のロゴが入った無線機のような機械も置かれている。
⑫アトラクションのスピードは非常に速く感じるが、実際の最高速度は24㎞/hと、東京ディズニーリゾートの絶叫系アトラクションの中では非常に遅い。
⑬待ち列で流れるラジオは、「 ユカタン・ベースキャンプ・グリル 」やロストリバーデルタのパークインフォメーションボードを掲示する小屋でも聴くことができる。
⑭アトラクション終了後、助手のパコが「若さの泉は見つかった?えー?それは残念。次はきっと見つかるよ!」と言っているが、若さの泉を直接見ることは出来ないが、若さの泉が反射した光を確認することはできる。
(出発直後、 クリスタ ルスカルが怒った直後の左カーブで、正面右の壁が光っている所が、泉の水が反射した光。)
⑮ジョーンズ博士や クリスタ ルスカルのセリフは色々なパターンがある。
⑯ペンシルベニア州立アンドリュー大学が遺跡の発掘を支持しており、周辺のゴミ箱には大学名が書かれている。
バックグラウンドストーリー
1930年代の中央アメリカ。
「若さの泉」、それは何百年もの間、人々が探し求めていた泉。
その泉の水を口にすると、だれもが永遠の若さを手に入れることができるという。
そんな「若さの泉」が古代神殿内で発見された。
発見したのは、世界的にも有名な考古学者であるインディ・ジョーンズ博士。
博士は古代文字を解読し、神殿の随所に仕掛けられた罠をくぐりぬけて、ようやく「若さの泉」を見つけ出した。
そんな中、助手のパコは金もうけをたくらみ、内緒で「若さの泉」を探す遺跡の観光ツアーを計画する。
その観光ツアーに参加したゲストが、神聖な神殿に踏み込んだことに
クリスタ
ルスカルは激怒。
この神殿の守護神である
クリスタ
ルスカルの怒りを買うと命を落とすと言われている。
怒りに触れたゲストは様々な災難に襲われる…。
①映画『
アラジン
』とは異なる独自のストーリー。
②序盤は、シャバーンとアシームの二人で進行するため、最近流行っているお笑いネタから時事ネタなど、アドリブでゲストに問いかけたり、演者によって内容が変化する。
③シャバーンとアシームが「夢の国」といったパークの隠語や、「ここは休憩所ではない」と、シアタータイプならではの発言など、世界観の設定から逸脱した発言をすることもある。
④アシームが鍵を探して客席をウロウロまわってきた来た時に、「この鍵は違う?」と家の鍵などを差し出すと、アドリブでアシームが応えてくれる。
⑤マジックランプシアターは隠れミッキーではなく、隠れ
ジーニー
がたくさん隠れている。
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バックグラウンドストーリー
自らを世界一のマジシャンと称するシャバーン。
しかし、誰がどう見ても素人芸という有様。
ある時シャパーンの弟子アシームが魔法のランプを見つける。
不思議な超能力を持つランプの魔人、
ジーニー
が出現。
魔法で3つの願いを叶えてくれるという話を聞いたシャパーンは、アシームからランプを奪い、「世界一偉大なマジシャンに変身」と願う。
魔法のおかげでマジックショーは大成功。
しかし、願いを全部叶えてしまったシャバーンの人気は落ち、
ジーニー
が人気者になってしまう。
妬んだシャバーンはある夜、
ジーニー
が眠っている間にランプごと鍵付きの箱に閉じ込めてしまった。
その翌日、シャバーンの初めてのワンマンショーにゲストは訪れる。
ランプの入った鍵をアシームは見つけ、
ジーニー
と再会できるのか?!
シャバーンは1人でマジックを成功させることが出来るのか?!
①カルーセルが回転中に流れる曲は、映画『
アラジン
』でも使用された「アラビアン・ナイト」や「ホール・ニュー・ワールド」である。
②2006年9月30日をもって森永製菓がスポンサーを撤退し、2017年12月1日より現在の大和ハウス工業がスポンサーになった。
③エキゾティックな宮殿の中庭に建つ、華やかな建物「キャラバンカルーセル」は、世界文学の名作『アラビアンナイト』がモチーフになっている。
④2階の外壁の棟飾りには、16枚の『アラビアンナイト』の物語の場面がいくつか垣間見ることができる。
(王は女性不信で、妻を迎えては翌日に処刑をする怖い人。王国から女性が次々と逃げていくのを悲しんだ娘は、自ら王に嫁ぐことを決心。自分の身を守るため秘策をとった。王に毎晩物語の話を聞かせ、いつも一番面白いところで朝になり、続きを聞きたい王は、彼女の処刑を延期することにした。こうして時は流れ、千一夜も続いた。)
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⑥世界のディズニーのパークのカルーセルの中で、2階建てなのは東京ディズニーシーのみ。
バックグラウンドストーリー
アラビアの砂漠を旅するキャラバン隊。
優雅でエキゾティックな砂漠の旅を楽しむ。
シンドバッド・セブンヴォヤッジ
2001/9/4~2006/9/29
シンドバッドと一緒にボートに乗って冒険の旅
TDS
アラビアンコースト
①東京ディズニーシーにあるアトラクションの中で一番多くオーディオアニマトロニクスを使用している。
②東京ディズニーシーオープン時点では、アラビアンコーストの代表的アトラクションとして扱われており、パーク内の触地図では、シンドバッド・セブンヴォヤッジのみが掲載されていた。
③アラビアンコーストのアトラクションでは、シンドバッド・セブンヴォヤッジのみ建物の外に規模の大きな待ち列が設けてあった。
④説話物語集『千夜一夜物語』に登場する「船乗りシンドバッド」の物語に基している。
⑤シンドバッドの声を務めるのは、唐沢寿明。
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⑦大規模なアトラクションであるにもかかわらず、ストーリーが暗く人気はいまひとつであったため、リニューアル工事を実施するためクローズした。
⑧アトラクション外にある待ち列はほとんど使われることが無かったほど。
バックグラウンドストーリー
船乗りシンドバッドは大商人の息子であった。
父を早くに亡くし、そして莫大な遺産を受け継いだ。
そのあまりの富は彼を翻弄し、気が付いた時にはその遺産のほとんどを使い果たしていた。
ようやく目を覚ました彼は、残りの財産を売り払い、立派な船と冒険に必要な品々を揃えた。
ゲストはそんなシンドバッドの航海に同行することとなった。