①元々平面駐車場の一般用区画のあった場所で、投資額は約115億円。
②東京ディズニーリゾート初の3D映像を使ったライドアトラクション。
③アメリカの2つのパークでは映画『
トイ・ストーリー
3』の公開に合わせて、新キャラクターを登場させリニューアルしたが、東京は映画公開後のオープンだったため、リニューアル後のものが導入された。
④アトラクション公式ロゴが東京版だけ異なる他、英語表記も「Toy Story MANIA!」なのも東京だけである。(アメリカ2パークでは「Toy Story MIDWAY MANIA!」と表記。)
⑤アトラクション及び新エリアの外観は、1903年のニューヨーク地下鉄の終点コニーアイランドにできた「ルナパーク」をモデルにしており、海の近くに面した遊園地「トイビル・トロリーパーク」の一番人気のアトラクション「
トイ・ストーリー
・マニア!」という設定。
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⑦ ウッディ の口から入るとそこは アンディ のおもちゃ箱となっており、ゲストは知らぬ間におもちゃの大きさになっているという演出。
⑧オープン初日は待ち時間最大で400分待ちを記録し、ファストパス発券も開園から1時間で終了した。
⑨オープン当初はスポンサーがついていなかったが、2015年7月1日から花王がオフィシャルスポンサーとして提供開始。
⑩トラム乗り場では映画内の アンディ の部屋にあったミッキーの掛け時計や、ルクソーボールも存在する。
⑪設定が真夜中の子供部屋なので、キャストたちは昼間でも「こんばんは」とあいさつをする。
⑫建物に入ってすぐ目の前にある、 ウッディ や ジェシー のかかれた絵本の裏側のバーコードの様なものに「786936138047」と数字が記されており、これはアメリカで実際に発売されていた映画『 トイ・ストーリー 』と『 トイ・ストーリー 2』がセットになったDVDの番号である。
⑬建物外側に沿ってスタンバイする場所に3枚の大きな絵があり、それぞれに隠れミッキーが存在する。
⑭「トイビル・トロリーパーク」から外に出る時に入口のアーチを見上げると、「YOU’VE GOT A FRIEND IN TOYVILLE!」(トイビル・トロリーパークには君の友だちがいるよ)と書いてある。
⑮アトラクションができる前はパーク駐車場であったが、パーク内から見るその場所は、アメリカンウォーターフロント内における路面電車の倉庫入口という設定になっていたため、「 トイ・ストーリー ・マニア!」の前にも路面電車の線路の跡が周回している。
①リアルタイムでディズニーの仲間と直接会話出来るシステムは、東京ディズニーリゾート内で初の試み。
②総工費は約13億円。
③
クラッシュ
の声は、ゲストから見えない位置にいる声役キャストによって発せられる。
④CGは映画版と同等のクオリティで構成されている。
⑤声の発音に合わせてコンピューターが声を認識し、かつ瞬時に適切な口の動きをするようになっている。
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⑦2008年1月26日には、当日東京ディズニーシーを親子で訪れたゲストの中から、キャストが直接声をかけ、了解を得たゲスト対象にプレイテストが行われていた。
⑧2016年、映画『 ファインディング・ドリー 』の公開に合わせてリニューアルが行われている。
⑨ クラッシュ が選んだゲストをガイドに説明する時、ゲストの服装を海のものに見立てて説明する。
(特に、ミッキーのカチューシャを「二枚貝」と呼ぶ。腕のことは「ヒレ」と呼ぶ。)
⑩ クラッシュ と会話に使うハイドロフォンは、東京版のものと、その他の海外パークとではデザインが違っており、東京版のものはアトラクションがあるエリアに合わせたデザインをしている。
⑪好きな食べ物を クラッシュ に聞かれたときに「魚」と答えると、「魚は友達、エサじゃない。」と誓わされる。
⑫海底展望室へ行く前のミュージアムには世界各国の新聞が掲載されている中に、「東京友好新聞」という日本の新聞もある。
⑬船に入って突き当りの壁にS.S.コロンビア号全体の断面図があり、その図の一番最下層の「貨物室倉庫」にパンをかじる グーフィー がいる。
⑭S.S.コロンビア号の全長は約140m、最大幅は約25m。
バックグラウンドストーリー
豪華客船S.S.コロンビア号の船尾に位置する海底展望室。
時代は20世紀初頭。
S.S.コロンビア号は、アメリカンウォーターフロントに停泊し、大西洋横断の航海に向けて準備の真っ最中。
船内には海底展望室だけでなく、洗練された優雅な雰囲気の中で食事が楽しめる「
S.S.コロンビア・ダイニングルーム
」や、アメリカンスピリットあふれるラウンジ「
テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ
」があり、アメリカンウォーターフロントの景色を眺めながらデッキを散策することもできる。
海底展望室に入ると、大きなガラス窓。
船内にいながら、海底のすばらしい景色を見ることができる。
このガラス窓の左手にあるコントロールパネルが、海の生き物たちとの会話を可能にした水中マイク”ハイドロフォン”。
このハイドロフォンを使えば、海の生き物たちとおしゃべりすることができる。
この世紀の大発明をしたのが、”エンディコット海洋学研究所”の優秀な研究員たちである。
ちなみに、S.S.コロンビア号を所有し、運航を行っている会社、U.Sスチームシップカンパニーのオーナーは「
コーネリアス
・エンディコット三世」である。
ここでは、人間について興味を持つ息子の
スクワート
のために、
クラッシュ
が海底展望室までやってくる。
人間のことについて知識を得て、
スクワート
の質問に答えてあげようとしている。
そんな
クラッシュ
のためにも、勇気を出して”ヒレ”を高くあげて
クラッシュ
と話してみよう。
タワー・オブ・テラー
2006/9/4~
フリーフォールタイプのホラーアトラクション
TDS
アメリカンウォーターフロント
①ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートと、ディズニーランド・パリにあるアトラクション「トワイライトゾーン・タワー・オブ・デラー」と類似したアトラクション。
②演出は東京ディズニーシー完全オリジナルストーリー。
③他のパークは、米国テレビドラマ「トワイライトゾーン」をモチーフにした演出になっている。
④東京で他パークと同じコンセプトで建設出来なかったのは、他のパークが全てハリウッドをテーマとしたパーク及びテーマゾーンにある事と、建物が「ハリウッド・タワー・ホテル」という設定である事から、ニューヨークを再現したアメリカンウォーターフロントでは地理的設定に矛盾が生じてしまうという問題があったため。
⑤東京オリジナルのバックグランドストーリーを制作し、建物の外観・内装・演出も他のパークと異なっており、総工費は210億円。
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⑦落下時に強い浮遊感を味わえるので、東京リゾート内でもスリルは格段に高い。
⑧開業当初から「ディズニー史上最恐」というキャッチコピーが多用されていた。
⑨乗り場は1階と2階に分かれており、1階のライドにゲストが乗り降りしている間に2階のライドが稼働し、回転率を上げている。
⑩閑散期は3つのツアー中2つを稼働させ、1つのエレベーターはメンテナンスを行うため、他のアトラクションと違って、メンテナンスのため終日運休となる事例が少ない。
⑪エレベーターの動きはプログラミングによって変更可能なため、開業してしばらくは落下パターンや回数に違いは無かったが、2012年1月から3月の期間限定で新たなプログラムを導入したイベントが開催された。
⑫建物の高さは59mで、プロメテウス火山とシンデレラ城が51mであり、両パーク合わせて最も高い建物である。
⑬60mにしない理由は、航空法により60m以上の建物を建設する際、航空障害灯の設置を義務付けられているため、パーク内の建物として景観を損ねないようにするためであった。
⑭エレベーターは建物の最上部から落下するわけではなく、実際の最高到達点は建物の高さに比べて、かなり低い38mである。(建物の中程にあるアーチ状のひさし部分が最高到達点)
⑮建物は14階建てという設定で、12階までが客室で、13・14階はハイタワー三世の部屋となっている。
⑯アトラクション体験中の写真やグッズを買えるショップ「 タワー・オブ・テラー・メモラビリア 」はもともと室内プールであったため(設定)、壁には「女性がいる時はしぶきを立てるな!」や「入水に適した格好を!」という看板があったり、床もプールだった場所を板で閉じたようになっている。
⑰屋外から眺めると、エレベーターが最高点に到達すると、窓からエレベーターに向かって光が稲妻のように伸びていく演出があるが、日没前と日没後で演出が微妙に異なる。
⑱ロビー天井には、ハイタワー三世が世界各国を旅した絵画が飾られており、中には「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」の神殿や「レイジングスピリッツ」の遺跡を訪れた時の絵もある。
⑲スタンバイの待ち時間表示には、、ホーンテッドマンションと同じく「13分」がある。
⑳ホテルハイタワーの2階にはファラオ探険家クラブというクラブがある。
㉑「 ブロードウェイ ・ミュージックシアター」の隣には、バックグラウンドストーリーの登場人物であるマンフレッド・ストラングが務める新聞社「ニューヨーク・グローブ通信」の建物がある。
㉒香港ディズニーランドにあるアトラクション「ミスティック・マナー」には、ハイタワー三世とシリキ・ウトゥンドゥが描かれた絵があり、これは1899年にS.E.A.と呼ばれる組織の会合が開かれた際のものである。
㉓ハイタワー三世はS.E.A.の1890年代以後のメンバー。
㉔TOKYO FMで、2006年7月から9月まで「タワー・オブ・テラー」のラジオストーリー全13話が放送されていた。
㉕講談社の漫画雑誌『モーニング』2006年8月31日発売号においてバックグラウンドストーリーを基にした漫画版が読み切りで掲載された。
㉖2006年7月28日に首都圏で、4ページの「タワー・オブ・テラー」に関する号外(広報ペーパー)が配布され、2006年9月2,3日にも渋谷、新宿にて「号外」が配布された。
㉗建物正面から見たアーチ状の4つの窓の部分の右から2番目のアーチの頂点部分に「ハイタワー三世」の顔の浮彫の石板が設置されている。
バックグラウンドストーリー
1892年に開業し、1899年に閉鎖されるまでの8年間、栄華を極めたこのホテルは、大富豪で探険家、そして世界の文化的遺産の熱狂的な収集家でもあったオーナー、ハリソン・ハイタワー三世の、富と権力を象徴する存在だった。
1899年、彼はコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から、呪いの偶像とされる「シリキ・ウトゥンドゥ」を手に入れる。
そのシリキ・ウトゥンドゥのお披露目パーティーが1899年12月31日に開かれた。
場所はハイタワー三世が建設し、オーナーとなっていた「ホテルハイタワー」。
会見の際、記者の一人からシリキ・ウトゥンドゥが呪いの偶像であることを指摘されると、「はっ、呪いの偶像だと?バカバカしい!」と嘲笑った。
パーティー終盤、ハイタワー三世はホテルの最上階にある自室にシリキ・ウトゥンドゥを飾るため、エレベーターに乗り込み、シリキ・ウトゥンドゥに葉巻を押し付けた。
しかし、深夜0時ちょうどにホテルに停電が発生。
その時緑色の光がエレベーターを包み込み、同時にハイタワー三世の悲鳴が響き渡った。
制御不能となったエレベーターは1階まで落下し大破。
ところが奇妙なことに、落下したエレベーターの中からハイタワー三世は姿を消していた。
トルコ風帽子とシリキ・ウトゥンドゥだけを残して…。
この事件以来、ホテルハイタワーはニューヨーク市民から「恐怖のホテル(タワー・オブ・テラー)」と呼ばれるようになった。
時は経ち、1912年。
1899年の事件以来長らくホテルは閉鎖されてきたが、ニューヨーク市保存協会は「建築物の歴史的価値が高い」という理由で改修工事を行った。
修復が行われた背景として、エンディコット三世の娘の存在がある。
ニューヨーク市保存協会の会長はハイタワー三世と長年の確執があるエンディコット三世の娘、ベアトリス・ローズ・エンディコットであるが、そのベアトリスはハイタワー三世に並々ならぬ尊敬の念をもっていた。
ハイタワー三世と確執があったエンディコット三世は当然ホテルハイタワーを取り壊し、その跡地に自分のホテルを建設する予定であったが、娘のベアトリスにそれを反対されてしまった。
ニューヨーク市保存協会は設立の目的を「ニューヨークの歴史ある建造物を保護すること」としているが、実際にはホテルハイタワーの修復・保護だけの目的で設立されたという噂が立っている。
ホテルがニューヨーク市保存協会により修復された後、同協会主催のツアーが開催される。
見学ツアー中には業務用エレベーターに乗って、最上階にあるハイタワー三世の部屋と、ニューヨークの街を一望できる素晴らしい景色を楽しめる。
芸術的にも建築的にも価値の高いホテルハイタワー。
ぜひ私たちの手で後世に残しましょう。
ビッグシティ・ヴィークル
2001/9/4~
アメリカンウォーターフロントの各所にある停留所を結ぶ自動車
TDS
アメリカンウォーターフロント
①ライドは20世紀初頭当時の自動車の形をしたものが多い。
②様々な形の自動車が存在する。
③タウンカー(ハートレイ・ウルフ社製)
20世紀初頭に登場したアメリカ風のゴージャスなツーリングカーがモデル。
車体には「NEW CENTURY AUTOMOBILE EXCURSIONS(新世紀自動車遊覧旅行)」と書かれたステッカーが貼られている。
④タウンカー(ランブルスコ社製)
ハートレイ・ウルフのものと比べて、車体が流線を描いており、クラクションの音が微妙に異なる。
⑤ポリスワゴン
逮捕や囚人の護送用として使われた警察のワゴン車をイメージして作り、座席の周りには鉄格子がはめられている。
側面には「POLICE DEPARTMENT」と書かれており、車内には「BAIL BONDS」と書かれた保釈金保証会社のポスターが貼られている。
「ポリスワゴン」という名前は通称であって、正式には「マーティー・
ブルドッグ
」という。
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モチーフは20世紀当時アメリカで走っていた「ジットニーヴィークル」という区間バス。
フロントのグリルには「HUMBERT」と書かれているが、これはバスを保有しているツアー会社(架空)の名前。
ニューヨークツアーの観光用バスのため、車体にはニューヨークの観光名所が描かれている。
⑦デリバリートラック
ステークベッドトラックという、積み荷を木で安定させる構造になっているトラックがモチーフで、そのため座席は、積み荷を乗せるための大きな荷台をイメージして作られている。
このトラックを所有しているのはコモドール・アイス・カンパニー社という架空の製氷会社。
氷を運ぶのがメインだったので車体には「100% PURE HARLEM RIVER WATER(100%純粋な実在の水)」と書かれたステッカーも貼られている。
トラックの正式な名前は「クラカウアー」。
⑧クルートランスポート
従業員を輸送するための車がモチーフで、車体の側面には「CREW TRANSPORT」と書かれており、その横に小さな箱が設置されている。
当時の車はまだ故障が多く、ほとんどの故障は自分で直さなければいけないため、その修理道具を入れておいた箱である。
⑨ファイアーエンジン
当時の消防車を再現した車。
後部にベルがあったり、側面には緊急時のオノがあったり、数々の消化道具が装備されている。
もともと東京ディズニーランドで運行されてきたが、その後このアトラクションに移動し、2008年4月に廃車となっている。
⑩ライトニングボルト
2006年6月に導入された新型車両で、テスラ社製。
テスラ社は架空のメーカーであるが、ニコラ・テスラ(電気技師、発明家)の名前が採られたものと思われる。
車体の横の四箇所にコイルを模した飾りつけがされているが、電気自動車というわけではなく、設定上、屋根の避雷針から雷の電気を集めて走る電気自動車となっている。
⑪バイオツアラー
2008年4月より、ファイアーエンジンに代わって導入。
車体前方の両脇についている木のチップのようなものが特徴であり、この木のチップからエタノールを精製し、それを燃料に走っている。(設定であり、実際にエタノールエンジンというわけではない。)
③乗り場は4ヶ所で、「 ニューヨーク・デリ 前」、「 マクダックス・デパートメントストア 前」、「ホレイショースクエアのスクリュー前」、「アーンド・ペグズ・ヴィレッジストア前」がある。
④時期や時間帯によって、それぞれの乗り場の行き先が変更することがあある。
⑤オープン以来スポンサーだった日産自動車が「スポンサー代に見合う成果が出ない」との理由にスプラッシュ・マウンテンとともに2006年9月3日をもって撤退した。
⑥ニューヨークエリアとケープコッドエリアを結ぶ片道運行のコースは、ドックサイドステージ前で途中下車する試験運行を行っていた時期もあった。
⑦2012年頃よりケープコッドへのルートは事実上運休していたが、2014年9月より、ガイドマップからケープコッドの停留所がなくなり、事実上の廃止となったいるが、停留所そのものは残っている。
⑧ニューヨーク周遊コースは、ニューヨークエリアを一周して戻ってくる路線なので、移動手段としては利用できない。
バックグラウンドストーリー
20世紀初頭、馬車に代わる新しい動力として脚光を浴びた自動車。
そんな時代のスタイリッシュな自動車に乗り込んで、ニューヨークの町を優雅に観光しよう。
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
2001/9/4~
アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを結ぶ高架鉄道
TDS
アメリカンウォーターフロント
①ノスタルジックな2両編成の赤い車両。
②最高速度15km/hのローラーチェーン駆動。
③車両前面と乗降用の扉には”Electric Railway”の略である「ER」と書かれたロゴがある。
④2両編成の電車が4本用意されており、基本的にはそのうちの1本がアメリカンウォーターフロント駅先の車庫で、予備編成として待機している。
⑤東京ディズニーランドウエスタンリバー鉄道の建設当時の、地方鉄道法が1987年4月1日に撤廃され、替わって施行された鉄道事業法では規制が緩和されたため、東京ディズニーシー建設時には移動手段として利用できる鉄道路線の敷設が可能となった。
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⑦アメリカンウォーターフロント・ステーション2階の駅長室には、当時の写真が飾られている。
⑧アメリカンウォーターフロント・ステーションは、赤レンガのつくりとなっており、20世紀初頭のニューヨークの世界観を醸し出している。
⑨ポートディスカバリー・ステーションは空想未来風の駅舎で、未来の空想都市や、さまざまな形をした陸、海、空の乗り物が描かれた大きな壁画が飾られている。
(その中に隠れミッキーがある。)
⑩列車の発車は車内の運転台ではなく、駅プラットホーム中央の操作盤にある緑の発車ボタンで行われる。
⑪運転台の上の屋根には小さな鐘が設置されており、乗務するキャストが発車時に紐を引いて2回鳴らす。
⑫乗客の乗車は連結面側扉、降車は運転台側扉と開業時から定義されている。
⑬当初より車内に暖房装置は設置されているが、冷房装置は備わっていなかったため、夏場は窓を半分開けて運行していたが、2015年頃に冷房装置が追加設置された。
⑭高架下では、当時の高架鉄道の騒音を再現するために列車通過時の音を意図的に増幅させている。
⑮東京ディズニシーオープン当時からアトラクションスポンサーとなっていたトミーが2006年9月3日をもってスポンサーから撤退したが、2007年4月1日よりタカラトミーとして再度スポンサーについた。
バックグラウンドストーリー
20世紀初頭。
アメリカの大都市では人々を円滑に運搬する方法が模索され、「トロリー」と呼ばれるセミオープン式の小型電車が運行されるようになった。
また、ガソリンで動く自家用車が道を走り始めるにしたがって、交通渋滞が問題になってきた。
そこで、ニューヨークのような都市では高架の線路が建設され、トロリーが街の道路ではなく、その上を走るようになった。
アメリカンウォーターフロント・ステーションからは、喧噪の街並みを抜けると、見えてくるのは初めてなのに懐かしい華やかな港。
時空を超えた未来のマリーナ、ポートディスカバリーへ。
ポートディスカバリー・ステーションからは、時空を超えて20世紀初頭のアメリカンウォーターフロントへ。
ビッグサンダー・マウンテン
1987/7/4~
ローラーコースター
TDL
ウエスタンランド
①ウォルト・ディズニー・イマジニアリングに勤めたトニー・バクスターが、青年時代にクルミの木で作ったおもちゃの迷路がこのアトラクションの原案となった。
②アメリカ合衆国のアリゾナ州セドナにある「サンダーマウンテン」を外観上のモデルにしている。
③総工事費用は当時の価格で約80億円。
④最高速度は40km/hで、4つのパークのバージョンの中で最も遅い。
⑤発進時の推進・加速及び到着時の減速用にリニアモーターが使用されている。
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⑦発車前と乗車終了間際の日本語アナウンスは富田耕生(名探偵コナンの鈴木次郎吉の声優担当など)が担当している。
⑧映画『西部開拓史』を元にしている。
⑨スタンバイ列横にはトラクションエンジンの蒸気トラクターが置いてあり、1898年製の実物である。
⑩世界で数台しか現存していない。
⑪元々このトラクターはディズニーランド(アナハイム)のビッグサンダー・マウンテンに設置される予定だった。
⑫元の持ち主に交渉したが拒否された。
⑬東京ディズニーランドのビッグサンダー・マウンテンがオープンする際に再度交渉したところ、その持ち主の妻が「トラクターより旅行に行きたい」と言った為、その持ち主はトラクターを譲った。
⑭一際高くそびえる岩山の名をメインビュートという。
⑮ビュートとはアメリカ西部でよく見られる地形の名である。
⑯メインビュートに入った後の巻上げの途中にキラキラ光るものがあるが、これは金の鉱脈を表現している。
バックグラウンドストーリー
舞台はカリフォルニア州。
1848年ごろのゴールドラッシュのあおりで、一攫千金を夢見た男たちが金を掘っていた。
農夫はもちろん、医者や伝道者までもが土地を捨て、家族や恋人を放って、西部に殺到した。
そうして集まった人々はその年にちなんで「フォーティナイナーズ」と呼んだ。
しかし現実は甘くなく、本当に金塊を手にした人はまれで、ほとんどは次から次へと山を転々とした。
そして最後にたどり着いた山が「ビックサンダー・マウンテン」。
「ここがだめだったら、もう行く所がない。」そんな思いで彼らは必死に金塊を探した。
ここに住む先住民たちは、「ビッグサンダー・マウンテンは精霊や神々が住む山であり、昔から超自然的な力が存在するため、うかつに掘り続ければ災いが起こる」とたびたび警告をしていた。
しかし彼らは警告を無視して掘り続け、ついには鉱山会社「ビッグサンダー・マイニングカンパニー」を設立。
さらに企業的な採掘を始める。
ところが、ある日恐ろしいことが本当に起こった。
全ての機械が突然止まり、奇妙な音が聞こえ、誰も乗っていない鉱山列車が暴走していた。
驚いた彼らは命からがら山を逃げ出した。
それ以来ビッグサンダー・マウンテンは、勇敢な開拓者ではないと入るのが難しいくらい危険な鉱山となっている。
ゲストたちは、ビッグサンダー・マイニングカンパニーの事務所からそんな暴走無人列車に乗り込むこととなる。
ウエスタンランド・シューティングギャラリー
1983/4/15~
的に向かって銃撃する射撃タイプ
TDL
ウエスタンランド
①的にセンサー、銃に赤外線発信装置が取り付けられており、銃から発信された赤外線を的のセンサーが感知して命中判定を行う。
②10発全て命中もしくはスコアカードに「ラッキー」という文字があった場合は景品として非売品のオリジナルスーベニアメダルが配付されていた。
③2005年9月16日からは、保安官バッジに変更された。
④10発命中させると銀色のバッジ、「ラッキー」の文字なら金色のバッジの景品がもらえる。
⑤保安官バッジは基本的に
グーフィー
の絵が描かれているが、時期によっては期間限定デザインの保安官バッジになる。
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⑦店内正面に向かって左側に当時の絵が飾ってある。
⑧店の右側が銀行、左側が牢屋だった。
⑨銀行の創業は1881年。
⑩建物に入って一番右側の壁には女性の絵が貼られており、「BUFFALO BILL WIRD WEST」と書かれているが、これは実在した「バッファロー・ビル(本名:ウィリアム・フレデリック・コディー)」西部開拓時代のガンマンの名前。
⑪居眠りしている保安官を撃つと起きたり、棚にある瓶を撃つと揺れたり、何らかのリアクションを見せる。
バックグラウンドストーリー
西部開拓時代。
今や客も少なくなってすっかり廃れてしまった『シュートアルトサルーン』(酒場)。
リクライニングチェアーで居眠りしているのはお年寄り保安官のシェリフ。
ある日、店の隣にあった銀行が強盗団に襲われてしまい、カウボーイたちが苦労して貯めたお金をごっそり持っていかれてしまった。
店の壁や棚のあちこちにある弾痕は強盗団に襲撃された時の流れ弾である。
ここのところ、この店に来る客は保安官に銃を向けたり、店内のものを当てたりする方ばかり。
これ以上店を荒らすことはやめていただきたい。
カントリーベア・シアター
1983/4/15~
18頭の熊達がカントリー・ミュージックの演奏会を披露
TDL
ウエスタンランド
①開園時のアトラクション名は「カントリーベア・ジャンボリー」だった。
②通常時「カントリーベア・ジャンボリー」、夏期「バケーション・ジャンボリー」、冬期「ジングルベル・ジャンボリー」の3バージョンある。
③2002年に、このアトラクションが元になった映画『カントリーベアーズ』が公開された。
④劇場正面入り口には屋根の下に「蜂の巣」があり、蜂の羽の音も聞こえる。
⑤ロビー手前の時計は「クマ時計」になっていて、15分に一度真ん中の扉からクマが出てくる。
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⑦ロビーの壁に木でできた「ゴールデンディスク」が飾られており、これは、彼らが出したレコードが100万枚を突破した記念に授与されたもの。
⑧ロビーは「隠れミッキー」の宝庫。
⑨ロビーに飾られているオブジェのどんぐりのかさのひとつがミッキーの形をしていたりなど、難易度の高いものばかり。
⑩ロビー奥にあるガラスケースには楽団創設者の「ヘンリー・エドワード・1世」の姿も。
⑪劇場に入ってステージの一番上にある肖像画が「ヘンリー・エドワード・1世」。
⑫ショーが終わると、楽団出演者の楽屋を通って出口へ向かうようになっている。
⑬楽屋のドアは、出演者それぞれの形に合うようになっている。
⑭ショーで毎回ブランコで天井から登場するテディは、楽屋も天井。
バックグラウンドストーリー
1898年に完成したグリズリーホールでは、カントリーミュージック楽団「カントリベア・バンド」が素敵な音楽を披露。
楽団は、仕切り役ヘンリーの祖父ヘンリー・エドワード1世が設立。
ヘンリーは3代目の団長。
セクシーなラブソングを歌うテディとヘンリーは恋仲だとか。
蒸気船マークトウェイン号
1983/4/15~
アメリカ河を周遊する蒸気船
TDL
ウエスタンランド
①本物の蒸気船で環状のアメリカ河を周遊する点については、世界の全てのパークのアトラクションに共通するが、蒸気船の形状、サイズ、デザイン、名称などはパークによって若干異なる。
②名称もマークトウェイン号ではないものもある。
③1850年代の外輪船を8分の5程度にスケールダウンしたもの。
④船が大型であるため、船舶法に基づく船舶として「マークトウェイン号」の名称で船籍登録されている。
⑤母港は浦安港。
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⑦国土交通省関東運輸局から「人の運送をする不定期航路事業」として認可を受けており、マークトウェイン号は法的に「旅客船」である。
⑧マークトウェイン号には救命ボートと救命胴衣が用意されておらず、緊急時にはアトラクション「トムソーヤ島いかだ」のいかだが救援を行う事になっている。
⑨開園以来「日本水産」がスポンサーだったが、2006年9月に提供を終了し、2019年7月1日から新菱冷熱工業がスポンサーとなった。
⑩小説「トムソーヤの冒険」の作者のペンネーム、マークトウェインの名がつけられた。
⑪船内は4階までの4層構造で、4層目は操舵室のみ。
⑫ゲストは3層目まで立ち入りができる。
⑬デッキ名称は1層目「メインデッキ」、2層目「プロムナードデッキ」、3層目「テキサスデッキ」である。
⑭ボイラーの免許を持ったキャストがウエスタンリバー鉄道と掛け持ちでボイラールームを担当している。
バックグラウンドストーリー
船長ランドル・ノックス、一等航海士ジェイコブ・プラッグスのガイドにより、19世紀アメリカの西部開拓時代の風景をアメリカ河を航行しながら巡る。
ビックサンダー鉱山から金が出たことで、移り住んできた人々。
アメリカ西部の乾燥した気候により火災を引き起こした掘立小屋。
西部開拓地の北部に生息する野生動物。
船のことを警戒しているネイティブアメリカンの人々の部落。
約12分かけて巨大な蒸気船でのどかな船旅を。
トムソーヤ島いかだ
1983/4/15~
いかだ型動力船による渡し船
TDL
ウエスタンランド
①船舶を使用するため国土交通省関東運輸局から「セトラーズ・トムズ航路」 (25m・50m) として、いかだ4隻による「人の運送をする不定期航路事業」認可を取得している。
②アメリカ河に於いて蒸気船マークトウェイン号や
ビーバー
ブラザーズのカヌー探検などに緊急事態が発生したときは、この筏がすべての救援活動を行う事になっている。
③ウォルトが設計から携わった唯一のアトラクション。
④小説『トム・ソーヤの冒険』の登場人物名が船名として付けられており、「トム・ソーヤー」「ハック・フィン」「ベッキー・サッチャー」「インジャン・ジョー」の4隻。
⑤島には実際に「トム・ソーヤの冒険」で出てくるシーンや施設がある。
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⑦彼に向って大きく手を叩くと、驚き反応する。
⑧島の奥に、鷹のいる大きな岩山の名前は「ウォーターフォールホークロック」。
バックグラウンドストーリー
アメリカ河のなかにある、冒険が大好きな少年トムソーヤ島へ、丸太のいかだに乗って出発!
殺人犯インジャンジョーの潜んでいた洞窟、ハックルベリー沼、トムソーヤのツリーハウスなど、誰もが一度は夢見た冒険が待っている。