スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
2013/5/7~
映画『スター・ウォーズ』を題材とした3D映像によるフライトシミュレータ
TDL
トゥモローランド
①時系列は、前作『スター・ツアーズ』よりかなり過去の時代。
②映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間。
③複数のシナリオがランダムに選択されるシステムを導入しており、96通りの組み合わせでストーリーが展開される。
④2005年4月、「スター・ウォーズ セレブレーション 3」(ルーカスフィルム主催のファンイベント)において、今後のスター・ウォーズの企画について質問されたジョージ・ルーカスが、「まず、スター・ツアーズをリニューアルするつもりだ」と答えている。
⑤総投資額は、約70億円。
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⑦これに伴い、かつてスポンサーだった名残であるパラボラアンテナのPanasonicの文字が塗りつぶされた。
⑧ゲストが乗るスタースピーダーは「1401便」であり、「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング」の会社の住所の番地が「1401」であることが由来。
⑨出発する前のC3POのセリフでダース・ベイダーが登場するかどうかがわかる。
⑩乗り場に向かう途中、多くのドロイドが置かれている中の一番奥にある壊れかけた一体のドロイドは、2013年5月にリニューアルする前のスター・ツアーズでナビゲーターを務めたキャプテンレックスである。
⑪キャプテンレックスがいる場所の手前に、荷物を持ってヒッチハイクをする仕草のドロイドが3体いるが、彼らは「ホーンテッドマンション」終盤に登場する「ヒッチハイク ゴースト 」のパロディである。
⑫ファストパスを回収する場所の上部にプレートで案内表示があるが、ここに書かれている文字は、映画「スター・ウォーズ」の中にも登場する言葉で「銀河標準語(オーラベッシュ)」という言語。
⑬プレートのオーラベッシュ語を解読すると、左側上から
「SHUTTLE(SERVICES)」=連絡シャトル
「DUTY FREE(STORE)」=免税店
「NEBULA(TRILLION MILER CLUB)」=星雲(トリリオンマイラークラブ)
右側上から
「TICKETING」=チケット
「SECURITY」=セキュリティ
「DROID CUSTOMS」=ドロイド税関
「STAR TOURS(GATES1 THROUGH6)」=スターツアーズ乗船ゲート
となる。
⑭プレートの矢印の下に、フラッシュで撮影しないと見えない小さな文字がかかれており、映画「スター・ウォーズ」シリーズの過去の公開年が隠れている。
⑮R2D2とC3POが話をしている部屋の大きなスクリーンに時々流れる「スペースポートのライブ映像」の画面右下にオーラベッシュ語があり、変換すると「THX-1138」となる。
⑯「THX-1138」とは、「スター・ウォーズ」シリーズ監督のジョージ・ルーカスが原作・脚本・監督を1人で担当したデビュー作のSF映画。
バックグラウンドストーリー
スター・ツアーズ社に最新型のスペースライナー「スタースピーダー1000」が新たに導入された。
「スタースピーダー・1401便」は、整備不良があった為、システムアナリストの
C-3PO
は1401便に乗り込み、機体の点検を行っていたが、突然発進許可が出てしまい、オートパイロットに従ってそのまま発進してしまう。
ストームライダー
2001/9/4~2016/5/16
画面の映像に合わせてライドが動くフライトシミュレーター
TDS
ポートディスカバリー
①東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」と同じようなシステム。
②「スター・ツアーズ」は、コンピュータグラフィックスと模型を使った映像であったが、「ストームライダー」はほぼ全てCG(一部実写)で作られている。
③フライトシミュレーターの技術が進歩したことにより、前「スター・ツアーズ」より、「ストームライダー」の方が映像と動きが精密にシンクロしており、臨場感が上がっている。
(2013年「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」にリニューアルされて改善された。)
④「スター・ツアーズ」では映像は前画面のみだが、「ストームライダー」では前画面に加えて、左右の小窓にも前画面と連動した映像が映し出される。
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⑤映像だけでなく、水やスモークなどの特殊効果、機内にあるパイプや機器が壊れる様子などが映像とシンクロしており、より臨場感ある体験ができる。
⑥東京ディズニーシー開業当時はファストパス対象アトラクションではなかったが、2002年3月21日にファストパス対象となった。
⑦ライドに乗る前に、建物中央にある「ミッションコントロールルーム」という部屋でプレショーが行われる。
⑧コトロールルーム内中央のステージに立つキャストは、レーダースクリーンとストームチューブを繋ぐステージを行き来するため、東京ディズニーリゾートのアトラクションでは初めてのヘッドセット式のワイヤレスマイクを採用。
⑨ライドに乗って離陸してから間もなくすると、上空を飛んでいる大きな飛行艇があり、その船体には「TDS01」と書かれており、東京ディズニーシーがグランドオープンした「2001年」を表している。
⑩飛行艇の真下ギリギリを通過する時、船体下に国際信号旗(船舶間の通信に使われる、世界共通の旗印)が付いており、その国際信号旗を合わせると「T」「D」「S」の文字になる。
⑪新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」を導入することに伴い、2016年5月16日にクローズ。
⑫「ストームライダー」クローズを受けて行われたグッズには「StormRider Forever!」とキャッチコピーが記されて販売された。
⑬クローズ後、東京ディズニーリゾート35周年仕様のストームライダーのトミカが販売された。
バックグラウンドストーリー
接近中の巨大なストームを消し去る為、気象コントロールセンターは、対ストーム用の航空機、ストームライダー1号・2号を投入。
開発したストームディフューザー(ミサイルのようなストームを消滅させる装置)を使ったミッションへ向かう。
安全性の高い簡単なミッションだと思われていたが、落雷を受け1号機が離脱。
ミッションは中止の連絡が入る。
2号機のパイロットであるキャプテン・デイビスは独断でミッションの続行を決意。
見事にストームを消滅させたのも束の間、暴風雨に見舞われ、終盤には爆破の影響でエンジンが完全にかからなくなり垂直落下、海へと墜落する。
ストームライダーは無事生還できるのか…。
スター・ツアーズ
1989/7/12~2012/4/2
映画『スター・ウォーズ』を題材としたフライトシミュレータ
TDL
トゥモローランド
①映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の旧3部作がベースとなっている。
②映画に登場した惑星や機体が多数登場する。
③乗待機中にアトラクション内で流されている映像の一部には映画から流用されたものもある。
④アトラクション本編の映像はカットの入らないワンカットの主観映像であるため映画からの流用はない。
⑤全て本アトラクションのための完全な撮り下ろし
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⑦アトラクションオープン当時の宣伝文句は「宇宙解禁」。
⑧オープン当日は映画『スター・ウォーズ』を監督・指揮をしたジョージ・ルーカスも来日した。
⑨以前はパナソニックとスポンサー契約していたが、2009年4月15日より『 モンスターズ・インク “ライド&ゴーシーク!”』の提供を開始した為、スポンサー契約を終了。
⑩建物の屋根には“Panasonic”のロゴが入ったパラボラアンテナが、スポンサーを撤退した後も設置されていた。
⑪スクリーンの映像とライドの挙動は、ゲストの乗り物酔いを防ぐため意図的にタイミングを微妙にずらしてある。
⑫映像中の最後のスタースピーダー3000が急ブレーキをかけるシーンでしゃがみ、後に電話をかける男性はジョージ・ルーカス本人。
⑬プレショーのアナウンスで「駐車中のTHX-1138はすぐに車を移動させなさい」とルーカス作品のパロディを聞くことができる。
バックグラウンドストーリー
時代は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の後。
星間旅行会社「スター・ツアーズ社」は「エキゾチックなエンドアの聖なる月へのツアー」を企画した。
パイロットRX-24(通称キャプテン・レックス)、ナビゲーター
R2-D2
のスタースピーダー3000は搭乗ゲストのシートベルト装着確認が済むと、いよいよエンドアへ向けて出発。
しかし、スタースピーダー3000は間違ったレーンへと進み、ドアを突き破り、目的地惑星エンドアを通り過ぎ、彗星内部へ突入したりとトラブル続き。
ついには戦闘宙域に迷い込み、帝国のスター・デストロイヤーのトラクター・ビームに拿捕されてしまう。
スタースピーダー3000は無事宇宙港へ帰ってくることができるのか…。
①円筒形の建物に4つの舞台が設置。
②場面転換にはそれぞれの舞台の正面に観客席が回転する仕組みになっていた。
③マジック・キングダムにあるアトラクション「カルーセル・オブ・プログレス」のアメリカの歴史を紹介する演目を、日本の歴史に変更したもの。
④松下幸之助が、ぜひ松下電器の提供で、日本の歴史を紹介するようなアトラクションを建設したい、との意向から、このアトラクションを建設させた経緯がある。
⑤本来はフロリダ・ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコットの「ワールド・ショーケース」にある日本館に設置するために開発されていたものであった。
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⑦海外との交わりについて取り扱われているものが多かったが、第二次世界大戦についての説明の省略など、大元のアメリカに配慮した箇所がある。
⑧年齢・没年などから、坂本龍馬・福澤諭吉・伊藤博文の実際にはあり得ない三者鼎談の場面は有名であった。
⑨テーマ曲「We Meet the World with Love」などの音楽の作曲はシャーマン兄弟(「小さな世界」の作詞作曲家)が担当した。
⑩開園から一時期、松下電器産業(現:Panasonic)がスポンサーとしてついていた。
⑪創業者松下幸之助が、ウォルト・ディズニーの思想やディズニーランドの経営に強い興味を持っていたため。
⑫アトラクション出口付近に「未来の日本」として、発展した日本の生活がバーチャルハウスのような形式で展示されていたり、本アトラクションが無料(パスポート・アトラクション券が不要)だったのも、松下幸之助の強い意向であった。
⑬松下電器はその後「スター・ツアーズ」のスポンサーとなり、本アトラクションのスポンサーを降板。
⑭「日本の未来」の展示も撤去された。
⑮最終回はゲストの要望で、異例の2回連続での上映となった。
⑯クローズ後跡地は抽選会場として使われたが、2007年頃に解体された。
⑰現在跡地は「 モンスターズ・インク “ライド&ゴーシーク!”」。
バックグラウンドストーリー
浜辺で日本の地形の成り立ちについて妹に説明する兄。
妹は兄を物知りであると感心する。
妹は「大昔の人々はどのようにして生活をしていたのか」と素朴な疑問を兄に投げかける。
突然の質問に兄が答えに窮していると、そこに鶴が現れて…。