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「モンスターズ・インク」を含む ディズニーアニメ映画 一覧

マイ・エレメント

マイ・エレメント

2023/5/27 公開

ピクサー

①ピクサーが製作する27作目の長編映画。

②本作は、1970年代のニューヨークで移民の息子として育ったソーン監督の少年時代からシンスピレーションを得ており、街の文化や多様性を強調する一方、『招かれざる客』(1967年)、『月の輝く夜に』(1987年)、『アメリ』(2001年)といったロマンティック・コメディからもインスピレーションを得ている。

③長編映画『アーロと少年』の監督を務めたソーン監督が、ピクサーにコンセプトを売り込み、火と水の繋がりという発想に基づいて本作を企画。

④本作の7年間の製作期間は、2015年に公開された『アーロと少年』の公開後の家族との関係と密接に結びついていると語った。

⑤ソーン監督が最初にストーリーを提案し、製作を始めた時、彼は「火とは何か」と自問し、「人は、短期と捉えることができ、情熱と見ることができる。現実的に、火は燃え、火花を散らす。私たちがすでに火として認識しているものには、こうしたあらゆる要素があり、それがエンバーの個性を形成し始めた。ウェイドも同じ。水が透明とはどういうことか。彼は自分の感情を袖にして、流れに身を任せる。おかげで、すでに正反対だった個性が形成され、それらが重なり合うベン図を見つけなければならなかった。それが希望に満ちたマジックなんだ。私は、人々が関係を形成する可能性のある火花、化学反応を理解してくれることを願っている」と語った。

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⑥2022年5月16日、ピクサーは『Elemental』というタイトルで、火、水、土、風の四元素を中心テーマとし、ソーンとデニス・リームによる新作を、コンセプトアートとともに発表。

⑦2022年9月9日、D23 Expoで、本作のファーストルックを発表した。

⑧本作の製作は、最終フレームが承認された後の2023年3月24日に完了し、スタジオと製作者の自宅の両方で7年間を費やした。

⑨ストーリー・アーティストのジェイソン・カッツによれば、チームは自宅からリモートで作業しながらストーリーを完成させたという。

⑩ソーン監督は完成時には目に涙を浮かべていたという。

⑪火のエレメントの言語については、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『DUNE/デューン砂の惑星』(2021年)の言語を構築してきたディヴィッド・J・ピーターソンが、エンバー家族の一員である火の音をベースに「ファーリッシュ」を共同制作した。

⑫2023年5月30日、MotoGPドライバーのフランチェスコ・バニャイアが、彼のニックネームにちなんでペッコというキャラクターの声を担当することが発表された。ピクサー作品でモータースポーツ関係者がキャラクターの声を担当するのは5作目となった。

⑬スタジオのセットデザイナーたちは、ヴェネツィアやアムステルダムといった都市にシンスピレーションを求め、水路や都市を囲む建物には、計り知れないほどのディテールと工夫が凝らされている。

⑭新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため、製作チームはリサーチのためにこれらの都市に行くことができず、エレメント・シティのインスピレーションを得るためにYouTubeでポイント・オブ・ビューの都市ツアーを何時間もかけて見た。

⑮現実世界の都市をエイリアンのように感じさせないために、プロダクション・デザイナーのドン・シャンクと彼のチームは、元素の進化と彼らの文明についてブレインストーミングを行った。

⑯本作では、ピクサー・キャンパス内の3つ大部屋で15万1000コア以上が使用され、過去のピクサーの長編作品と比較すると膨大なコンピューティング・パワーとなった。過去の作品では『トイ・ストーリー』(1995年)は294コア、『モンスターズ・インク』(2001年)は672コア、『ファインディング・ニモ』(2003年)は923コアが使用された。
ソウルフル・ワールド

ソウルフル・ワールド

2020/12/25 公開

ピクサー

①キャッチコピーは『もしも「どんな自分になるか」を決める場所があったとしたら・・・?』『ソウルの世界へ、ようこそ!そこは「どんな自分になるのか」を決める場所・・・の、はずだった—』

②ピクサーの長編映画としては23作目。

③本作は、第73回カンヌ国際映画祭の公式セレクションとして他55作品と共に公式選出されたため、予告編の冒頭ではカンヌ国際映画祭のロゴが表示されている。

④「ピクサーの幸運のお守り」と称され、長編作品全てに出演していたジョン・ラッツェンバーガーは本作で初めて声の出演をしていない。

⑤「(ラッツェンバーガーをアニメーション化して)背景キャラクターとしてセリフなしで登場させた」と共同作家のケンプ・パワーズが明かしている。

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⑥アメリカ合衆国での当初の公開日は2020年6月19日と発表されていたが、新型コロナウイスル流行の影響を受け同年11月20日に延期された。

⑦日本においても当初の公開日は2020年夏と発表されていたが、アメリカ合衆国の公開延期にともない、日本での公開も同年12月11日に後ろ倒しとなった。

⑧2020年10月8日、ウォルト・ディズニー・カンパニーはアメリカ合衆国での劇場公開を断念し、同年12月25日に同社傘下のDisney+での公開に切り替えると発表。

⑨本作と同様の理由でDisney+での配信に切り替えた実写リメイク作品『ムーラン』は、Disney+の月額利用料金とは別にプレミアアクセス追加料金を支払った上で作品を視聴する形態であったが、本作品については追加料金を支払わずに視聴できる形態となる。

⑩監督ピート・ドクターによると、特定の楽器を担当するアニメーターは、その楽器を演奏した経験があったり、その楽器の良さを知っていたりすることが多い。

⑪ジョーの家族が経営する仕立て屋は、カリフォルニア州バークレーに実在する「Advanced European Tailoring」という店をベースにしており、ピクサーのアニメーターたちは、何時間もかけてこの店に通い、店の外観から従業員の動きまで、メモやイラストで表現した。

⑫共同作家のケンプ・パワーズによると、作中の最後のセリフは「わからないけど、一瞬一瞬を楽しむよ。」となる予定だったが、アニメーターが「人生は辛い瞬間で溢れており、その中を生き抜いていかなければならない」ということを指摘したため、「わかないけど、一瞬一瞬を生きるよ。」に変更された。

⑬科学実験の際に、後ろの黒板に書かれている化学式はチョコレートの化学式。

⑭ムーンウィンドがゾーンの世界で乗船している船のイカリはCNDのピースマークであり、ニューヨークにいるムーンウィンド本人もピースマークのピンを上着に付けている。

⑮ジョーがマンホールに落ちるシーンで道に止まっているバンの車体には「Retlaw Enterprises(レトロウ・エンタープライズ)」と書かれており、これは、ウォルト・ディズニーが作ったミニチュア蒸気機関車の会社。

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①ジョーと22番が訪れた何でもある世界にピザプラネットトラックが隠されている。

②何でもある世界に道路標識として「A113」が登場している。

③壁の落書きとして「A113」が描かれているシーンもある。

④夢中になれるものを探しに行った世界にピクサーランプが登場する。

⑤ゾーンの世界でムーンウィンドによって情熱を取り戻した証券会社で働いていた男性の机の上に、ピクサー作品の隠しキャラとしてお馴染みの「中華料理のお持ち帰り用箱」が置かれている。

⑥ジョーと22番がニューヨークに戻った後、入れ替わっている体を元に戻すためにムーンスターに助けを求めた後のシーンで、ジョーがゴミ箱に突っ込んで転んでしまった際に、ジョーが手を突っ込んでしまったのが、「中華料理のお持ち帰り用箱」である。

⑦ジョーとミスターミトンズが乗ろうとしている電車は、『モンスターズ・インク』に出てくる、人間の靴下がモンスターの世界に入り込んでしまったことを示すコードの「2319番」であり、ピーター・ドクターの監督作である。

⑧次回作「ルカ」に登場する「Portorosso」という地名が、旅行代理店の窓にポスターとして貼られている。

⑨『カーズ』でマックイーンとハドソンがレース勝負をしたダートコースにそびえる変わった形の岩か、何でもある世界にもある。

⑩何でもある世界に写るジャンボジェットは、『カーズ2』で登場するジャンボジェット機のエバレット。

⑪『カーズ2』で写るビックベンとエッフェル塔が、何でもある世界にも写る。

⑫『ウォーリー』のアクシオムが何でもある世界に写る。

⑬何でもある世界で空に浮かんでいるのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』のチャールズ・マンツの飛行船「スピリッツ・オブ・アドベンチャー」号。

⑭夢中になれるものを探すことができる世界で、3つの的に向けて弓を放とうとしているシーンは、『メリダと恐ろしの森』でメリダが花婿を決める儀式のシーンにあった、メリダが3つの的の真ん中めがけて弓を射るシーンのパロディ。

⑮『インサイド・ヘッド』でライリーの記憶の中で、記憶から消えつつあるということで解体作業がなされたシンデレラ城が何でもある世界に写る。

⑯『インサイド・ヘッド』のライリーの成長に合わせて、「記憶のゴミ捨て場」に捨てるために使われたブルドーザーが、何でもある世界に写る。

⑰『インサイド・ヘッド』でライリーの幼いころの記憶で両親と遊んだトランポリンが、何でもある世界に写る。

⑱『インサイド・ヘッド』のタイトルでも表示されたシーンで写る、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが、何でもある世界に写る。

⑲ニューヨークに22番と戻ったジョーが地下鉄に乗って移動しているシーンで、地下鉄の車内にたくさんある広告の1つでIT企業の「Brang」は、『インサイド・ヘッド』のライリーの父親が就職した会社。

⑳何でもある世界の空に浮かぶクジラは、『ファインディング・ドリー』の海洋生物研究所の水族館エリアで、天井からつるされているクジラの展示物と同じ。

㉑夢中になれるものを探すことのできる世界で、ソウルが乗って遊んでいるオレンジ色のゴムボートは、『ファインディング・ドリー』で、ドリーが研究所の職員に捕まった際に、職員たちが乗っていたゴムボートと同じ。

㉒何でもある世界にあるメキシコ式ピラミッドは、『リメンバーミー』でミゲルが迷い込んだ死者の国の建物。

㉓ゾーンの世界で入れ墨師のスタジオの壁にかかっているのは『リメンバーミー』で登場する使者たちをイメージしたイラスト。

㉔『インクレディブル・ファミリー』の冒頭でアンダーマイナーによって破壊された街のモノレールが、何でもある世界でも走っている。

㉕22番についたメンターには有名な人物がたくさんおり、コペルニクス、モハメド・アリ、カール・ユング、マリー・アントワネット、ジャンヌ・ダルク、孔子、アルバート・アインシュタイン、アレサ・フランクリン(女性ソウル歌手)、ジャック・カービー(マーベルコミック作画家)、ジョー・ランフト(ピクサーやディズニーで活躍したアニメーション脚本家)など。

トイ・ストーリー4

トイ・ストーリー4

2019/6/20 公開

ピクサー

①キャッチコピー『あなたはまだ―本当の「トイ・ストーリー」を知らない。』

②シリーズ初となるドルビーアトモスに対応した作品。

③ウッディの声を演じるトム・ハンクスは「今作のエンディングは歴史的瞬間でインパクト大、エモーショナルだ。最後はスタッフの方に顔を向けられなかった」とコメントしている。

④ミスター・ポテトヘッド役のドン・リックルズが2017年に亡くなったため、本作では過去3作品やテーマパーク、アイスショー、ゲーム用に収録されたリックルズの未使用の音声で登場。

⑤本作で初めて登場したキャラクターの声はフォーキーを竜星涼、ギャビー・ギャビーを新木優子がそれぞれ演じ、2人の参加はオーディションを経て決まったとのことで、唐沢も20年以上前に自身がウッディ役に選ばれた経緯が実はオーディションである事を後に語っている。

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⑥当初の公開日は2017年6月16日と発表されていたが、2015年にディズニーとピクサーによって1年後の2018年6月15日へ公開を延期する事が発表された。

⑦2016年には、さらに1年後の2019年6月21日へ延期する事が発表され、これにより、当初の計画から2年遅れての公開となった。

⑧日本語吹き替え版において、YouTuberのHIKAKINが声の出演をしているが、役名は発表されていない。

⑨エンドロールの最後に、原語版のミスター・ポテトヘッドの声優ドン・リックルズと、アニメーターのアダム・バークの追悼シーンが存在する。

⑩アンティークショップの番地が1200番になっているのは、ピクサーの本社がある場所がカリフォルニア州エメリービルのPark Avenue 1200番だからだ。

⑪アンティークショップのウィンドウにはEST 1986と表示されているが、これは「ESTABLISHED IN 1986」の略で1986年に設立されたことを意味し、ピクサーが設立された年が1986年だからだ。

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①本作のポスター内の壁に、『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場するチャールズ・F・マンツとその右腕の犬達が描かれた絵画が飾ってある。

②ピクサー長編映画全てに見ることが出来る「A113」は、本作ではキャンピングカーのナンバープレートに書かれている。

③ボニーが幼稚園でフォーキーを工作するシーンで、『モンスターズ・インク』に登場するブーらしき人物が画面右側に写っている。

④『カーズ』や『ウォーリー』などに登場する石油会社「ダイナコ」のガソリンスタンドが登場している。

⑤移動遊園地のトイレは、『カーズ/クロスロード』に出てくるサンダーホロウ・スピードウェイのトイレと同じ。

⑥大抵のピクサー長編映画に登場するピザ・プラネットの配達トラックは、本作ではアクセルの足に入れ墨として登場している。

⑦「スター・アドベンチャー」の景品の1つに、『リメンバー・ミー』に登場するギターがある。

⑧ウッディがボーと再会した直後、ビリー&ゴート&グラフが『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場するグレープソーダの瓶の蓋を咥えている。

⑨ピクサーの短編映画『ティン・トイ』に登場するおもちゃティニーが本作でも登場している。

⑩アンティークショップに映画『ファインディング・ニモ』で歯医者の男が使っていたゴーグルが置いてある。

⑪映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のカールじいさんが使っていた杖も置いてある。

⑫アンティークショップの店の中でウッディが猫と格闘するシーンでは、画面左下に一瞬だけ映画『アーロと少年』のアーロのフィギュアが映る。

⑬アンティークショップに、映画『メリダとおそろしの森』のダンブロッホ王国の紋章の入ったお皿がある。

⑭アンティークショップに、『バグズ・ライフ』に登場したクッキーの箱がある。

⑮ゴミ収集の仕事をする大人としてシドが登場。

⑯トイ・ストーリーのショート・アニメーション「トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド」のキャラクターであるレプティラス・マキシマスが描かれているランチバッグが映る。

リメンバー・ミー

リメンバー・ミー

2017/10/27 公開

ピクサー

①キャッチコピー『それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。』

②本作の舞台となっているメキシコでは公開19日目の11月15日には国内全映画史上1位の記録を上げる。

③同時上映にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の短編アニメーション『アナと雪の女王/家族の思い出』が期間限定で上映されたが、ピクサー映画にディズニーの作品が併映されるのは本作が初。

④作品を作るため、監督や制作チームは約6年間もの間メキシコを行ったり来たりして、現地調査を重ねてきた。

⑤現地ではピクサーが普段は絶対に公開しないシナリオやアイデアを現地の人達と共有して、キャラクターを修正したりしてきた。

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⑥主人公の声優は実は1度変わっており、最初に決まっていた声優は、本作の映像造りに時間がかかってしまった結果、声変わりをしてしまい、役を変えざるを得なかった。

⑦フリーダ・カーロやエル・サント、マリア・フェリックスなど、本作ではメキシコの著名人が多数登場している。

⑧死の国では入国管理局が当時の古いマッキントッシュを使っている。

⑨映画の一番最初に出てくるシンデレラ城が映るシーンでは、メキシコ音楽を演奏する伝統的な小楽団のマリアッチ風にアレンジされている。

⑩本作の中での全ての音楽が、メキシコ人音楽家たちによって、メキシコ産の楽器を使って、メキシコシティでレコーディングされている。

⑪メキシコで最も愛されているガイコツの「カタリーナ」が一瞬だけ壁画として描かれているのが映し出される。

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①ミゲルの自宅の祭壇に、『ファインディング・ニモ』のニモの置物が置いてある。

②ミゲルが窓から外を眺めているシーンでピクサー恒例のピザ・プラネットの配達トラックが窓の外を通過する。

③ミゲルが靴磨きに行く際に通過する建物の柱に、『トイ・ストーリー』のウッディとバズや『モンスターズ・インク』のマイクの人形が掛かっている。

④ミゲルが靴磨きに行く際に通過するアレブリヘ売り場の中に、『ファインディング・ニモ』のニモとドリーのアレブリヘ(木彫りの工芸品)がある。

⑤家族再会の案内所のドアに「A113」という文字が書かれている。

⑥ミゲルがフリーダ・カーロと出会うシーン直前、『ルクソーJr.』のゴムボールが一瞬だけ登場する。

⑦死者の国でのコンサートシーン、壁にピクサー次回作の『インクレディブル・ファミリー』のポスターが貼られているが、キャラクターは本来の人間の姿ではなく骸骨の姿となっている。

⑧コンサートでドラムを披露する骸骨が来ているTシャツは、『トイ・ストーリー』のシドが来ているTシャツと同じもの。

⑨死者の一人の男性の生前写真の背景が、『ファインディング・ニモ』で登場したフィリップ・シャーマン先生の診療所で、その男性の名前は「Juan Ortodoncia」で、この「Ortodoncia」はスペイン語で、これを英語にすると、「Orthedontics」となり、日本語訳すると歯科矯正学となる。

⑩トウモロコシを食べている村の少年が履いている靴がスポーツカーのデザインになっており、「95」と描かれており、『カーズ』に関連している。

モンスターズ・ユニバーシティ

モンスターズ・ユニバーシティ

2013/6/21 公開

ピクサー

①キャッチコピー『モンスターよ、大志を抱け。』

②略称は「MU」。

③怖がらせ学部に入る時、学生が次々と銅像の前足にタッチしているが、これはハーバード大学の有名な伝統で、学生たちは初授業を受ける前に、ジョン・ハーバードの銅像の左足に触れる。

④若いマイクをデザインするにあたり、ピクサーのスタッフは、大人のカエルと子供のカエルの見た目の違いを調査した。

⑤企画段階では、ディーン・ハードスクラブル学長は男性だったが『モンスターズ・インク』で怖がらせ屋の女性モンスターが登場しなかったことから、ハードスクラブル学長は女性に変更された。

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⑥ふわふわした外見のスクイシーは、日本のお餅がモデルで、お昼に寿司を食べていたキャラクターデザイナーが、お餅をテクスチャアーティストの元に持っていって、感触を伝えた。

⑦ドン・カールトンの名刺には、「1200 Dark Avenue」と書かれているが、これはピクサー・アニメーション・スタジオのある「1200 Park Avenue」に似せている。

⑧ランドールが作るカップーケーキの絵柄がアメリカ版の「BE MY PAL(友達になって)」と他国版で違う絵柄になっており、日本版では「笑顔」のイラストになっている。

⑨ワンフレームの描き込みにかかった時間は平均29時間。

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①前作『モンスターズ・インク』に出ていたロズは人間の子供による脅威を排除する保健局CDAの職員、イエティは郵便局職員、ジョージはジョーズ・シータ・カイというグループのメンバーとして、カメオ出演している。

②前作『モンスターズ・インク』でのランドールの名言は「It's the Winds of Change」(聞こえる?風向きの変わる音)だが、今作では、マイクとランドール寮の部屋、ランドールのベッドの側の壁に「Winds of Change」と書かれたポスターが張ってある。

③サリーの初登場ジーンで怖がらせ学部の教室番号が「A113」。

④マイクがサリーの盗んだ豚に乗っているシーンにピザプラネットのトラックが登場。

⑤怖がらせ大会一回戦のルール説明の際にルクソーボールが登場。

メリダとおそろしの森

メリダとおそろしの森

2012/6/22 公開

ピクサー

①キャッチコピー『”森の魔法”にかけられた母を救うため、王女メリダの冒険が始まる。』

②ピクサー映画初のフェアリーテールであり、また初の女性が主人公且つ初のディズニープリンセスがヒロインの作品でもある。

③これまでのピクサー作品よりも暗く大人向けの作品。

④本作のエンディングでは、2011年に死去したスティーブ・ジョブスへの追悼文が登場する。

⑤監督のブレンダ・チャップマンは本作をハンス・クリスチャン・アンデルセンやグリム兄弟のような童話と考えている。

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⑥チャップマンはピクサー初の女性監督となる予定であったが、2010年10月に降板(理由は明かされていない)が発表され、マーク・アンドリュースに監督を交代した。

⑦ドルビーラボラトリーズが2012年4月に新たに発表した「ドルビーアトモス」を初めて導入した作品。

⑧本作のアニメーターたちは、映画のバトルシーンをリアルに描くため個人的に戦闘の殺陣を習わなければならなかった。

⑨本作でマクガフィンがつぶやいていていた意味不明の言葉はスコットランドの”ドリック”という方言。

⑩メリダと熊の身長差があったため、2人を同じショットに収めるために、時に熊を地面にめり込ませていた。

⑪製作初期段階の時、本作は魔女の呪いによって全編を通してダンブロッホが雪に覆われている設定になっていたそうだが、スコットランドの美しい風景を描くためこのアイデアは採用されなかった。

⑫鬼火のサウンドをキュートかつミステリアスに仕上げるために、子供たちの囁き声が録音されていた。

⑬『メリダとおそろしの森』のオリジナルタイトルは『Brave(ブレイブ)』だが、一番初めのタイトルは『The Bear and the Bow(ザ・ベアー・アンド・ボウ)』だった。

⑭本作のために導入された特別なソフトウェアによってメリダの動作と111700本の髪の毛を同時に動かすことが可能になった。

⑮本作が公開された日、ダンブロッホ国のためにディズニーがデザインしたタータン柄がスコットランドのタータン協会に登録された。

⑯『カーズ』製作中に亡くなった、脚本家であり声優のジョー・ランフトの顔が、森の魔女の家にある木箱に彫り込まれており、長年ディズニーに貢献したことをピクサーが敬意を示し登場。

⑰メリダの部屋にあったチェスセットはかなり貴重なもので、12世紀の”ルイス島のチェス駒”というもので、1831年スコットランドで発掘された。

⑱監督であるブレンダ・チャップマンは、自身の娘との関係を、メリダと彼女の母親のエノリアに投影した。

⑲ほとんどのディズニープリンセスがしゃべる英語は、アメリカのアクセントで演出されているが、古代スコットランドが舞台のメリダにおいては、スコットランド訛りの英語をしゃべっている。

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①『トイ・ストーリー』に登場するピザ・プラネットのトラックは、木彫りの置き物になっている。

②『モンスターズ・インク』および、ピクサー次回作『モンスターズ・ユニバーシティ』のサリーが、別の木彫りの置き物の中に絵として刻み込まれている。

③森の魔女の店の扉の上には、赤いローマ数字で「ACXIII」、すなわち「A113」と刻まれている。(アラビア数字以外の表記法でA113が登場したのは本作が初)

ウォーリー

ウォーリー

2008/6/27 公開

ピクサー

①キャッチコピー『それは、700年の孤独が生んだ≪奇跡≫――』『いちばんの願いは、誰かと手をつなぐこと――』

②全編CG映画。

③ウォーリーとモーの英語版の声を担当したベン・バートは、『スター・ウォーズシリーズ』の音響エンジニアを勤めており、R2-D2やチューバッカの声も作成している。

④風の音は、ナイアガラの滝の音から作られた。

⑤『2001年宇宙の旅』からのオマージュが多く、例えば艦長が2本足で立ち上がる際のBGMとしてリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』が鳴り響く。

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⑥作中ではシェルビー・フォースライトや初代艦長など、700年前の映像等に登場する人物がCGではなく実写となっている。

⑦エンドロールにて「ジャスティン・ライト」の追悼シーンが存在する。

⑧ライトは1981年3月8日カリフォルニア州サクラメントの出身で、2008年3月18日にピクサーの本社所在地であるカリフォルニア州エメリービルで27歳という若さで亡くなった。

⑨カーズのジョー・ランフト追悼シーンから3作品連続でスタッフ追悼シーンが存在する。

⑩本作より、最初のオープニングが眠れる森の美女の城verからシンデレラ城verに変更となった。

⑪ウォーリーがiPodを使って動画を再生しているシーンがある。

⑫ウォーリーが停止中のイヴとテレビゲームで遊んでいるシーンがあるが、ここで遊んでいるゲームはポン (PONG) という世界で2番目に作られ、世界で初めてヒットを記録したアーケード(業務用)ゲームとしてよく知られているものである。

⑬PONGは、ピクサー会長のスティーブ・ジョブズゆかりのゲームでもある。

⑭ウォーリーがイヴを回収した宇宙船にしがみついて地球を脱出するシーンで、スペースデブリとなった人工衛星の中にスプートニク1号(世界初の人工衛星)が混じっており、ウォーリーの頭部に最後まで張り付いていた。

⑮月面にはアポロ15、16、17号のいずれかの物と思われる月着陸船下降段と星条旗、月面車が残存している様子が描かれている。

⑯地上にはBNL社のロゴが入ったアポロ宇宙船の司令船が残っている。

⑰エンドロール後のピクサーのロゴタイトルでは、おなじみのルクソーJr.の電球が切れてしまったのをウォーリーが現れて交換してやり、さらにロゴの「R」の字を倒してしまい代わりに自分がRの格好をするというコントが加えられている。

⑱ピクサーのロゴが消えた直後にBNLのロゴが現れるというおまけもある。

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①ピクサー映画に毎回登場する「A113」は、本作ではオートの極秘任務のコードネームとして登場。

②ウォーリーの集めた宝物の中に、『トイ・ストーリー』のレックスと『モンスターズ・インク』のマイク・ワゾウスキーの人形がある。

③廃墟のゴミの山の中に、ピザ・プラネットのトラックがある。

④2006年の映画「カーズ」で登場した「リークレス」という企業が存在する。

⑤世代宇宙船アクシオムでのビルの電光掲示板に『Mr.インクレディブル』の家族が表示されている。

カーズ

カーズ

2006/6/9 公開

ピクサー

①キャッチコピー『今度の≪奇跡≫は、[クルマの世界]に起こります。そこは、地図から消えた町――』

②ピクサー長編アニメーションとしては、最後のVHS版発売作品。

③当初は『Route 66』というタイトルで制作されていたが、1960年代に同名のテレビドラマ『ルート66』があったことから、作品名を『カーズ』に変える。

④日本では公開がスタジオジブリ製作の『ゲド戦記』と重なったこともあり、興行収入は前作『Mr.インクレディブル』の半分程度と厳しい結果となった。

⑤英語版では新旧の名レーサーが吹き替えを担当している。

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⑥2008年度に国内最高峰レースであるSUPER GTのGT300クラスに、自動車チューニングパーツメーカーaprが母体となった「カーズ・レーシング」より、「ライトニング マックィーン apr MR-S」の名前で参戦していた。

⑦レースに勝つ為にGTウイングの装備などオリジナルに似せられなかった部分もあったが、ライトの形状を似たものに変更し、劇中で重要アイテムである「稲妻ステッカー」と赤をベースにしたカーラーリングとし、カーナンバーも「95」を取得するなど似せられるところは徹底していた。

⑧劇中のメインスポンサー「Rust-Eze」のロゴはカーズのエンブレムマークに変更されていたが、これはピクサーよりこのマシンのために特別にデザインされたマークであった。

⑨2009年はピクサーがスポンサーを降り、チームは違うベース車両を基にレースカーを制作したため、カーズレーシングの参戦はこの1年だけで終了した。

⑩マックイーンの名で一般的に思い浮かべられるスティーブ・マックイーン主演の映画『大脱走』(1963年)のパロディシーンがある。

⑪マックィーンが行方不明となったことを報じる番組の中で、人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』のジェイ・レノがパロディ番組の司会「ジェイ・リモ」役として登場し、彼は無類のカーマニアとして全米では知らない人がいないほど有名なキャスター。

⑫ピストンカップというレースタイトル名は、映画制作当時はモデルとなるNASCARのシリーズタイトルがたばこブランドのウィンストンがスポンサーの「ウィンストンカップ」だった事のパロディである。

⑬ピストンカップの優勝決定戦、休業中の看板を出している場所の中に「EMERYVILLE」があったが、ここはピクサースタジオの現住所。

⑭DVD収録の未公開シーン(絵コンテ)や、劇場公開前の予告編で走るマックィーンの車体のゼッケンは「57」だが、これはジョン・ラセター監督の誕生年。

⑮各キャラクター達の瞳の色は英語版の声優達の瞳の色と同じ色になっているが、同じ声優であるはずのレッドとピータービルトの瞳の色が異なる。

⑯エンディングにて、「ラジエーター・スプリングス・ドライブインシアター」で上映された「トイ・カー・ストーリー」「モンスターズ・トラック・インク」「バグズ(ワーゲン)・ライフ」のキャラクター達の声は全てそれぞれの映画本編のオリジナルキャストが担当している。

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①『トイ・ストーリー』のウッディは、カウボーイのミニカー。

②『トイ・ストーリー』のバズは、玩具の宇宙自動車バズ・ライト・カーで、リアには「PIXAR」文字入り。

③『トイ・ストーリー』のハムは、豚の貯金車で、車体はトヨタ・セプターワゴン風。

④『モンスターズ・インク』のサリーは、警備員マルコ風の車体にモンスタートラックのタイヤを装着している。

⑤『モンスターズ・インク』のマイクの車体のベースはイソ・イセッタ。

⑥『モンスターズ・インク』のイエティの車体は除雪車。

⑦『バグズ・ライフ』のフリックの車体は1966年型フォルクスワーゲン・タイプ1。

⑧ダイナコ石油は、トイ・ストーリーにて登場したダイナコ石油が名前の由来で、ロゴマークも同一。

⑨エンディングでのジョー・ランフト追悼シーンでは、彼が声を担当した『バグズ・ライフ』のハイムリックと『トイ・ストーリー』のレニー、『トイ・ストーリー2』のウィージーが登場する。

⑩マックが州間高速道路40号線を移動していく最中、電線に短編『フォー・ザ・バーズ』の小鳥達が止まっているのが一瞬見える。

⑪カリフォルニアで最終レースが行われるシーンで、観衆の中に『トイ・ストーリー』に登場するピザ・プラネットの車がトッドの名で登場している。

⑫メーターのナンバープレート及び、途中で登場する大陸横断鉄道の車体にはピクサートリビアではおなじみの「A113」が表示されている。

⑬ピクサーの次回作『レミーのおいしいレストラン』のグストーのレストラン「GUSTEAU'S」が、街並みの一部「GASTOW'S」として登場。

モンスターズ・インク

モンスターズ・インク

2001/11/2 公開

ピクサー

①キャッチコピー『オレたちモンスター、恐がらせのプロ!』

②ピクサー作品では初めてジョン・ラセターが製作総指揮に回り、ピート・ドクターが初監督を務めた。

③日本での上映は2002年3月2日から始まったが、大好評のため大幅に延長され同年7月中旬までのロングランとなった。

④2013年7月14日にテレビ朝日系『日曜洋画劇場』で放送された際、サリーとマイクの字幕はそれぞれの体の色にちなみ水色と黄緑で表示された。

⑤公開時のCMでは『トイ・ストーリー2』の劇中歌『ホエン・シー・ラブド・ミー 』が使われた。

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⑥原語版の子供の悲鳴は無理矢理ピクサーへ連れて来られたスタッフの子供の声。

⑦店員のモンスターが歩道を掃除している「Hidden City Cafe」は実在するコーヒーショップで、1994年にトイ・ストーリーを製作中だったピクサーのクリエイターであるジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、 ピート・ドクターらがこの場所で作品について語り合った記念すべき場所。

⑧ゲートが開き、モンスターたちが作業場に入ってくるシーンで、サリーを先頭に多くのメンバーがスローモーションで登場するこのシーンは映画「アルマゲドン」がモチーフになっている。

⑨大画面スクリーンに社員の名前と成績が表示されるシーンの3位のランフトはピクサーの脚本家で、トイ・ストーリーも担当したジョー・ランフト、最下位のガーソンはモンスターズ・インクの脚本を担当したダン・ガーソンが由来となっている。

⑩作業場のデコレーションで風船などと一緒に吊るされたメッセージの紙ビラには「THINK FUNNY 面白く考える」と書かれているが、これはアップルの創業者であり、ピクサーの生みの親でもあるスティーブ・ジョブスの有名なキャッチ・フレーズ「THINK DIFFERENT 発想を変える」が由来となっている。

⑪マイクが小包から本を取り出すシーンでは、本の裏表紙にアップルコンピューターの写真があり、その下には「Scare Different 怖がらせ方を変える 」と書かれているのが分かる。

⑫マイクとセリアがデートをする寿司レストラン「ハリーハウゼン」は、著名モデルアニメーターであるレイ・ハリーハウゼンの名前に由来している。

⑬モンスターたちが怖がらせの練習を行うシミュレーターのコントロールパネル上にピクサーの電話番号 “510-752-3000” が小さく表示されている。

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①ランドールが追放されたドアの行き先である人間界は、バグズ・ライフに登場する虫の街があるトレーラーハウスと同じセット。

②そのトレーラーハウスを引く車が、全てのピクサー作品に登場するピザプラネット。

③トレーラーハウス内には映画『ファインディング・ニモ』のニモがいる。

④サリーがブーを部屋に戻して別れる場面で、部屋に散らかった玩具の中に『ファインディング・ニモ』のニモ、『トイ・ストーリー2』のジェシーとアルファベットブロック、ピクサーのショートフィルムのボールが登場する。

⑤ピクサー次回作の『ファインディング・ニモ』のニモがたびたび登場する。

⑥NG集で、朝の通勤シーンにて『トイ・ストーリー』のレックスが登場する。

⑦マイクが子供を笑わせるシーンの時、子供の部屋にトゥモローランドとピクサー短編の『バウンディン』のポスターが貼ってある。

⑧サリーとマイクが通勤する途中、モンスターが新聞を燃やす場面で、後ろの店には『ピノキオ』に登場するクジラ、モンストロのポスターが貼ってある。

⑨扉の中に『トイストーリー』のシドの部屋に貼ってあるポスターが見える部屋がある。

⑩ランドールの登場シーンで、青い空と雲の壁紙に体の色を合わせるヒトコマがあるが、この壁紙は、『トイ・ストーリー』のアンディの部屋の壁紙と同じ。

⑪寿司屋でマイクがデリバリー用の箱の中に埋もれるシーンで、バグズ・ライフ、トイ・ストーリー2、インサイドヘッドなど他の作品にも度々現れている中華料理屋の箱が登場する。

⑫ブーがトイレで歌っていた歌は『美女と野獣』の挿入歌。

バグズ・ライフ

バグズ・ライフ

1998/11/25 公開

ピクサー

①キャッチコピー『ミクロの世界の超大作誕生!』

②アメリカ本国および日本ではピクサー長編アニメーションとしては、最後のレーザーディスク版発売作品となった。

③『トイ・ストーリー』のスタッフによるピクサー第二の長編。

④誕生のきっかけは『トイ・ストーリー』制作が大詰めを迎えたある日の昼食中の某スタッフの会話である。

⑤今作の誕生はイソップ童話をヒントにした。

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⑥製作に当たっては『トイ・ストーリー』の十倍もの処理能力を持った最新式コンピュータが採用され、霧や雨、稲妻や炎、キャラクターの動きなどがよりリアルに表現できた。

⑦エンディングでは劇中の情景とNGシーン集を表示している。

⑧採用されなかったCGという事では無く、実写映画のNGシーン集を模して(CGのキャラがセリフ忘れや演技をミスする等)製作されており、以降のピクサー作品では『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』で同様な手法が採られている。

⑨吹き替えは、『トイ・ストーリー』シリーズの唐沢寿明や所ジョージ、日下由美等、『モンスターズ・インク』の石塚英彦や田中裕二等、『カーズ』の山口智充やパンツェッタ・ジローラモ、福澤朗等、ピクサー作品の日本語版では声優ではない俳優やタレントが起用される事が多いが、今作では逆で、いわゆる本業声優が吹き替えを担当している。

⑩フリック役の宮本とホッパー役の壌はそれぞれ『ライオン・キング』の日本語吹き替えでシンバとスカーを担当しており、今作でもシンバVSスカーの対決が見られた。

⑪ストーリー展開に関しては黒澤明の『七人の侍』と『荒野の七人』

⑫『サボテン・ブラザーズ』を参考にしたと言われている。

⑬4:3サイズのトリミング版では、ワイド版の左右の映像を切っているだけではなく、4:3のテレビサイズ用にキャラクターの再配置がなされてある。

⑭『カールじいさんの空飛ぶ家』と同じく、トミカに登場していない作品である。

⑮オープニング前にピクサーのルクソーJr.のパターンが流れるのは今作が初。

⑯この作品と2006年作品『カーズ』は、全編を通じて人間は一切登場しない作品となった。

⑰監督のジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンがその他の声の出演に参加している。

⑱フリックが街にやってきたときのシーンではたくさんの食べ物の箱が並んでいるが、その中に「DARLA」と書いた箱があるが、これはバグズ・ライフの製作を担当したプロデューサー、ダーラ・K・アンダーソンの名前から取ったもの。

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①『トイ・ストーリー』のウッディがNG集にてカチンコを鳴らす1シーンだけの登場。

②P.T.フリーがサーカス団員を解雇にした会場の近くには、ピクサー長編作品に毎回登場するピザ・プラネットのGYOZAバンが虫の町であるトレーラーハウスと連結されて登場する。

③この中の虫の居酒屋で前作で登場したピザプラネットのドリンクカップがある。

④虫の町の入口エリアの箱に書かれてある番号が「A113」。

⑤NGシーンでフリックがバズのモノマネ「無限のかなたへ、さあ行くぞ!」をしている。

⑥アント・アイランドのデータが次作のトイ・ストーリー2の冒頭のバズの飛行シーン、あの惑星として登場する。

⑦サーカス団の昆虫たちはクッキーの箱を馬車のようにして使っているが、その箱には「CASEY JR COOKIES」と書いてあるこれは、「ダンボ」で登場したサーカス団の列車「Casey Jr. Animal Crackers」が由来である。

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