美女と野獣”魔法のものがたり”
2020/9/28~
踊るように動くカップに乗って物語の世界へ
TDL
ファンタジーランド
①世界中で愛されているディズニー映画『
美女と野獣
』のストーリーに沿って、音楽とともにいくつもの名シーンをめぐる。
②東京ディズニーランドのメインシンボルである
シンデレラ
城に次ぐ、高さ30mの「
美女と野獣
の城」の中にある。
③投資額は約320億円。
④当初は2020年4月15日オープン予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、オープンが未定となっていた。
バックグラウンドストーリー
森の奥にある野獣の棲む城に足を踏み入れると、魔女の強力な魔法によって、王子から姿を変えられた野獣とベルの出会いから”魔法のものがたり”は始まる。
魔法のバラの花びらがすべて散る前に、2人は真実の愛を見つけ、魔女の魔法を解くことができるのか。
イッツ・ア・スモールワールド
2018/4/15~
カナルボート型のライドに乗って世界各国の子どもをイメージした人形たちが歌って踊る夢の世界を訪れる
TDL
ファンタジーランド
①リニューアルにより、からくりの顔が動いている時の音を、開園当初と同じアナハイム版に変更。
②リニューアル後はからくりの動作音(ト長調)は変更せず、人形が行進する時の音楽のみアナハイム版や香港版と同じ、変ホ長調へ変更。
③外観を寒色と暖色が織り交ぜられた、紫系の色を基調とした色に再度塗り替えられた。
④「アナと雪の女王」「
ふしぎの国のアリス
」「
シンデレラ
」「
ピーター・パン
」「
塔の上の
ラプンツェル
」「
ムーラン
」「
アラジン
」「ライオン・キング」などのディズニー映画のキャラクターの人形が約40体加わった。
⑤新しく加わった人形の付近では、それぞれの映画を彷彿とさせる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれている。
もっとひみつを見る
⑦人形だけでなく、音響や照明の効果の変更、ロゴの変更なども行われた。
バックグラウンドストーリー
世界中の子供たちの純粋な心を称える”世界で一番幸せな船旅”。
平和で喜びに満ちた航海では、300人もの世界中の子供たちが民族衣装に身を包み、テーマソング「小さな世界」を合唱している。
その
ハーモニー
を聞きながら、ヨーロッパからアジア、中南米、南太平洋の島々へと世界一周の幸福な旅へ。
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
2014/9/8~
ボートでジャングルを巡る体験を味わう
TDL
アドベンチャーランド
①「ジャングル
クルーズ
」からのリニューアルにより、イルミネーションやプロジェクションマッピングなどのショー効果が加わった。
②アトラクション全体にオリジナルの音楽が導入された。
③夜間だけしか味わえない「ナイト
クルーズ
」の導入。
④リニューアル後、人種的差別の問題も考えられて、動物から逃げまわる探検隊員が黒人から白人に変更されている。
⑤リニューアル前は、船の乗り場までのプレショーエリアに貿易会社時代のものと思われる名残の品があったが、リニューアル後はジャングル探検の長い実績から、探検の品々や船長の人柄の分かる展示になっている。
もっとひみつを見る
シンデレラのフェアリーテイル・ホール
2011/4/15~
城内を廻るウォークスルータイプ
TDL
ファンタジーランド
①ディズニー映画『
シンデレラ
』をモチーフにしたアトラクション。
②建設費用は約20億円。
③2階が使用されていないが(欠番)、このフロアはシンデレラ城ミステリーツアーで使用されていたフロアである。
④城内には、映画の各シーンを題材にした絵画やジオラマ、アート作品が展示されている。
⑤広間にある「
フェアリー・ゴッドマザー
」が馬車に魔法をかけている絵には仕掛けがある。
もっとひみつを見る
⑦ シンデレラ と プリンス・チャーミング の仮装をしたゲストが来ると、「おかえりなさいませ」と言われる。
バックグラウンドストーリー
シンデレラ
と
プリンス・チャーミング
が住むシンデレラ城。
魔法に導かれてプリンセスになるまでの物語をみんなと分かち合いたいと考えた
シンデレラ
。
自分たちが留守の間でも自由に見てもらえるようにと、シンデレラ城の中を開放した。
ミッキーのフィルハーマジック
2011/1/24~
3Dフィルムによるシアター型アトラクション
TDL
ファンタジーランド
①2003年10月にマジック・キングダムに登場した際には、特定目的の3D用スクリーンとしては世界最大であった。
②名称の「フィルハーマジック」とは、交響楽団を意味する「フィルハーモニック」と、魔法を意味する「マジック」を掛け合わせた言葉。
③東京ディズニーランドは他のパークとは内装が若干異なるが、内容は同一であり、音声のみ日本語吹き替えにしている。
④キャラクターの歌唱部分は新録はせず原典となった作品の公開当時の音源を流用している。
⑤アトラクション入口にある青地の背景に五線譜が描かれているのは、映画『ファンタジア』の「魔法使いの弟子」のシーンで使用されたピアノの楽譜が表現されている。
カリブの海賊
2007/7/20~
ボード型のフロート式ライドに乗ってカリブ海の海賊の抗争と失われた財宝を巡る冒険を体験する
TDL
アドベンチャーランド
①アナハイム版やフロリダ版と同じように、映画シリーズを取り入れる大幅リニューアル。
②リニューアルにより、「キャプテン・
ジャック
・スパロウ」「キャプテン・
ヘクター
・バルボッサ」「デイヴィ・ジョーンズ」が登場している。
③リニューアル前、海賊「エドワード・ティーチ」が乗っていた海賊船には現在バルボッサが乗っており、「
ジャック
スパロウを差し出せ!」と言っている。
④井戸に沈めれられて拷問を受けている男は、リニューアル前は財宝のありかを吐かされていたが、現在は、財宝のありかに加えて、
ジャック
・スパロウを差し出すように拷問されている。
⑤最初にボートが落下した後にはデイヴィ・ジョーンズが霧のスクリーンに映像で登場する。
もっとひみつを見る
バックグラウンドストーリー
17世紀から18世紀にかけて、カリブ海には発掘した金塊や宝石などを積んだ船、ガリオン船が行きかっていた。
その船を狙っていたのが海賊。
海賊たちが手に入れた財宝は、カリブ海の近くの港に持ち込まれ、密売されていた。
カリブ海で暴れまわっていた海賊の一人に、「ジャン・ラフィート」という人物がいた。
彼は、他の海賊と少し違って、海賊でありながらも、盗んで手に入れた物を人々に分け与えていた。
そのため、多くの人々から感謝される人物であると同時に、政府の役人からは犯罪者と見られていた。
果たして彼は泥棒なのか、それともヒーローなのか…。
彼の人生は今でも伝説として語り継がれている。
そんなラフィートの支援者と思われる夫婦が所有している屋敷の裏にラフィートの船着き場が。
ここから「カリブの海賊」の冒険が始まる。
海賊たちが大暴れするカリブ海へ出かけよう!
ホーンテッドマンション・ホリデーナイトメアー
2004/9/~2005/1/
ライド型お化け屋敷
TDL
ファンタジーランド
①毎年9月オープンし、1月にクローズ。
②ディズニーランド(アナハイム)での「ホリデー」の成功を受けて、マジック・キングダムのホーンテッドマンション用に新たに「ホリデー」のプロットが開発。
③マジック・キングダムが導入の中止を決めたことから、開発されたプロットはそのまま東京ディズニーランドに転用。
④東京ディズニーランドのホーンテッドマンションはマジック・キングダムを基に設計されているため、ほぼそのまま導入することが可能であった。
⑤導入に当たっては名称を単なる「ホリデー」から「ホリデーナイトメアー」と変更。
バックグラウンドストーリー
ハロウィーンタウンの人気者の
ジャック
・スケリントンは、ある暗い冬の夜、ハロウィーンタウンには何かが足りないと思い悩んでいた。
そんな時、
ジャック
は「クリスマスタウン」という街でその暖かい灯りに魅了され、ついに
サンディ・クローズ
(サンタクロースの聞き間違い)になることを決心する。
そして今宵
サンディ・クローズ
(
ジャック
・スケリントン)は、最初に彼が来るのを心待ちにしていた幽霊達の住むこの屋敷、「ホーンテッドマンション」を立ち寄ることになった。
中では幽霊達が、クリスマスの飾り付けをしている。
ハロウィーンとクリスマスがぶつかりあう時がきたのだ。
彼はおもちゃで膨れた大きな袋を背負って、この屋敷へと向かうのだった。
今、悪夢をよぶクリスマスが始まろうとしていた・・・。
プーさんのハニーハント
2000/9/1~
「ハニーポット」の形をしたライドに乗ってディズニーアニメーション「くまのプーさん」の舞台となった100エーカーの森を冒険
TDL
ファンタジーランド
①海外の同テーマアトラクション「プーさんの冒険」では、レールの上を一方向に走行する形式となっているが、東京への導入に当たり最新の技術を導入し、レールが存在せずどこを走るのか予測できない奇怪な動きを持つアトラクションになっている。
②
ティガー
のジャンピングシーンは、海外版がデコボコなレールで表現しているのに対して、東京版はライドが走行する地面ごと跳ねるという特異な動作をしている。
③ハニーポットにはそれぞれコンピューターが1台搭載されており、現在の位置や状態を常に把握している。
④床面には電磁誘導コイルが埋め込まれており、それによってハニーポットはズレが非常に少ない走行ができている。
⑤ハニーポットは360度どの方向に対しても死角が存在しないように対物センサーが設置されている。
もっとひみつを見る
⑦東京ディズニーシーの「アクアトピア」は同じシステムが導入されている。
⑧アトラクションのいたるところにある「HUNNY」は、はちみつの「HONNY」をクリストファー・ロビンがまだ幼いため間違えたスペルミス。
⑨クリストファー・ロビンによるスペルミスは、公式サイトやガイドマップなどの表記にも使用されている。
⑩アトラクション隣のショップは、クリストファー・ロビンの家。
⑪アトラクション正面の大きな本の前に広がる庭は、クリストファー・ロビンの家の庭。
⑫「はちみつ大砲」でする匂いは本物のハチミツの匂いではなくて、コンサートや演劇等でチンダル現象を起こすために用いられる煙幕に付けられた香料である。
⑬「100エーカーの森」の地図に書かれている方角を示す表記が、「N(北)・E(東)・W(西)・S(南)」ではなく、「P・O・O・H」となっている。
⑭待機列の本の世界は、クリストファー・ロビンが父親にお話しを読んでもらっていた世界。
⑮待機列の本の世界に描かれているプーさんの絵本は、「プーさんとハチミツ」や「プーさんとおおあらし」という実際に公開されたストーリーが使われている。
⑯ライドのハニーポッドが100エーカーの川を流れながら進む設定なので、ライドが通る道は青緑色に装飾されている。
バックグラウンドストーリー
クリストファー・ロビンが作り上げた話。
ある風の強い日、プーさんは木の上にあるハチの巣からハチミツを取ろうと、クリストファー・ロビンから風船をもらう。
クリストファー・ロビンに「風船じゃハチミツは取れないよ」と言われるが、プーさんは「取れるよ」と自信あり。
こうしてプーさんは風船でフワフワと浮きながら風に吹かれ、ハチミツ探しの旅に出る。
魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー"
1999/10/15~2008/1/27
動く鳥や花、壁の木彫り人形たちが音楽に合わせて歌うショー
TDL
アドベンチャーランド
①ポップス系の音楽を使用し、現代的に転身。
②登場キャラクターは「魅惑のチキルーム」の「ホセ」「ジョニー」「ピエール」「
フリッツ
」の4羽から、「バディ」「スキャッツ」「ダンノ」「ラーヴァ」の4羽に変更。
③東京ディズニーランドオリジナルの内容。
④リニューアルによる建物の外観の変化はなく、ロゴが変更される程度であった。
⑤プレショーでは、「魅惑のチキルーム」ではペリーとモーリアの2羽の鳥が喋るだけであったが、リニューアル後はビッグビーキー・B、2カンDJという2羽のオオハシがラップミュージックに合わせて、アトラクションストーリーを紹介する内容に変わった。
もっとひみつを見る
⑦リニューアルによりクローズ。
バックグラウンドストーリー
「魅惑のチキルーム」時代の鳥たちがいなくなったことで、チキの神様が再び深い眠りについてしまった。
そんな時、ラスベガスで公演を終えたばかりの鳥たちのスーパースターのバディ、スキャッツ、ダンノ、ラーヴァの4羽がチキルームに集結。
チキの神様を目覚めさせるために歌いだす。
スイスファミリー・ツリーハウス
1993/7/21~
ツリーハウス(木の上の家)を模した、展望台状の施設
TDL
アドベンチャーランド
①高さは約19m。
②ディズニー映画『スイスファミリー・ロビンソン』をテーマにしている。
③ディズニーランド(アナハイム)ではロビンソン一家から
ターザン
の家に変更。
④香港ディズニーランドでも
ターザン
の家を用いている。
⑤息子三人の部屋「カラスの巣(cro’s nest)」は「帆船のてっぺんにある見晴らし台」と言う意味があり、見張り役も兼ねて部屋には望遠鏡が置かれている。
もっとひみつを見る
⑦水車はくみ上げた水が実際に各部屋のタンクに入り、水道となっている。
⑧階段を登る途中で、実際に水が流れている様子を見ることができる。
⑨リビングにある大きな「操舵輪」は壊れた船の部品で、これを回すとツリーハウス入口の階段を上げ下げできる仕組みになっている。(実際は回らない)
⑩リビングのオルガンからは、クリスマスの時期になるとクリスマスソングが流れる。
⑪アトラクションの中に入ってすぐの左の茂みには、三人兄弟の末っ子のアイデアで捕まえた落とし穴があり、穴の中からは虎の鳴き声や爪痕がある。
⑫ダイニングの上には船の帆で作られた屋根がある。
⑬ツリーハウスは本物の木ではないが、使われている葉は約300万枚。
バックグラウンドストーリー
1805年7月17日。
スイス人のロビンソン一家は出航以来激しい嵐に翻弄され、航路から大きくはずれ、無人島へたどり着く。
1806年7月17日。
不幸な運命の船「リカバリー号」の唯一の生存者として、役目を果たすことができなくなった船の廃材で樹の上に幸せな家を作った。
シンデレラ城ミステリーツアー
1986/7/11~2006/4/5
シンデレラ城の内部をガイド役のキャストと共に数十人のグループが歩いて移動する
TDL
ファンタジーランド
①シンデレラ城高さ約51m。
②窓や扉の大きさがだんだん小さくなるよう「強化遠近法」を使って、実際の高さよりも高く見せる作りになっている。
③ミステリーツアーは2タイプのツアーがあり、どちらのタイプでも魔物を倒した勇者には「勇者のメダル」がプレゼントされた。
③世界のディズニーパークの中で東京ディズニーランド独自のアトラクションであった。
④運営終了の理由は公表されていないが、シンデレラ城は建築基準法改正前に建築された建物だった為、耐震補強工事をするにあたり、ミステリーツアーで使用しているスペースを埋める必要があったのではないかという説。
バックグラウンドストーリー
本来は、ガイドと共に豪華絢爛なシンデレラ城内部を歩いて廻り、最終的には棟の頂上に上がるというもののはずが・・・。
ゲスト達はディズニーの数々のヒーローやヒロインたちの肖像画が飾られているギャラリーを訪れ、ガイドからディズニー映画『
コルドロン
』にて光の剣で魔王ホーンドキングを討伐した少年
ターラン
の説明を受ける。
ところが、数々の絵画の中心に設置されている
魔法の鏡
が顔を表して、その説明を侮辱し始める。
ディズニーのヒーローやヒロインたちの肖像画を雷鳴と共に悪役の肖像画へと変化させ、ゲストを秘密の地下室へと誘う。
ガイドはゲストたちを3階直通のエレベーターに退避させるが、
魔法の鏡
に誘われて通路の途中で閉じ込められてしまう。
この危機を脱するため、一人のゲストが選ばれホーンドキングと「光の剣」で戦う。
ホーンドキングを倒すと、そのゲストは「勇者」と称えられてそこで「勇者のメダル」を授与される。
①ライドがティーカップ型をしているのは、
マッドハッター
、三月ウサギ、眠りねずみと共にお茶会を開いているシーンをモチーフにしているから。
②中央にあるティーポットからは、お茶会のシーンに登場した「眠りねずみ」が何度も顔をのぞかせる。
③他のパークでは「マッド・ティーパーティー」や「
マッドハッター
・ティーカップ」というアトラクション名になっているが、日本では
マッドハッター
はあまり馴染みの無い言葉であるためか、東京に導入される際には「アリスのティーパーティー」という日本人に分かりやすい名称が用いられている。
④1990年6月より三井ホームが協賛として参加していたが、2015年7月に終了している。
⑤通常は「なんでもない日おめでとう」とアナウンスが入るが、誕生日ゲストがいると、「誕生日おめでとう」のアナウンスに変わる。
バックグラウンドストーリー
マッドハッター がひらく、“誕生日じゃない日(なんでもない日)”をお祝いするというおかしなお茶会。
ウエスタンリバー鉄道
1983/4/15~
蒸気機関車
TDL
アドベンチャーランド
①本来は、ディズニーランド(アナハイム)のようにパークを一周し、途中に駅を数ヶ所設置して移動手段として使えるアトラクションにする予定だった。
②開通当時の地方鉄道法(現・鉄道事業法)では、私有地内であっても2地点以上を結ぶ鉄道輸送は「鉄道事業」とされ、鉄道事業の免許や、運賃、ダイヤグラムの設定を義務付けられていた。
③これを回避するため、東京ディズニーランドは一駅のみの環状運転となった。
④鉄道事業法の適用規制はその後緩和され、東京ディズニーシーの「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」では2点間輸送が可能となっている。
⑤2006年9月タカラトミー(旧トミー)が提供を一旦終了したが、再びタカラトミーとして改めてオフィシャルスポンサー契約を締結し、2007年4月1日からスポンサーに復帰。
もっとひみつを見る
⑦出発前、機関士が給水塔から炭水車に水を入れる様子を見ることができる。
⑧1回の運転で約2,000リットルの量を必要とする。
⑨19世紀のアメリカで使われていた機関車を模した形状で、協三工業が製造した灯油焚き機関車(以前は重油であった)。
⑩「ミシシッピ号」、「リオ・グランデ号」、「ミズーリ号」、「コロラド号」と、アメリカ合衆国を流れる河の名前がつけられている。
⑪輸送力増強を目的として、1991年10月から「ミシシッピ号」が加わったので、それ以前の機関車とくらべ、形状が多少異なっている。
⑫汽笛や蒸気を吐く音が各車それぞれ異なる。
⑬乗降できる駅は1つだが、通過するのみの駅が存在する。
⑭「スティルウォーター・ジャンクション」という名で、出発してしばらくすると右手に見えてくる。
⑮「スティルウォーター・ジャンクション」の先に車庫へとつながる側線が延びており、全編成を格納できる検修庫も兼ねた屋根付き大型建物がある。
⑯「スティルウォーター・ジャンクション」を通過するとき踏切があるが、両側の道路は実際に運搬用(バックステージ)として使われている。
⑰列車が通過する際、運搬用の車両などは乗っているゲストから見えない位置に一時停止するようになっている。
⑱ビックサンダーマウンテンに差し掛かる頃に「 ダスティ ベンド・デポッド」という駅が見えてくる。
⑲列車に向かって手を振っている子どもたちがいるが、夏場は裸足で冬になるとモカシンを履き、ジャケットを着る。
⑳現在のアナウンスを担当している人は「ちびまるこちゃん」のさくら友蔵役の青野武。
㉑終盤トンネルに入る直前のトリケラトプスの化石の側の木箱に、ビッグサンダー・マウンテンの原案者「トニー・バクスター」の名が書かれている。
バックグラウンドストーリー
「
サファリ・トレーディング・カンパニー
」が運営する鉄道。
「ジャングル
クルーズ
」も運営しているため、建物が兼用。
蒸気機関車に乗ってアメリカの荒野を横断し、時の境界線を越え、恐竜たちが暮らす太古の世界まで駆け抜ける、歴史的な旅を体験。
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ”アロハ・エ・コモ・マイ!”
1983/4/15~
動く鳥や花、壁の木彫り人形たちが音楽に合わせて歌うショー
TDL
アドベンチャーランド
①当初のアトラクション名は「魅惑のチキルーム」であり、現在ディズニーランド(アナハイム)、マジック・キングダムで行われているバージョンであった。
②ハワイアンやポリネシアン音楽を用い、ポリネシアンの神様”チキ”に関するストーリー展開であった。
③その後1999年「魅惑のチキルーム”ゲット・ザ・フィーバー”」へリニューアル。
④ポップス系の音楽を使用し、現代的に転身。
⑤更に2008年7月25日、現在のアトラクション名へリニューアルし、ディズニー映画『リロ・アンド・
スティッチ
』に登場する
スティッチ
が主人公となった。
もっとひみつを見る
⑦同じアトラクションで2回以上リニューアルされるのは、東京ディズニーランドでは初めて。
⑧当初は新光証券がスポンサーであったが、合併、商号変更を経て、みずほ証券がスポンサーとなった。
⑨中央に登場する スティッチ は実際の大きさであり、マジック・キングダムの スティッチ をリメイクしたもの。
⑩キャストによる解説のタイミングは庭から聞こえる音で判断しており、鳥の鳴き声の時はチキの神様の説明、 スティッチ の笑い声が聞こえると、チキルームへの案内をする。
⑪庭に座れる岩は冬になると暖かくなる。
バックグラウンドストーリー
ハワイからやってきた4羽の鳥“Birds of Paradise”が歌うショー。
「ハワイアン・ローラーコースターライド」を歌ってみなさんにご挨拶と思いきや、突然の停電。
すぐに復旧するが、よく見ると窓に「Aloha E Komo Mai」(ハワイ語で「こんにちは、ようこそ」の意)と落書きが。
これは、次に歌う曲のタイトルでもあったが、誰かのイタズラで歌は台無しにされてしまう。
そして、「イタズラしてる奴は誰だ!?出て来い!」という言葉でついに、
スティッチ
が姿を現す。
ピーターパン空の旅
1983/4/15~
空飛ぶ海賊船型のライドに乗って同作の物語をたどる
TDL
ファンタジーランド
①コース全長は約200メートル。
②ゲストがピーターパンの様に夜空を飛ぶような体験をできるようにと考案された。
③アトラクションの入口の上部の看板に描かれたティンカーベルの魔法の粉が夜になると光る。
④使用されているオーディオ・アニマトロニクスは47体。
バックグラウンドストーリー
さぁ、空飛ぶ海賊船に乗って、ロンドンの街からネバーランドへ。
夢見ていた冒険の旅に出発!
白雪姫と七人のこびと
1983/4/15~
小人のベッド型のトロッコのライドに乗って同作の物語をたどる
TDL
ファンタジーランド
①アナハイムがオープンと共にオープンしたアトラクションの1つであり、当初は「ゲストが主人公になった気分になる」というコンセプトで創られていた。
②ゲスト自身が白雪姫であるため、アトラクションに白雪姫が全く登場せず、「なぜ白雪姫がでてこないのか?」と疑問を持つゲストが多かった。
③白雪姫の視点で物語を体験するという基本構造は変えずに、白雪姫が出てくるように1983年のファンタジーランド大改修で変更され、これは他のパークのものに引き継がれている。
④東京ディズニーランドだけ他のパークと比べて、明確なハッピーエンドを示す明るい演出が一切存在せず、一層恐怖を彷彿させる演出となっている。(アナハイム版は「王子様と白雪姫はその後幸せに暮らしました」とハッピーエンドで終了する。)
⑤もともと東京ディズニーランドにおけるこのアトラクションが「お化け屋敷」という位置づけで直接導入されたという経緯があるため。
もっとひみつを見る
⑦れぞれ7人の小人の名前が彫られている。
⑧白雪姫が登場するのは1回だけ。
バックグラウンドストーリー
暗闇が広がる深い森の中。
進んでゆくと七人のこびと、そして毒入リンゴを売る魔法使いのおばあさんが次々と…。
白雪姫の運命は?!
無事に森の道をぬけられるのか?!
ピノキオの冒険旅行
1983/4/15~
トロッコ型のライドに乗って同作の物語をたどる
TDL
ファンタジーランド
①東京ディズニーランド開園時に世界で初めて開設されたアトラクション。
②その1ヵ月後の1983年5月15日にカリフォルニアのディズニーランドにも開設された。
③アトラクション近くに、リンゴを持って歩く
ピノキオ
の銅像と、ファウルフェローと
ギデオン
の木彫りの植え込みが置かれているが、これは、物語の続きになっている。
④ファウルフェローと
ギデオン
が指さす先に
ピノキオ
の銅像があり、
ピノキオ
が初めて学校へ行く映画のワンシーンを再現している。
⑤アトラクション内で、下に落ちていて気付きにくいが、名画「モナリザ」の絵が出てくる。
空飛ぶダンボ
1983/4/15~
ダンボの形をしたライドに乗って旋回する
TDL
ファンタジーランド
①ディズニー映画『ダンボ』をもとに作られたアトラクション。
②当初、空飛ぶダンボはピンク色をした10頭のゾウ型ライドによって構成されるアトラクションとして創られる予定だった。
③名称も"10 Pink Elephants On Parade"の予定だった。
④ウォルト・ディズニーがオープン前にこれに反対し、オープン時にはグレー色に変更された。
⑤ディズニーランド(アナハイム)は1994年、マジックキングダムは1993年にゾウ型ライドの数が10台から16台に増加され、色やデザインも現在のものに変更。
もっとひみつを見る
⑦同じ旋回型アトラクションである「スタージェット」と比較して、最高高度が約4mであまり高くないことなどにより、年少者向けにスリル感が少なくなるように設計されている。
⑧「キャッスルカルーセル」と一緒のオルゴールメドレーが使用されている。
バックグラウンドストーリー
世界で唯一空を飛べる象、ダンボ。
サーカスで大人気のダンボが、今日はあなたを乗せて大空へ高く高く舞い上がる。
指揮をするのは、友達の
ティモシー
マウス。
ゆかいで陽気な空の旅を、思いっきり楽しもう!
①ディズニーパークで採用されているカルーセルのテーマは『
王様の剣
』(アナハイム、パリ)『
シンデレラ
』(フロリダ、東京、香港)『
トイ・ストーリー
』(カリフォルニア)『
アラジン
』(東京)『ファンタジア』(上海)の5種類ある。
②オープン当初名称はマジック・キングダムと全く同じ「シンデレラのゴールデンカルーセル」だった。
③東京ディズニーシーの開園時に同種のアトラクション「キャラバンカルーセル」が開設され、両者で同じ企業がスポンサーになったことに伴い、対になる名称に変更。
④森永製菓が提供していたが、2006年9月に提供終了した。
⑤アトラクション天井付近に『
シンデレラ
』の物語が描かれた絵画が18枚飾れている。
ホーンテッドマンション
1983/4/15~
ライド型お化け屋敷
TDL
ファンタジーランド
①ライドはオムニムーバーを採用しており、自動的に左右に向きを変えながらレールに沿って進んでいく。
②登場する亡霊たちは様々なオーディオアニマトロニクスによって複雑に動く。
③コンセプトアートはマーク・デイヴィス(アニメーターでナイン・オールドメンの1人)が担当し、アトラクション内の音楽はバディ・ベイカーが担当した。
④東京ディズニーランドのはマジック・キングダムのものを基に作られているため外観が酷似している。
⑤BGMが日本では低めのキー、アメリカでは高めのキーと音程が少し異なっている。
もっとひみつを見る
⑦オープン当初からノースポンサーであったが、1998年から2003年3月25日まではセコムが提供していた。
⑧温室の直ぐ後のドアがたくさんあるシーンにひとつだけ初老の男性の肖像画があるが、ライドのタイミングが合うと彼の肖像画がみるみる立体化し、やがて恐ろしい顔になるという幽霊が登場するが、これはセコムがスポンサーに就いてから登場した幽霊であり、この肖像画がみられるのは世界中のディズニーランドのなかでも東京だけである。
⑨水晶玉の中に頭部だけが映っている降霊術師の女性の顔のモデルは、ウォルト・ディズニー・カンパニーの社員だったレオタ・トゥームズ。
⑩アトラクション出口付近にいる小さな女性の顔のモデルもマダム・レオタと同じくレオタ・トゥームズ。
⑪アトラクションのポスターにも描かれている、終盤に登場する三体の ゴースト には、キャストらにより非公式で名前が付けられており、左からカバンを持ったフィネアス、帽子を手にした禿げあがったエズラ、髭を蓄えた囚人のガンズである。(映画『ホーンテッドマンション』に登場する ゴースト から名前をとっている。)
⑫待ち時間の表示が10分前後の時は「13分」と表示される。(欧米では13は不吉な数字とされているため。)
⑬夜になると、建物右側のガラス張りの様な部屋で人魂が動くことがある。
⑭出口に並ぶ墓標に彫られている名前は人名のようで実は人名風。
「Ray N Carnation」= reincarnation(再生、生まれ変わり)
「I.M.Mortal」= immortal(不滅、不死身)
「PEAPL E.GATES」=Pearly Gates(天国の扉)
「Rustin Peese」=Rest in Peace(安らかに眠れ)
「M.T.Tomb」=empty tomb(空っぽの墓)
「I.Trudy Departed」=I truly departed(私は本当に亡くなった)
「U.R.Gone」=You are gone(あなたは行ってしまった)
「G.I.MISYOU」=Gee,I miss you(あなたがいなくて寂しい)
「I.L.Beback」=I'll be back(私は戻ってくる)
「Sue Pernatural」=supernatural(超常現象)
「Lev.Itation」=levitation(空中遊泳)
「C.U.Later」=See you later(また会いましょう)
「Paul Tergyst」=poltergeist(ポルターガイスト)
など、20個ある。
バックグラウンドストーリー
1671年10月31日、ホーンテッドマンションは町の長老たちから神聖なインドの埋葬地を汚すなという警告を受けていたにもかかわらず、Ub van der Iwerks というオランダ人の市長(ブルガマイスター)によって建てられた。
建設中は、原因不明の事故に悩まされたりしたが、1671年10月31日に無事完成し、家族と共にこの 館に引っ越してきた。
しかし、市長はこの館に引っ越してきてから気がおかしくなり、墓地に自らを密閉した。
それにより、ヴァン一家はこの館から出て行くことになり、その後10年間、この館はホームレスの溜まり場や兵舎として利用された。
1871年、その土地の有力者であるロナルド・スティーヴンズにこの館の権利が渡り、館の修復工事が始まった。
以前と同じく原因不明の事故が多発し、石工のフレッドが落石で事故死。
ロナルドが石工の仕事を引き継いだ。
1871年10月31日、スティーズンズ一家がこの館に引っ越してきた直後、ロナルドは心を失ったようになり、墓石に自分の名前を刻んだ日にボイラーの爆発で死亡した。
ロナルドの死後スティーヴンズ一家はアメリカ降霊術協会に館を売った。
協会は館のあるひとつの部屋を降霊術の会のための部屋に変え、夜中に霊を呼び出すために使われた。
1914年の協会の解散までに降霊の回数は900回を超えた。
その後、館はマスター・グレイシーの手に渡った。(一番初めの部屋で白骨化していく肖像画の男性)
彼はサーカスで綱渡りをしていたリリアンと結婚するが、霊媒師のマダム・レオタに夢中になり、館に住まわせオカルトな儀式に資財をつぎ込んでいく。
その後、リリアンや召使、後妻たちはマダム・レオタに騙されて殺されてしまう。
そして、マスター・グレイシーも首をつって死んでしまう。
その結果この呪われた館は999人の亡霊が棲み、亡霊たちは館に訪れるゲストを1000人目の仲間に迎えようと狙っている。
イッツ・ア・スモールワールド
1983/4/15~
カナルボート型のライドに乗って世界各国の子どもをイメージした人形たちが歌って踊る夢の世界を訪れる
TDL
ファンタジーランド
①創業者のウォルト・ディズニーの理念、理想を表した、まさにディズニーランドを代表するアトラクション。
②1964年4月22日からニューヨークで開催されたニューヨーク世界博覧会にウォルト・ディズニーが制作し、ユニセフがペプシコーラ提供のもと出展したパビリオンが前身。
③ユニセフからパビリオン製作の依頼を受けたウォルト・ディズニーにより、ユニセフの理念に合致するアトラクションとして作られた。
④アトラクションのテーマソングである「小さな世界」は、ディズニーの音楽作家シャーマン兄弟が、「Children of the World」と仮称されていた新アトラクションにテーマソングが必要だと考え、「It's a small world(after all)」を書き下ろした。
⑤当初のバージョンは現在とは編曲が異なりスローバラードだったが、プレゼンを受けたウォルト・ディズニーの希望により、陽気でテンポの速い編曲になった。
もっとひみつを見る
⑦アトラクションに大人が登場しないのは、「平和な世界」=「子供の世界(子供が築くコミュニティー)」であるというウォルト・ディズニーのテーマ設計が理由である。
⑧博覧会が終了した後1966年にディズニーランド(アナハイム)に移設された、その際北極や太平洋シーンが追加された。
⑨アトラクションの外観はほとんどのパークで同じような作りになっているが、マジック・キングダムのみ他のパークと外観が異なっており、ファンタジーランドの風景に溶け込んだ造りとなっている為、とても小ぢんまりとした作りになっている。
⑩ディズニーランド(アナハイム)にあるイッツ・ア・スモール・ワールドの最後には「"It's a Small World - a Salute to UNICEF"(イッツ・ア・スモール・ワールド - ユニセフの理念・理想に捧げる)」と記してあるが、ウォルトが製作を直接手掛けていない他のディズニーランドにはこの表記は無い。
⑪東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」は、フロリダのものの内容を基に作られたので、構成の違いを除けばほぼフロリダのものと同様の内容である。
⑫外観はアナハイムのものと基にして作られた。
⑬からくりの動作音とからくりの人形が行進する時の音は、開園当初はアナハイム版(変ホ長調)を使用していたが、その後パリ版と同じト長調となり、2018年のリニューアル後はからくりの動作音は変更せず、人形が行進する時の音楽のみアナハイム版や香港版と同じ、変ホ長調へと変更された。
⑭夜間は両端の照明が落とされ、時計のみライトアップされ目立つように演出がなされている。
⑮2018年のリニューアル後はディズニー映画のキャラクターの人形たちが加わり、新しく加わった人形の付近では、それぞれの映画を彷彿とさせる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれている。
⑯東京ディズニーランド開園以来、百貨店のそごうがスポンサーであったが、2008年4月15日をもって提供を終了し、これに伴って、そごうの各
店舗に設置されていた当アトラクションを模した大きなからくり時計も終了した。
⑰2013年9月4日より、日本通運株式会社がスポンサーとなり、約5年ぶりのスポンサーによる提供となった。
⑱過去にアトラクション前には大きなステージ(スモールワールド・ステージ)が存在しており、日本テレビのクイズ番組『全国高等学校クイズ選手権』の決勝戦会場としても使用されたことがある。
⑲外観はからくり時計になっており、人形の行進が終わると正面の扉が開き、時刻が表示される。
⑳からくり時計はピエロが鳴らすドラとトライアングルの回数で時刻がわかるようになっている。(例:12時30分の場合、ドラが12回、トライアングルが2回(15分で1回)鳴る。)
バックグラウンドストーリー
人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。
まさしくこれが戦争のない平和の世界。
世界中の子供たちが各国の民族衣装で歌う「小さな世界」。
その
ハーモニー
を聞きながら、ヨーロッパからアジア、中南米、南太平洋の島々へと世界一周の幸福な旅へ。
カリブの海賊
1983/4/15~
ボード型のフロート式ライドに乗ってカリブ海の海賊の抗争と失われた財宝を巡る冒険を体験する
TDL
アドベンチャーランド
①ウォルト自身が設計に携わった最後のアトラクション。
②ウォルトの死から3ヶ月後にディズニーランド(アナハイム)で初めて公開された。
③テーマ曲の「ヨー・ホー〜パイレーツ・ライフ・フォー・ミー〜」は、上海ディズニーランド版以外で聞くことが出来る。
④アトラクションの周辺はルイジアナ州ニューオーリンズの町並みが再現されており、ディズニーランド(アナハイム)の「ニューオーリンズ・スクエア」を一部取り込んだものである。
⑤ウォルトはニューオリンズの雰囲気が大好きで、「この大好きなニューオリンズの街並みをディズニーランドにもつくろう」という考えのもと誕生した。
もっとひみつを見る
⑦映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』はこのアトラクションを原案としている。
⑧カリブ海沿岸で17世紀から19世紀にかけて暴れていた海賊たちがモデルとなった。
⑨アトラクションに入って左手奥にあるキューラインエリアには2階が存在するが、「 ブルーバイユー・レストラン 」へと繋がっており、かつては同レストランへの雨天用通路として使用されていたが、現在はそのような案内は行なっていない。
⑩アトラクション内に登場する海賊は、様々な言葉を話すが、彼らは海賊特有の言葉やなまりが多く、英語ができる方でもなかなか聞き取れない言葉が多い。
⑪聞き取りにくいのは、様々な効果音等と混ざっているせいもあるが、これはウォルトの考えでもあり、断片的に言葉が聞こえた方が、ゲストの興味をひきやすいという理由もある。
⑫海賊船が砲撃し合うシーンでは、実在した海賊「エドワード・ティーチ」が乗っていた。
⑬アトラクション乗り場の「ラフィートの船着き場」は実在した海賊の船長「ジャン・ラフィート」の名前。
⑭混雑時にだけ使われる入って左奥の部屋に「ジャン・ラフィート」の肖像画が飾られている。
⑮ゲストが乗るボートには全て女性の名前が書かれており、海賊たちが自らの無事を祈り、船体に彼女や妻の名前を書いていたことに由来する。
⑯アトラクション内の、燃え盛る街の終盤、ゲストの真上の石橋に、酒瓶を持って酔っ払った様な海賊が1人座っており、彼は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『宝島』に登場する、海賊の「ジョン・シルバー」。
⑰ゲストを案内してくれるキャストは「海賊の子孫」という設定。
⑱海賊が去った平和なニューオリンズから始まって、海賊が滅んだ時代へタイムスリップし、最後に海賊が生きていた時代へタイムスリップする。
⑲バトー(ボート)に乗った直後左側にいるロッキングチェアに座ったおじいさんは「 チャーリー ・サム」で、ビッグサンダーマウンテンに兄弟の「セドナ・サム」が愛犬のディガーと一緒にいる。
⑳2007年にリニューアル。
バックグラウンドストーリー
17世紀から18世紀にかけて、カリブ海には発掘した金塊や宝石などを積んだ船、ガリオン船が行きかっていた。
その船を狙っていたのが海賊。
海賊たちが手に入れた財宝は、カリブ海の近くの港に持ち込まれ、密売されていた。
カリブ海で暴れまわっていた海賊の一人に、「ジャン・ラフィート」という人物がいた。
彼は、他の海賊と少し違って、海賊でありながらも、盗んで手に入れた物を人々に分け与えていた。
そのため、多くの人々から感謝される人物であると同時に、政府の役人からは犯罪者と見られていた。
果たして彼は泥棒なのか、それともヒーローなのか…。
彼の人生は今でも伝説として語り継がれている。
そんなラフィートの支援者と思われる夫婦が所有している屋敷の裏にラフィートの船着き場が。
ここから「カリブの海賊」の冒険が始まる。
海賊たちが大暴れするカリブ海へ出かけよう!
ジャングルクルーズ
1983/4/15~2014/1/6
ボートでジャングルを巡る体験を味わう
TDL
アドベンチャーランド
①1941年にウォルトが南米コロンビアの川をさかのぼった時の体験を元に構想。
②アマゾン川、ナイル川、イラワジ川を再現したコースとなっている。
③ウォルトはこのアトラクションに登場する動物たちを本物の動物にしようと考えていた。
④本物の動物では思うように動いてくれなかったり、夜行性の動物などもいてウォルトの思うようにはいかなかったため、当時開発されたばかりのオーディオアニマトロニクスを使い、どのゲストにも同じような動きをしていつでも思うように動いてくれる動物を作り上げた。
⑤ディズニーランド(アナハイム)のジャングル
クルーズ
が最も古いもので、ウォルトの存命中に建設された。
もっとひみつを見る
⑦医者のボートなら白衣や包帯、写真家のボートなら写真やネガなどが飾られている。
⑧開業当初からの赤のストライプの屋根のレアなボート(ボルタ・ヴァル)が1艘ある。
⑨ボートは全部で13艘あり、全て「川の名前」と「女性の名前」が組み合わさった名前(アマゾン・アニー、ガンジス・ガーティーなど)になっている。
バックグラウンドストーリー
ジャングルの動植物や先住民の文化を調査し、それを保護する活動を行っている会社「ジャングル
クルーズ
・カンパニー」。
元々は1922年に「
サファリ・トレーディング・カンパニー
」という名前で設立された。
貿易会社だったが、ある日、急に河の流れが変わってしまい、大きな船が入れなくなってしまい、会社のオーナーはジャングル探検の会社「ジャングル
クルーズ
・カンパニー」に変えてしまった。
神秘的なジャングルの素晴らしさを伝える為、ジャングル探検のツアーを企画。
ジャングルをこよなく愛する、陽気で勇敢な船長のボートに乗って、アマゾン川、ナイル川、イワラジ川と、世界中の有名な川を3週間かけて旅をする。
ミッキーマウス・レビュー
1983/4/15~2009/5/25
ディズニーキャラクターが演奏会を行う
TDL
ファンタジーランド
①オーディオアニマトロニクスで作られた様々なディズニーキャラクターが登場した。
②マジック・キングダムにあったもので、東京ディズニーランドが開園する際に、オリエンタルランド当時の社長だった高橋政知との個人的親交によるプレゼントという形で、東京ディズニーランドに移設された。
③演奏会のシーンで使われた楽器は、ほとんどがダミーだが、一部に本物の楽器が使用されていた。
④プレショーで流されていた映像は非常に古く、実写で登場するキャラクターたちは、ディズニーランド(アナハイム)の
眠れる森の美女
の城前で撮影された当時のままになっていた。
⑤アトラクション入口上部に飾られていたミッキーの顔は、1955年からアメリカのABC放送で放送されていた人気番組「MICKEY MOUSE CLUB」の当時のロゴマークの顔。
魅惑のチキルーム
1983/4/15~1999//
動く鳥や花、壁の木彫り人形たちが音楽に合わせて歌うショー
TDL
アドベンチャーランド
①現在ディズニーランド(アナハイム)、マジック・キングダムで行われているバージョン。
②ハワイアンやポリネシアン音楽を用い、ポリネシアンの神様”チキ”に関するストーリー展開であった。
③登場キャラクターは「ホセ」「ジョニー」「ピエール」「
フリッツ
」という4羽の鳥。
③リニューアルのためクローズ。
スカイウェイ
1983/4/15~1998/11/3
ファンタジーランドとトゥモローランドを結ぶ循環式ロープウェイ
TDL
ファンタジーランド
①当時のスポンサーは日本通運株式会社であったため、各ゴンドラのドアの右脇にペリカン便のロゴが貼付してあった。
②ゴンドラの定員は大人4名で、赤・青・緑・黄色・橙色の5色がランダムに行き来していた。
③高度は約22メートル。
④当時の運輸省令であった索道規則に基づいて運行されていた。
⑤ファンタジーランド駅側にケーブルを循環させるモーターがあり、トゥモローランド駅側にケーブルの張りを調節するおもりとゴンドラの格納庫があった。
もっとひみつを見る
⑦隣接するトゥーンタウンの建設中には、窓に曇りガラス加工がされ建設現場が見えないようにするという配慮が行われていた。
⑧ファンタジーランド駅の駅舎は運営終了後、プーさんのハニーハント建設のため、索道の設備撤去後に解体された。
⑨トゥモローランド駅の建物は地上部分が増築され、「トゥモローランド・ホール」に改称し、運営されている。
⑩2階のホーム部分は索道の設備撤去後、完全に窓の無い壁で覆われてしまったため、駅としての面影はなくなっている。