ソウルフル・ワールド
2020/12/25 公開
ピクサー
①キャッチコピーは『もしも「どんな自分になるか」を決める場所があったとしたら・・・?』『ソウルの世界へ、ようこそ!そこは「どんな自分になるのか」を決める場所・・・の、はずだった—』
②ピクサーの長編映画としては23作目。
③本作は、第73回カンヌ国際映画祭の公式セレクションとして他55作品と共に公式選出されたため、予告編の冒頭ではカンヌ国際映画祭のロゴが表示されている。
④「ピクサーの幸運のお守り」と称され、長編作品全てに出演していたジョン・ラッツェンバーガーは本作で初めて声の出演をしていない。
⑤「(ラッツェンバーガーをアニメーション化して)背景キャラクターとしてセリフなしで登場させた」と共同作家のケンプ・パワーズが明かしている。
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⑦日本においても当初の公開日は2020年夏と発表されていたが、アメリカ合衆国の公開延期にともない、日本での公開も同年12月11日に後ろ倒しとなった。
⑧2020年10月8日、ウォルト・ディズニー・カンパニーはアメリカ合衆国での劇場公開を断念し、同年12月25日に同社傘下のDisney+での公開に切り替えると発表。
⑨本作と同様の理由でDisney+での配信に切り替えた実写リメイク作品『ムーラン』は、Disney+の月額利用料金とは別にプレミアアクセス追加料金を支払った上で作品を視聴する形態であったが、本作品については追加料金を支払わずに視聴できる形態となる。
⑩監督ピート・ドクターによると、特定の楽器を担当するアニメーターは、その楽器を演奏した経験があったり、その楽器の良さを知っていたりすることが多い。
⑪ジョーの家族が経営する仕立て屋は、カリフォルニア州バークレーに実在する「Advanced European Tailoring」という店をベースにしており、ピクサーのアニメーターたちは、何時間もかけてこの店に通い、店の外観から従業員の動きまで、メモやイラストで表現した。
⑫共同作家のケンプ・パワーズによると、作中の最後のセリフは「わからないけど、一瞬一瞬を楽しむよ。」となる予定だったが、アニメーターが「人生は辛い瞬間で溢れており、その中を生き抜いていかなければならない」ということを指摘したため、「わかないけど、一瞬一瞬を生きるよ。」に変更された。
⑬科学実験の際に、後ろの黒板に書かれている化学式はチョコレートの化学式。
⑭ムーンウィンドがゾーンの世界で乗船している船のイカリはCNDのピースマークであり、ニューヨークにいるムーンウィンド本人もピースマークのピンを上着に付けている。
⑮ジョーがマンホールに落ちるシーンで道に止まっているバンの車体には「Retlaw Enterprises(レトロウ・エンタープライズ)」と書かれており、これは、ウォルト・ディズニーが作ったミニチュア蒸気機関車の会社。
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①ジョーと22番が訪れた何でもある世界にピザプラネットトラックが隠されている。
②何でもある世界に道路標識として「A113」が登場している。
③壁の落書きとして「A113」が描かれているシーンもある。
④夢中になれるものを探しに行った世界にピクサーランプが登場する。
⑤ゾーンの世界でムーンウィンドによって情熱を取り戻した証券会社で働いていた男性の机の上に、ピクサー作品の隠しキャラとしてお馴染みの「中華料理のお持ち帰り用箱」が置かれている。
⑥ジョーと22番がニューヨークに戻った後、入れ替わっている体を元に戻すためにムーンスターに助けを求めた後のシーンで、ジョーがゴミ箱に突っ込んで転んでしまった際に、ジョーが手を突っ込んでしまったのが、「中華料理のお持ち帰り用箱」である。
⑦ジョーとミスターミトンズが乗ろうとしている電車は、『モンスターズ・インク』に出てくる、人間の靴下がモンスターの世界に入り込んでしまったことを示すコードの「2319番」であり、ピーター・ドクターの監督作である。
⑧次回作「ルカ」に登場する「Portorosso」という地名が、旅行代理店の窓にポスターとして貼られている。
⑨『カーズ』でマックイーンとハドソンがレース勝負をしたダートコースにそびえる変わった形の岩か、何でもある世界にもある。
⑩何でもある世界に写るジャンボジェットは、『カーズ2』で登場するジャンボジェット機のエバレット。
⑪『カーズ2』で写るビックベンとエッフェル塔が、何でもある世界にも写る。
⑫『ウォーリー』のアクシオムが何でもある世界に写る。
⑬何でもある世界で空に浮かんでいるのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』のチャールズ・マンツの飛行船「スピリッツ・オブ・アドベンチャー」号。
⑭夢中になれるものを探すことができる世界で、3つの的に向けて弓を放とうとしているシーンは、『メリダと恐ろしの森』でメリダが花婿を決める儀式のシーンにあった、メリダが3つの的の真ん中めがけて弓を射るシーンのパロディ。
⑮『インサイド・ヘッド』でライリーの記憶の中で、記憶から消えつつあるということで解体作業がなされたシンデレラ城が何でもある世界に写る。
⑯『インサイド・ヘッド』のライリーの成長に合わせて、「記憶のゴミ捨て場」に捨てるために使われたブルドーザーが、何でもある世界に写る。
⑰『インサイド・ヘッド』でライリーの幼いころの記憶で両親と遊んだトランポリンが、何でもある世界に写る。
⑱『インサイド・ヘッド』のタイトルでも表示されたシーンで写る、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが、何でもある世界に写る。
⑲ニューヨークに22番と戻ったジョーが地下鉄に乗って移動しているシーンで、地下鉄の車内にたくさんある広告の1つでIT企業の「Brang」は、『インサイド・ヘッド』のライリーの父親が就職した会社。
⑳何でもある世界の空に浮かぶクジラは、『ファインディング・ドリー』の海洋生物研究所の水族館エリアで、天井からつるされているクジラの展示物と同じ。
㉑夢中になれるものを探すことのできる世界で、ソウルが乗って遊んでいるオレンジ色のゴムボートは、『ファインディング・ドリー』で、ドリーが研究所の職員に捕まった際に、職員たちが乗っていたゴムボートと同じ。
㉒何でもある世界にあるメキシコ式ピラミッドは、『リメンバーミー』でミゲルが迷い込んだ死者の国の建物。
㉓ゾーンの世界で入れ墨師のスタジオの壁にかかっているのは『リメンバーミー』で登場する使者たちをイメージしたイラスト。
㉔『インクレディブル・ファミリー』の冒頭でアンダーマイナーによって破壊された街のモノレールが、何でもある世界でも走っている。
㉕22番についたメンターには有名な人物がたくさんおり、コペルニクス、モハメド・アリ、カール・ユング、マリー・アントワネット、ジャンヌ・ダルク、孔子、アルバート・アインシュタイン、アレサ・フランクリン(女性ソウル歌手)、ジャック・カービー(マーベルコミック作画家)、ジョー・ランフト(ピクサーやディズニーで活躍したアニメーション脚本家)など。
シュガー・ラッシュ:オンライン
2018/11/21 公開
ディズニー
①キャッチコピー『こんな世界、見たことない…』
②前作ではウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役であるポール・キャンドランドが製作に関わっていたが、2018年1月24日にキャンドランドが同社の代表取締役を退任したため、本作では関わっていない。
③キャラクターのアートディレクターを担当しているのは大阪出身のクリエイターアミ・トンプソン。
④ソニック・ザ・ヘッジホッグの声を担当した、アメリカ人声優のロジャー・クレイグ・スミスはこれまでも、ナルト、BLEACH、機動警察パトレイバー、バイオハザードシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズなど日本のアニメやゲームの仕事を多くこなしている声優。
⑤スラウター・レースの世界を牛耳る女ボスの名前「shank」は、刑務所で囚人たちが武器として使う「手作りナイフ」という意味があり、彼女の尖った性格を上手く表している。
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⑦実在する多くのユーチューバーもカメオ出演。
⑧セガの代表的なキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグや、カプコンから春麗、ザンギエフ、ベガ、パックマン、任天堂からMii、キノコなどもカメオ出演。
⑨ケイティ・ペリーのライブで一躍有名になった少年ダンサーのバックパックキッドことラッセル・ホーニングの踊りはロスダンスと呼ばれ、ネットで瞬く間に拡散され、マネをする人が続出し、その踊りを本作ではラルフも真似して踊っている。
⑩インターネットの世界にあるディズニーランドのような空間オーマイディズニーは、ディズニーの世界そのものを再現した空間で、ヴァネロペが多くのプリンセスと遭遇する。
⑪オーマイディズニーとは、ディズニーが運営するニュースチャンネルの名前から来ている。
⑫オーマイディズニーでプリンセスたちはドレスに身を包んだ姿だけでなく、カジュアルな服を着てリラックスしている姿まで披露している。
⑬Mr.リトワクが使っているパソコンが旧式のimacである。
⑭ピクサーの創立者がアップルの生みの親のスティーブ・ジョブズであるため、ピクサー映画にはたびたびアップルの製品が登場する。
⑮劇中、Amazon、eBay、Googleなどの国際企業のロゴが次々とスクリーンに映る中、日本の楽天のロゴも紹介される。
⑯ディズニープリンセスが集合する場面で、メイダが唯一ピクサー作品のキャラクタであることから、他のプリンセスたちに「よくわからない」「違うスタジオの子なの」と言われる。
⑰ディズニープリンセス部屋にあるそれぞれの化粧台にはトリビアアイテムがたくさんある。
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①白雪姫はドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、シャツには「POISON」という文字と、毒りんごがプリントされている。
②シンデレラはドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、シャツには「G2G ( Got to go 行かなきゃ)」という文字と、かぼちゃの馬車がプリントされている。
③オーロラはドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、シャツには「Nap Queen(うたた寝の女王)」のロゴが入っている。
④ベルはドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、シャツにはBFFという文字がプリントされている。「Beast Friend Foever(ずっと野獣友達 Best Friend Foreverが元ネタ)」の略。
⑤ポカホンタスは青色のシャツとドレスと同じ色のパンツを着ており、シャツには映画『ポカホンタス』の劇中歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド」の歌詞のフレーズがプリントされている。
⑥ムーランは赤のスカジャンには映画『ムーラン』に登場するムーシューの刺繍が入っており、黒のスキニーパンツを履いている。
⑦ティアナはドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、シャツには映画『プリンセスと魔法のキス』の作品の舞台・ニューオリンズを示す「NORA」の字がプリントされている。
⑧ラプンツェルはドレスと同じ色のシャツとパーカー、パンツを着ており、パンツには太陽の花のマークがプリントされている。
⑨アナはドレスと同じ色のチェック柄のシャツとデニムショートパンツを着ている。
⑩エルサはドレスと同じ色の厚手のニットと黒のスキニーパンツをはいている。シャツには「Just Let It Go」とプリントされている。
⑪モアナはドレスと同じ色のシャツとパンツを着ており、映画「モアナと伝説の海」の悪役であるタマトアと、彼の大好きな言葉「シャイニー」がプリントされている。
⑫メリダのシャツにはクマの絵があり、「Mum(お母さん)」と描かれている。
⑬オーマイディズニーでストームトルーパーから逃げようとするヴァネロペが迷い込んだ先がセクター「A113」。
⑭ラルフとヴァネロペがシュガーラッシュの壊れたハンドルを買おうと向かった先のeBayで、オークションに出品されている商品をよく見ると、『塔の上のラプンツェル』に出てくるフライパンとユニコーン、『アラジン』に出てくる魔法のランプがある。
⑮『モアナと伝説の海』のモアナも登場するが、大人になったモアナではなく、まだ赤ん坊の頃のモアナ。
⑯オーマイディズニーのアニメーションパビリオンではたくさんのディズニー映画のポスターやスクリーン映像が映し出された。
リメンバー・ミー
2017/10/27 公開
ピクサー
①キャッチコピー『それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。』
②本作の舞台となっているメキシコでは公開19日目の11月15日には国内全映画史上1位の記録を上げる。
③同時上映にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の短編アニメーション『アナと雪の女王/家族の思い出』が期間限定で上映されたが、ピクサー映画にディズニーの作品が併映されるのは本作が初。
④作品を作るため、監督や制作チームは約6年間もの間メキシコを行ったり来たりして、現地調査を重ねてきた。
⑤現地ではピクサーが普段は絶対に公開しないシナリオやアイデアを現地の人達と共有して、キャラクターを修正したりしてきた。
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⑦フリーダ・カーロやエル・サント、マリア・フェリックスなど、本作ではメキシコの著名人が多数登場している。
⑧死の国では入国管理局が当時の古いマッキントッシュを使っている。
⑨映画の一番最初に出てくるシンデレラ城が映るシーンでは、メキシコ音楽を演奏する伝統的な小楽団のマリアッチ風にアレンジされている。
⑩本作の中での全ての音楽が、メキシコ人音楽家たちによって、メキシコ産の楽器を使って、メキシコシティでレコーディングされている。
⑪メキシコで最も愛されているガイコツの「カタリーナ」が一瞬だけ壁画として描かれているのが映し出される。
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①ミゲルの自宅の祭壇に、『ファインディング・ニモ』のニモの置物が置いてある。
②ミゲルが窓から外を眺めているシーンでピクサー恒例のピザ・プラネットの配達トラックが窓の外を通過する。
③ミゲルが靴磨きに行く際に通過する建物の柱に、『トイ・ストーリー』のウッディとバズや『モンスターズ・インク』のマイクの人形が掛かっている。
④ミゲルが靴磨きに行く際に通過するアレブリヘ売り場の中に、『ファインディング・ニモ』のニモとドリーのアレブリヘ(木彫りの工芸品)がある。
⑤家族再会の案内所のドアに「A113」という文字が書かれている。
⑥ミゲルがフリーダ・カーロと出会うシーン直前、『ルクソーJr.』のゴムボールが一瞬だけ登場する。
⑦死者の国でのコンサートシーン、壁にピクサー次回作の『インクレディブル・ファミリー』のポスターが貼られているが、キャラクターは本来の人間の姿ではなく骸骨の姿となっている。
⑧コンサートでドラムを披露する骸骨が来ているTシャツは、『トイ・ストーリー』のシドが来ているTシャツと同じもの。
⑨死者の一人の男性の生前写真の背景が、『ファインディング・ニモ』で登場したフィリップ・シャーマン先生の診療所で、その男性の名前は「Juan Ortodoncia」で、この「Ortodoncia」はスペイン語で、これを英語にすると、「Orthedontics」となり、日本語訳すると歯科矯正学となる。
⑩トウモロコシを食べている村の少年が履いている靴がスポーツカーのデザインになっており、「95」と描かれており、『カーズ』に関連している。
カーズ/クロスロード
2017/6/16 公開
ピクサー
①キャッチコピー『この挫折は終わりか、始まりか?』
②2017年6月16日公開予定だった『トイ・ストーリー4』の公開が1年後倒しされることが決定し、本作の公開日に差し替わった。
③前2作とは打って変わり大人向けの内容となっている。
④観客が応援したくなる主人公を描くため、シンデレラをマックィーンのモデルにしたという。
⑤1作目でドック・ハドソンの声優を務めたポール・ニューマンが2008年に他界したため、2作目ではドックも他界したという設定で写真のみの登場となっていたが、本作では回想シーンなどでドックが再登場するため、1作目の音声収録時に録音されていたニューマンの未公開音声が使用されている。
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⑦映画スタッフは、オートミールを参考に試行錯誤を繰り返すことで、泥をCGでリアルに表現することに成功した。
⑧サンダーホロウ・スピードウェイにてマックの変装姿であるパーティグッズ屋「ジョッコ・フロッコ」はNASCARドライバーのティム・フロックのペットである猿の名前が元ネタ。
⑨砂浜でクルーズがランニングマシーンを起動した際の起動音はMacintoshの起動音と同じ。
⑩チック・ヒックスの声は1作目で担当したマイケル・キートンではなく、脚本のボブ・ピーターソンが担当。
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①スターリングとライトニング・マックィーンによる会話シーンで、壁にシンデレラの馬車の置物が飾ってある。
②クルーズ・ラミレスがトレーニングセンターのシミュレーションを使ってドライビングを指導するシーンで、スクリーンに流すレーサーの故郷の映像が、次回作『リメンバー・ミー』の主人公ミゲルの故郷であるサンタ・セシリア。
③ライトニング・マックィーンがサンダー・ホローの街でお忍びで参加するデモリション・ダービーで、クルーズ・ラミレスに猛突進してくる車がピザプラネットのデリバリー。
④サンダー・ホローのデモリション・ダービー中、複数の車がぶつかり合い、入り乱れるシーンで一台の車のフロントにルクソーボールのペイントが登場。
⑤『ウォーリー』で登場する架空の企業「Buy N Large」のロゴが、レースのスポンサーとしてトラックの地面に掲載されている。
⑥『インサイドヘッド』で登場した架空のガム商品「トリプルデント」のロゴがレーサーの車に貼ってある。
⑦スターリングのオフィスの番号が「A113」。
⑧マックが睡眠をした橋付近に『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』に登場するモーテル「Sleep Well」の看板が登場している。
⑨マックが睡眠中にマックィーンが見ていたテレビ番組に『カーズ2』のパリでキスをしていたカップルが映っている。
⑩トーマスビル・スピードウェイの酒場コッター・ピン・バーの壁にピクサー次回作の『リメンバー・ミー』に登場するエルネスト・デ・ラ・クルスのギターが掛かっている。
アナと雪の女王 エルサのサプライズ
2015/3/13 公開
ディズニー
①2013年公開のアニメーション長編映画『アナと雪の女王』のスピンオフ作品。
②短編アニメーション映画で、実写映画 『シンデレラ』 と同時上映された。
アナと雪の女王
2013/11/27 公開
ディズニー
①キャッチコピー『凍った世界を救うのは――真実の愛。』
②ディズニー史上初のダブルヒロイン。
③共同監督で脚本を担当したジェニファー・リーは「『恐れ』対『愛』」が本作の大きなテーマであると述べている。
④ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『雪の女王』を映画化しようという試みは1930年代から存在した。
⑤1990年代後半にも雪の女王を映画化する企画が再び立ち上がったが、2002年に廃案となった・2008年、長年在籍していたディズニーアニメーションを離れてソニー・ピクチャーズアニメーションへ移籍したクリス・バックを、カリフォルニア芸術大学時代の旧友であるジョン・ラセターはディズニーアニメーションに戻ってくるように呼びかけた。
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⑦ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』からインスピレーションを得た。
⑧リサーチの場所にノルウェーを選び、同国のベルゲンがモデルになっている。
⑨フィヨルドの地形や建築物、とくにスターヴ教会などは城のデザインなどに生かされている。
⑩キャラクターの服装には民族衣装を着せたりローズマリングを入れるなど、ノルウェーを意識したデザインがされている。
⑪アナ達とラプンツェルの母親同士は姉妹でアナ、エルサとラプンツェルは従姉妹という設定を、クリエーターが暴露している。
⑫エルサ当初、真っ青な肌をした悪の女王の設定だった。
⑬10歳で難病である1型糖尿病と診断されたラセターの息子から、エルサのキャラクター作りにインスピレーションを得たと語っている。
⑭ラセターの息子が毎日インスリン注射をしながら、「なぜ僕なの?」と言っており、その時、「氷の魔法を持って生まれたエルサがなぜ悪者なのか?そんなはずはない。」と考え、映画の内容そのものが変更された。
⑮スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫は、宮崎駿が1957年のロシア版アニメ映画『雪の女王』を見て強い関心を持っていたエピソードを明かしつつ、本作について、原作を大幅に変えながらもその精神である自己犠牲のテーマを変えておらず、なおかつ原作どおりに2人のヒロインを「男の子」の手を借りずに描き、「感心したのと同時に、今の時代を表している作品になっている」と述べた。
⑯アナ、エルサの三つ編みのおさげや衣装はノルウェーの民族衣装(ブーナッド)を参考にして作られた。
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①エルサの冠婚式のシーンにて、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとフリンライダーの後ろ姿が出てくる。
②冠婚式の前に歌われる「生まれてはじめて」のシーンの途中でアナが頬張るお菓子が『シュガーラッシュ』に登場する山盛りのお菓子。
③オラフの歌のシーンでたんぽぽの綿毛が一瞬だけミッキーの形になる。
④ハンス王子とアナが結婚することをエルサに伝えるシーンで、ティアナとシンデレラが写りこんでいる。
⑤オラフがカモメと踊るシーンは、『メリーポピンズ』に出てくる、ペンギンとダンスするシーンのオマージュ。
ちいさなプリンセス ソフィア
2012/11/18 公開
ディズニー
①ディズニー製作の3Dアニメ番組。
②主人公は視聴者と同じくらいの8~10歳で、王子様との結婚ではなく親の再婚でプリンセスになった「等身大のプリンセス」であることが全米で話題となった。
シュガー・ラッシュ
2012/11/2 公開
ディズニー
①キャッチコピー『誰だって、ヒーローになりたいんだ…』
②製作中の仮題は「Joe Jump」や「Reboot Ralph」であった。
③監督のリッチ・ムーアは「レインボーロードでコースアウトして落下するなどの体験を再現したかった。『マリオカート』の世界を3D映画にしたかった。」と語っている。
④日本語吹き替えされた予告編では、劇中に登場する看板などの英文や英字名称は、その部分の映像を差し替えて日本語のものにしていた。
⑤劇場公開時には、ヴァネロペとラルフが造ったレースカーへのサイン、ヴァネロペの手作りメダルを除き、本編の映像は差し替えられず、オリジナルの映像のまま上映。
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⑦マリオの名前もセリフの中に登場するが、出演がなかったのは、脚本家も監督もたった20秒のコミカルなシーンにマリオはもったいないと判断し、出演は見送られた。
⑧ストリートファイター2の声優は全部オリジナルの声優が出演。
⑨ヒーローズ・デューティのソルジャーたちはアメフト選手をモデルに製作。
⑩ヒーローズ・デューティ内のバトルフィールドはカリフォルニアの空軍の基地がモデル。
⑪スタッフロール直前のクレジット音は『マッピー』のクレジット音。
⑫普段は別撮りで行われるのが当たり前のアニメのレコーディングだが、シュガーラッシュの場合、即興のセリフが成り立つようにと、主要キャラクターを演じた声優たちは合同でやった。
⑬シュガー・ラッシュの世界に、サグラダファミリアで知られるガウッディの作品の数々を投影。
⑭映画制作中、ディズニーはスタッフにコントローラーやジョイスティックを実際に使ってゲームをすることを推奨し、ゲーム製作会社も訪問し、製作風景を見学。
⑮パン屋、キャンディ工場なども訪問し、さらなる勉強のためにドイツのケルンで開かれた世界洋菓子フェアにも参加した。
⑯ヴァネロペのレーシングカーを作る過程をリアルに再現するためにデトロイトのトラック工場にまで足を運んだ。
⑰実在するコンピュータゲームキャラクターが端役として多数カメオ出演している。
⑱『Tapper』の廊下に飾られているゲームキャラクターの似顔絵の中に、リッチ・ムーア監督が混ざっている。
⑲ラストシーンの「シュガー・ラッシュ」のゲーム機近くの壁に『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』が描かれている。
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①屋外のシーンの遠くにある看板にはミッキーマウスがいる。
②ゲーム内のロビーにはシンデレラと美女と野獣のベルが歩いている。
③ゲーム内のロビーに『ルイスと未来泥棒』のT-REXがいる。
④ゲーム内のロビーに『塔の上のラプンツェル』の白馬のマキシマスとウラジミールがいる。
⑤シュガーラッシュの背景の飴のサボテンがミッキーの形になっている。
ウォーリー
2008/6/27 公開
ピクサー
①キャッチコピー『それは、700年の孤独が生んだ≪奇跡≫――』『いちばんの願いは、誰かと手をつなぐこと――』
②全編CG映画。
③ウォーリーとモーの英語版の声を担当したベン・バートは、『スター・ウォーズシリーズ』の音響エンジニアを勤めており、R2-D2やチューバッカの声も作成している。
④風の音は、ナイアガラの滝の音から作られた。
⑤『2001年宇宙の旅』からのオマージュが多く、例えば艦長が2本足で立ち上がる際のBGMとしてリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』が鳴り響く。
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⑦エンドロールにて「ジャスティン・ライト」の追悼シーンが存在する。
⑧ライトは1981年3月8日カリフォルニア州サクラメントの出身で、2008年3月18日にピクサーの本社所在地であるカリフォルニア州エメリービルで27歳という若さで亡くなった。
⑨カーズのジョー・ランフト追悼シーンから3作品連続でスタッフ追悼シーンが存在する。
⑩本作より、最初のオープニングが眠れる森の美女の城verからシンデレラ城verに変更となった。
⑪ウォーリーがiPodを使って動画を再生しているシーンがある。
⑫ウォーリーが停止中のイヴとテレビゲームで遊んでいるシーンがあるが、ここで遊んでいるゲームはポン (PONG) という世界で2番目に作られ、世界で初めてヒットを記録したアーケード(業務用)ゲームとしてよく知られているものである。
⑬PONGは、ピクサー会長のスティーブ・ジョブズゆかりのゲームでもある。
⑭ウォーリーがイヴを回収した宇宙船にしがみついて地球を脱出するシーンで、スペースデブリとなった人工衛星の中にスプートニク1号(世界初の人工衛星)が混じっており、ウォーリーの頭部に最後まで張り付いていた。
⑮月面にはアポロ15、16、17号のいずれかの物と思われる月着陸船下降段と星条旗、月面車が残存している様子が描かれている。
⑯地上にはBNL社のロゴが入ったアポロ宇宙船の司令船が残っている。
⑰エンドロール後のピクサーのロゴタイトルでは、おなじみのルクソーJr.の電球が切れてしまったのをウォーリーが現れて交換してやり、さらにロゴの「R」の字を倒してしまい代わりに自分がRの格好をするというコントが加えられている。
⑱ピクサーのロゴが消えた直後にBNLのロゴが現れるというおまけもある。
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①ピクサー映画に毎回登場する「A113」は、本作ではオートの極秘任務のコードネームとして登場。
②ウォーリーの集めた宝物の中に、『トイ・ストーリー』のレックスと『モンスターズ・インク』のマイク・ワゾウスキーの人形がある。
③廃墟のゴミの山の中に、ピザ・プラネットのトラックがある。
④2006年の映画「カーズ」で登場した「リークレス」という企業が存在する。
⑤世代宇宙船アクシオムでのビルの電光掲示板に『Mr.インクレディブル』の家族が表示されている。
レミーのおいしいレストラン
2007/6/29 公開
ピクサー
①キャッチコピー『料理が苦手な見習いシェフ、リングイニと、パリ一番のシェフになりたい、ネズミのレミー ――その出会いは”おいしい”奇跡の始まり…。』『パリの街角で…”おいしい”奇跡を召し上がれ!』
②原題(Ratatouille)はフランス南部の野菜煮込み料理「ラタトゥイユ」の意で、主人公のレミーがネズミ(Rat)であることにかけている。
③監督は『アイアン・ジャイアント』や『Mr.インクレディブル』を手がけたブラッド・バード。
④当初はヤン・ピンカバが監督として制作されていたが、経験上の懸念からヤン・ピンカバが降板。
⑤監督を引き継いだブラッド・バードは公開まで20ヶ月という期間で、出来上がっていたキャラクターデザインや脚本を大幅に改訂し(当初レミーはミッキー・マウスのように戯画化されたデザインだった)、完成させた。 ・制作中レミーにはデズリーという名前の母親がいたが、ストーリーが父親との関係に焦点があたるにつれて、母親の存在はカットされた。
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⑦ピクサー作品で最初のブルーレイ方式対応となった。
⑧スケッチを担当したカナダ出身のアニメーター「ダン・リー」が肺がんにより2005年1月15日に36歳という若さで亡くなったため、エンディングにて追悼シーンが存在する。
⑨最初に出てくる、ピクサーでおなじみの眠れる森の美女の城のオープニング(CGver)は、この作品で見納めとなった。(現在はシンデレラ城ver)
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①リングイニとコレットのデートシーンで『Mr.インクレディブル』のボム・ボヤージュがカメオ出演している。
②レミーとスキナーの追いかけっこで後方の橋の上に『トイ・ストーリー』のピザ・プラネットの車が走っている。
③リングイニの履いているトランクスの柄がMr.インクレディブルのマークになっている。
④リングイニの部屋の冷蔵庫には、『バグズ・ライフ』に出てきた中国・山珍の飲茶の入れ物がある。
⑤鍋のスープの中にミッキーマウスの形が隠れている。
⑥ネズミの左耳につけられたタグに「A113」の番号が書かれている。
⑦スキナーがレミーをバイクで追いかけるシーンの左端のかなり小さく見える橋に、ピザ・プラネットの車が走っている。
⑧レミーに近づく大きな犬の影はピクサーの次回作『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場するダグ。
リトル・マーメイド
1989/11/17 公開
ディズニー
①原作はハンス・クリスチャン・アンデルセンの『人魚姫』。
②ディズニー最後の劇場版セルアニメーション(セル画を用いて製作)作品。
③ウォルトは戦前『人魚姫』に興味を持ち、1940年代の第二次世界大戦中から、この作品をアニメ化する構想を練っていた。
④ディズニー映画の第二黄金期(ディズニー・ルネサンス)の原点といわれている作品。
⑤童話を原作とする作品としては、1959年公開の『眠れる森の美女』以来、約30年振り。
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⑦アリエルが唄う『パート・オブ・ユア・ワールド』を録音する時、水中の世界の雰囲気を出すためスタジオの照明が落とされていた。
⑧『リトル・マーメイド』のオープニングシーンを暗く色が抑えられているのは、監督が意図的に明るい色を使用することを控え、カラフルな水中世界とのコントラストを生み出そうとした。
⑨主題歌「アンダー・ザ・シー」はアカデミー歌曲賞を受賞。
⑩アラン・メンケンがアカデミー作曲賞を受賞。
⑪続編として、2000年に映画の後日談を描いたOVE作品『リトル・マーメイドII Return to The Sea』が発売。
⑫映画より前のアトランティカの様子を描いたOVE作品『リトル・マーメイドIII はじまりの物語』が2008年8月26日に発売。
⑬2008年に舞台化され、ブロードウェイにてミュージカルが上演。(アースラがトリトンの妹というストーリーラインが語られる。)・日本でも劇団四季により2013年から上演されている。
⑭日本語吹き替え版での初公開版と1998年再公開版では、歌の歌詞がほぼ完全に異なる。
⑮本作と同タイトル『リトル・マーメイド』で製作された、TVアニメシリーズ(アメリカで1992年-1994年にかけて全31話放送)では、エリック王子と出会う前のアリエルが、海中の世界を冒険するオリジナルストーリーになっている。
⑯日本ではWOWOWより1994年10月31日から第23話までで放送を中止されたが、2005年11月1日にディズニー・チャンネルより全話の日本語版が放送。
⑰本作はディズニーのお気に入りの作品のため、他のディズニー作品の中に『リトル・マーメイド』のキャラクターが紛れ込んでいることがある。
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①エリック王子の船の上で踊る船乗りたちは『リトル・マーメイド』のスタッフをイラスト化したもの。
②エリックの船の飾りの中に隠れミッキーが存在する。
③トリトンのコンサート場面で、観客のひとりがディズニーランドなどで売られているミッキーの耳をつけている。
④結婚式の場面で、『シンデレラ』の大公と国王が映っている。
⑤トリトンがイルカに引かれた貝に乗ってコンサートに登場する場面で、たくさんのマーメイドの観客に紛れて、ミッキー・マウス、ドナルド・ダッグ、グーフィーが映り込んでいる。
わんわん物語
1955/6/16 公開
ディズニー
①原題Lady and the Trampを直訳すると「お嬢様と風来坊」という意味で、当初は「貴婦人と浮浪者」という邦題で公開予定だった。
②そのため、当時の日本の映画雑誌にはこの題で記載されているものもある。
③わんわん物語の原案は1937年、ウォルト・ディズニー・プロダクションのスタッフであったジョー・グラントによって作成された。
④グラントがウォルトを自宅に招いた際に、飼っていたアメリカン・コッカー・スパニエルのスケッチを見せたら、ウォルトはこれを気に入り、この犬を主人公にしたストーリーボードを作成してみてはどうかと提案された。
⑤それ以来、1940年代初め頃までグランドとスッタフたちはこの犬を主人公にした物語を作っていた。
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⑦しかしそのストーリーボードはウォルトを満足させるものではなく、プロジェクトは棚上げされた。
⑧数年後、ウォルトはCosmopolitan誌に掲載されていたウォード・グリーンの短編小説"Happy Dan, The Whistling Dog"を読み、「この小説に書かれているような気ままに生きる犬をグラントのストーリーに登場させればおもしろくなるのではないか」と考えた。
⑨1949年にジョー・グラントはウォルトとの意見の相違からウォルト・ディズニー・プロダクションを退社してしまう。(1980年代に復帰する。)
⑩その後、ウォルトはウォード・グリーンに自分たちが進めているプロジェクトを説明し、レディとトランプを主人公とした小説の執筆を依頼。
⑪1953年に出版されたこの小説が原作となったため、原案を作成したのがグラントであるにもかかわらず、彼の名前はこの映画にクレジットされていない。
⑫それまでのディズニー映画は『白雪姫』や『ピノキオ』といった童話が原作だったが、本作は完全オリジナルストーリーである。
⑬およそ20年の歳月と300人のアーティスト達の手によって完成。
⑭この頃、ウォルトはディズニーランド設計及びテレビ番組・『ディズニーランド』出演の為、あまり本作に集中出来ず脚本家のアードマン・ペナーと総監督のケン・ピーターソンが共同で支えていた。
⑮『シンデレラ』から続いたウィルフレッド、ハミルトン、クライドの3人共同監督の最終作となった。
⑯トランプとレディがスパゲッティを食べている最中に偶然キスをするシーンは有名であり、イギリスのTotal Film誌が選出した「映画史に残る最高のキスシーン50」では第8位に選ばれた。
⑰当初ウォルトは犬がスパゲッティを食べるというこのシーンに対して否定的だったが、フランク・トーマス(元ウォルト・ディズニー・プロダクションのアニメーター)が作成したアニメーションを見て考えを変えた。
⑱映像には様々な工夫が凝らせていて、基本的に犬の視点からのアングルで描かれている為、人間の登場人物はその顔や表情が映されることが少なく、多くが腰から下の映像である。
⑲特にジムとダーリングは主人公の飼い主であるにもかかわらずはっきりと顔が映る場面はほとんど無いに等しい。
ふしぎの国のアリス
1951/7/28 公開
ディズニー
①原作はルズ・ラトウィッジ・ドドソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説『不思議の国のアリス』。
②ウォルト・ディズニーは1930年代より長編製作の第1候補として挙げていた。
③原作小説の持つ言葉遊び要素を減らしたカラフルで健全な雰囲気のミュージカルとなっている。
④小説『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』の登場キャラクターやエピソードを一部含んでいる。
⑤制作時ウォルトの頭の中にはアリスの声のプランが鮮明にあり、自ら声優に指導していたと言われている。
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⑦前年公開の『シンデレラ』のようなプリンセスものを期待していた聴衆の評判は悪く、批評家からも酷評された。
シンデレラ
1950/2/15 公開
ディズニー
①原作は、シャルル・ペローの童話『シンデレラ』。
②日本では、初公開から1974年再公開時までのタイトルは『シンデレラ姫』。
③ウォルトはこの映画の構想に27年もかけたという。
④1923年に企画を立案するも第二次世界大戦によるスタッフ不足の影響があり中断。
⑤1944年に企画を再立案し終戦後の1945年に制作を開始。
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⑦ディズニー社では『白雪姫』の公開以降、ヒット作は出ておらず、スタジオは経営危機に陥り、次の作品でヒットを出せなければディズニー社は先がない状況であった。
⑧「逆境にある少女の物語を…」と、満を持して制作に踏み切ったのが本作。
⑨公開されるや否や瞬く間に話題を呼び、念願の大ヒットとなった。
⑩後にウォルトは、(ディズニーアニメーションで)一番好きな作品は『シンデレラ』だと答えている。
⑪続編として『シンデレラII』(2002年)、『シンデレラIII 戻された時計の針』(2007年)がOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)で製作されている。
⑫2015年には実写化されている。
⑬実写版『シンデレラ』のキャッチコピーは「本当の魔法は、あなたの勇気。」・2018年アメリカ国立フィルム登録簿(国立フィルム保存委員会が半永久的に保存を推奨している映画)に登録された。