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「アナと雪の女王」を含む ディズニーアニメ映画 一覧

ミラベルと魔法だらけの家

2021/11/24 公開

ディズニー

①ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては60作目となる長編映画。

②監督のバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュは、『ズートピア』が公開された後、次のプロジェクトはミュージカルにしたいと思っていた。

③大家族という共通点を持つ2人は、十数人の主人公で大家族を描いたミュージカル映画を作ることにした。

④メイキング・ドキュメント『Imagining Zootopia』を一緒に作ったホアン・レンドンとナタリー・オスマと「ラテンアメリカ文化」についてじっくりと語り合い、偶然にも2人はコロンビア出身で、コロンビア文化に関する個人的な経験を何度も引き合いに出し議論し、ハワード、ブッシュはコロンビアに焦点を当てた研究をすることになった。

レンドンとオスマは、ディズニー・アニメーションがこの映画のコンサルタントとして雇った文化専門家の最初の2人となり、「コロンビア文化トラスト」と呼ぶ集団を形成した。

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⑥コロンビアへ滞在中、建築家、シェフ、職人たちと会い、その国の文化に浸り、ボゴタやカルタヘナといった大都市も訪れたが、サレントやバリチャラといった小さな町にもインスピレーションを得た。

⑦ミラベルのスカートのデザインは、ヴェレスで織られている伝統的なスカートから着想を得ている。

⑧本作は、20世紀初頭のコロンビアからインスピレーションを得て、時代設定を意図的に曖昧にしている。

⑨ハワードとブッシュは、映画が着実に複雑化していくにつれ、2人目の脚本家が必要であることに気づき、「現実世界の家族の力学」を扱った経験があるシャリーズ・カストロ・スミスを選んだ。

⑩スカートには、家族への愛情を表すために、アルマはろうそく、アントニオは動物、イサベラは花、ペパは太陽、カミーロはカメレオンといった、それぞれの家族を象徴するシンボルがデザインされた。

⑪アソシエイトプロダクションデザイナーのロレー・ボヴェによると、ミラベルのスカートは「15歳の少女のスクラップブック」に似ているという。

⑫ミラベルのシャツには、マドリガル一族にちなんだ蝶の模様が描かれており、蝶のデザインはカシータの随所に見られ、キャンドルにも蝶が描かれており、これは、映画全体のテーマである「大きな変身」に沿ったものである。

⑬映画のアニメーション部門責任者であるレナート・ドス・アンジョスは、イサベラは「常に舞台の上にいる」ことを』意識し、彼女が主役じゃなくても、どの角度から見ても優雅に見えるようにと常に考えていたと述べている。

⑭コロンビアのメデジンの花祭りは、イサベラの衣装と空間インスピレーションの源となった。

⑮ハワード監督によると、イサベラは愉快で、魅力的で、理想的なマドリガル家の一員でありながら、ミラベルにとっては家族内における大敵でなければならないため、声をあてるのが難しい役だという。

⑯イサベラが「本当のわたし」を歌った後、ドレスが変化するが、デザインは何種類か検討されており、最終的には曲中に出てくる花々を大胆に描いたものになった。

⑰イサベラはアルマによく似ており、顔もほぼ同じであり、この身体的類似性がアルマのトラウマを誘発し、イサベラに完璧であるようプレッシャーをかけたのではないかと推測されている。

⑱ブルールの名前の候補にアーロ、アンドレ、アンコ、マルコ、エモなどいくつか候補があったが、ソングライターのリン=マニュエル・ミランダが劇中歌「秘密のブルーノ(英語版)」で「ブルーノ、ノー、ノー」というキャッチーなセリフの音はまりを良くするためにブルーノを選んだという。

⑲カシータは、コロンビアの伝統的な家屋だけでなく、『ビートルジュース』(ホラー映画)など、家が生き生きと動く映画からもインスピレーションを受けている。

⑳制作チームは調査の結果、音楽、ダンス、リズムがコロンビアの日常生活の中心的要素であることを知り、その結果、ディズニー・アニメーション作品としては初めて、振付師が最初から最後まで携わった。

㉑ダンサーチームと一緒に各シーンの振り付け参考映像を用意し、アニメーターにシーンをフィードバックしながらアニメーションを制作していった。

㉒ルイーサはレゲトン、ミラベルはカリ・サルサと、キャラクターごとに異なるダンススタイルを確立している。

㉓イサベラが育てる草花の選定とアニメーション制作については、コロンビアの植物学者フェリペ・サパタに相談した。

㉔ディズニー・アニメーションは、映画の開発から制作への移行に備え、2020年3月15日から多くのアニメーターをコロンビアへ派遣する予定だったが、新型コロナウイスル感染症の世界的流行で中止せざるを得なくなった。

㉕スタジオのアニメーターはコロンビア文化トラストとテレワークをしなければならなくなった。

㉖2021年11月19日に発売されたサウンドトラックは、全米Billboard 200で1位を獲得し、ディズニーのサウンドトラックとしては『アナと雪の女王2』以来の首位となった。

㉗「秘密のブルーノ」は、様々な記録を塗り替え、ディズニーで最も成功した曲のひとつになった。

㉘ディズニーにとってサウンドトラックは21世紀初、「秘密のブルーノ」は史上初のナンバーワンソングとなった。

㉙オープニング曲「ふしぎなマドリガル家」は、『美女と野獣』のオープニング曲「朝の風景」をイメージしている。

㉚米国では新型コロナウイスル感染症の世界的流行に対応し、2021年11月24日にRealIDとドルビーシネマで30日間の独占劇場公開を経て、2021年12月24日にDisney+で公開された。

・本作はディズニー初のキャスト全員がラテンアメリカ人による長編映画である。

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①劇中歌「All Of You」(奇跡はここに)には、『アナと雪の女王』の楽曲「レット・イット・ゴー」の」イントロのメロディと「Let it go」という歌詞が引用されており、エンドクレジットにも記載されている。

アナと雪の女王2

2019/11/22 公開

ディズニー

①キャッチコピー『なぜ、エルサに力は与えられたのか―。』

②2013年公開の『アナと雪の女王』の続編。

③本作は、前作から3年が経っているという設定である。

④2019年11月22日に日米同時公開。

⑤ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の作品が日米同時公開されるのは、2000年公開の『ファンタジア2000』以来19年ぶりの2回目となる。

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⑥最初のティザー動画は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが2019年2月13日にYouTubeで公開した動画で、この予告編は公開から24時間で1億1640万回視聴され、歴代で最も視聴されたアニメーション映画の予告編となった。

⑦映画公開から10日間での40億円突破はディズニーとピクサー作品の中で最速となった。

⑧クリス・バック監督は「われわれはクイーンをはじめ、80年代のロックバラードにオマージュをささげたよ。当時のミュージックビデオ全部にインスピレーションを受けているんだ」と語っている。

⑨アナのベルトは日本の着物の帯がモチーフ。

⑩監督を務めたクリス・バック&ジェニファー・リーとプロデューサーたちが物語の舞台となる美しい風景のヒントを得るために、ノルウェー、フィンランド、アイスランドの3ヵ国。

⑪アナのキャラクターデザインにはノルウェーの文化が、エルサにはアイスランドの文化が色濃く反映されている。

⑫前作に比べてアレンデール王国で過ごすシーンが増加したため、制作陣は、アレンデールの街をいちからデザインしなおした。

⑬雪と氷を象徴する白やブルーといった色合いが多く使われた前作に対し、続編ではキャラクターたちの成長や変化、季節の移り変わりを表現するという意味で、秋の紅葉をイメージさせる赤や黄色、オレンジといった色合いが多く採用された。

⑭舞台が秋に設定されたことで、草木や花、落ち葉といった植物がたくさん描かれることとなったため、アーティストたちは、これらの植物を北欧に実際に生息しているものそっくりに描くため、植物学者に相談して出来栄えをチェックしてもらった。

⑮ビジュアル・デベロップメント・アーティストたちは、もともとは、エルサのためにデザインされた衣装のうちの122点目をアナの衣装として採用。色合いはアナのカラーパレットに合わせて変更された。

⑯前作ではロングドレスを着用していたこともあり、足元がほとんど見えなかったエルサだったが、裸足で駆けるシーンが登場するのに合わせ、アニメーターたちはエルサの“足”を新たにデザインする必要があった。

⑰アナのファッションには、『眠れる森の美女』に登場した衣装の数々から得たヒントが活かされている。

⑱キュッとしまったウエストからふんわりと広がるAラインのスカートなど、女性らしさを強調したデザインのアナの衣装の参考とされたのは、フランス発の老舗ブランド、ディオール(Christian Dior)が1970年代に発表し、一大ブームを巻き起こした「ニュー・ルック」と呼ばれるコレクション。

⑲強さや荘厳さを表現したシンプルかつ優雅なエルサのファッションのインスピレーションとなったブランドは、イギリス王室のキャサリン妃のお気に入りブランドとしても有名な英国発のブランド、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やレバノン発のブランド、エリー・サーブ(Elie Saab)。

⑳エルサが魔法を使って氷や雪を創り出す際に決める力強いポーズは、モダンダンサーのマーサ・グラハムのダンススタイルを参考に考案されたもの。

㉑本作でもエルサの恋の相手が登場しないのは、リー監督は、「この映画の制作にあたり、私たちは、それぞれのキャラクターたちの思考や感情について書き出すのに膨大な時間を費やし、さらに綿密な性格診断も行いました。その結果、エルサという女性は恋愛ができるような状況にはまったく無い人物だということがわかりました。彼女は、たくさんのプレッシャーにさらされ、王国の重みを背負い、自らの特別な力を求める声にも戸惑いを感じています。そんな状況に置かれたエルサが誰かと恋愛をするという展開は、私たちが考えるストーリーの方向性にはフィットしなかったのです」と語っている。

㉒キャラクターたちの歌唱シーンをよりリアルに表現するため、アニメーターたちは自ら歌のレッスンを受けて呼吸法などを学んだ。

㉓本作に登場する精霊の1つである馬の姿をした水の精ノックを描くうえでの参考にするため、アニメーターたちは馬術センターを訪れて馬の動きを熱心に観察。調教師に話を聞き、作画に活かした。

㉔本作で少女のエルサ役の声を演じた子役女優マッテア・コンフォルティは、ブロードウェイのアナと雪の女王の演劇にも出演しており、その時はアン役を演じた。

㉕クリストフが「恋の迷い子(Lost in the Woods)」を歌うシーンでは、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を彷彿させる場面がある。

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①幼いエルサとアナが雪の人形で遊んでいるシーンに、ベイマックス、ダンボが登場。

②前作でサウナ付きの山小屋で登場したオーケンが、本作にもアレンデール王国の国民が丘の上に避難し、丘からアレンデール王国を心配そうに見つめる人々の中にカメオ出演。

③アナ、エルサ、クリストフ、オラフがファミリーゲームをやっているときの場面で、オラフの番になったとき、彼は次から次へと姿を替えるが、その中の一つがミッキーマウス。

④前作でエルサが身を潜めていた氷の城が、本作で、エルサ、アナ、フリストフ、オラフがとなかいのスヴェンの引く馬車に乗って魔法の森へと向かっている場面で、おしゃべりのオラフが雑学をひけらかしているとき右側に見える。

⑤エルサたちが魔法の森の入り口に入ろうとしたとき、そこにそびえたつ4つの大きな岩は、メリダとおそろしの森に登場するリング・オブ・ストーンズをモチーフにしたもの。

リメンバー・ミー

2017/10/27 公開

ピクサー

①キャッチコピー『それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。』

②本作の舞台となっているメキシコでは公開19日目の11月15日には国内全映画史上1位の記録を上げる。

③同時上映にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の短編アニメーション『アナと雪の女王/家族の思い出』が期間限定で上映されたが、ピクサー映画にディズニーの作品が併映されるのは本作が初。

④作品を作るため、監督や制作チームは約6年間もの間メキシコを行ったり来たりして、現地調査を重ねてきた。

⑤現地ではピクサーが普段は絶対に公開しないシナリオやアイデアを現地の人達と共有して、キャラクターを修正したりしてきた。

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⑥主人公の声優は実は1度変わっており、最初に決まっていた声優は、本作の映像造りに時間がかかってしまった結果、声変わりをしてしまい、役を変えざるを得なかった。

⑦フリーダ・カーロやエル・サント、マリア・フェリックスなど、本作ではメキシコの著名人が多数登場している。

⑧死の国では入国管理局が当時の古いマッキントッシュを使っている。

⑨映画の一番最初に出てくるシンデレラ城が映るシーンでは、メキシコ音楽を演奏する伝統的な小楽団のマリアッチ風にアレンジされている。

⑩本作の中での全ての音楽が、メキシコ人音楽家たちによって、メキシコ産の楽器を使って、メキシコシティでレコーディングされている。

⑪メキシコで最も愛されているガイコツの「カタリーナ」が一瞬だけ壁画として描かれているのが映し出される。

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①ミゲルの自宅の祭壇に、『ファインディング・ニモ』のニモの置物が置いてある。

②ミゲルが窓から外を眺めているシーンでピクサー恒例のピザ・プラネットの配達トラックが窓の外を通過する。

③ミゲルが靴磨きに行く際に通過する建物の柱に、『トイ・ストーリー』のウッディとバズや『モンスターズ・インク』のマイクの人形が掛かっている。

④ミゲルが靴磨きに行く際に通過するアレブリヘ売り場の中に、『ファインディング・ニモ』のニモとドリーのアレブリヘ(木彫りの工芸品)がある。

⑤家族再会の案内所のドアに「A113」という文字が書かれている。

⑥ミゲルがフリーダ・カーロと出会うシーン直前、『ルクソーJr.』のゴムボールが一瞬だけ登場する。

⑦死者の国でのコンサートシーン、壁にピクサー次回作の『インクレディブル・ファミリー』のポスターが貼られているが、キャラクターは本来の人間の姿ではなく骸骨の姿となっている。

⑧コンサートでドラムを披露する骸骨が来ているTシャツは、『トイ・ストーリー』のシドが来ているTシャツと同じもの。

⑨死者の一人の男性の生前写真の背景が、『ファインディング・ニモ』で登場したフィリップ・シャーマン先生の診療所で、その男性の名前は「Juan Ortodoncia」で、この「Ortodoncia」はスペイン語で、これを英語にすると、「Orthedontics」となり、日本語訳すると歯科矯正学となる。

⑩トウモロコシを食べている村の少年が履いている靴がスポーツカーのデザインになっており、「95」と描かれており、『カーズ』に関連している。

モアナと伝説の海

2016/11/23 公開

ディズニー

①キャッチコピー『海に選ばれた16才の少女――彼女の名は、モアナ。』

②ロン・クレメンツとジョン・マスカーはテリー・プラチェットの小説『ディスクワールド』シリーズの第4作『死神の館』の翻案に取り組み始めたが、権利関係に問題が生じ計画の進行は停止することになった。問題を回避するため、3つの新しい案を売り込み、2011年から独自の構想による映画の制作が開始され、2012年ロン・クレメンツとジョン・マスカーはフィジー、サモア、タヒチへの取材旅行に赴き、南太平洋の人々と会いその文化を学ぶ。

③二人にとってコンピュータアニメーションを主軸とした初めての映画。

④コンピュータアニメーションを使用する理由の一つとして、海洋を含む環境の表現に従来の2D映画の技法を用いるよりもより有効であった。

⑤南太平洋の人種の彫りの深い顔を表現するにあたっても、有用であった。

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⑥半神マウイの入墨は、セルアニメの手法で表現されている。

⑦ヨーロッパのいくつかの国では「モアナ」は既に商標として使用されており、スペインではバイアナに変更。

⑧さらにイタリアではオセアニアに変更され、モアナの代わりに主役の名はヴァイアナとなった。

⑨モアナが住む島の布に描かれた絵の中に、本作で監督を務めたロン・クレメンツとジョン・マスカーが登場。

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①『アナと雪の女王』でエルサの魔法で作られた真っ白で巨大な氷の怪物マシュマロウが、トゲトゲの見た目で布に描かれた絵の中に登場。

②ベビー・モアナがテ・フィティの心を見つけるシーンで、海の泡がミッキーマウスの形をしている。

③モアナが航海に出るために荷物をまとめるシーンで、人参と2本の木の枝が登場するが、これは『アナと雪の女王』に登場する雪だるまのオラフ。

④マウイが「俺のおかげさ」を歌うシーンで、『リトル・マーメイド』に登場する魚のフランダーが登場する。

⑤モアナが旅の途中で出会うココナッツの海賊カカモラと戦うシーンで、冷酷なカカモラたちに紛れ、一人だけ優しい顔をしているベイマックスがいる。

⑥タマトアが住む魔物の国・ラロタイでモアナに襲いかかる紫のお面をかぶった魔物は、『ズートピア』に登場するナマケモノのフラッシュ。

⑦タマトアの背中に、『アラジン』の魔法のランプが乗っている。

⑧タマトアのシーンでマウイが一瞬だけ変身するトナカイは、『アナと雪の女王』に登場するスヴェンである。

ズートピア

2016/3/4 公開

ディズニー

①キャッチコピー『そこは、動物たちの≪楽園≫…のはずだった。』

②構想は監督のバイロン・ハワードが『ロビン・フッド』のような、擬人化され、服を着た動物が活躍する作品を作りたいと考えたことに始まった。

③当時並行して製作が進んでいた『シュガー・ラッシュ』や『ベイマックス』のような新しい世界観のものに対し、『ピノキオ』などのような"クラシカルな"ディズニー映画を現代の観客向けに作ることを監督は考えていた。

④登場する動物は哺乳類に限られているが、これは制作チームが各分野の動物学者から情報を収集する中で決められた。

⑤アニメーターらによる動物の調査はサンディエゴ動物園サファリパークやウォルト・ディズニー・ワールドの「ディズニー・アニマル・キングダム」で行われ、さらにはケニアへも赴いた。

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⑥調査期間は合計8ヶ月におよび、様々な動物の歩き方から毛の色までも研究。

⑦映画に登場する動物たちは80万通りもの動きを見せる。

⑧登場人物の毛並みをよりリアルに見せるため、取材はロサンゼルス自然史博物館でも行われ、アニメーターらは様々な光の当たり方を確認しながらマイクロスコープを用いて間近で毛並みを確認した。

⑨各キャラクターには膨大な本数の毛が用いられ、ジュディとニックにはおよそ250万本前後に及ぶ。

⑩他のキャラクターではキリンが900万本、アレチネズミは48万本で、その他の小さな齧歯類でも40万本が使われた。

⑪助監督のジャレド・ブッシュは後に、「毛との戦いだった」と語っている。

⑫当初はニックを中心にズートピアの街を描くストーリーであったが、公開予定までおよそ1年半を切った2014年11月、ジュディとニックの立ち位置を逆転させた。

⑬ジュディを主役に置くという発想について、制作陣は「観客はズートピアという都市をジュディの視点、即ち『都会への憧れ』という目で見られる作品になった」と評した。

⑭サハラ・スクエアは、砂漠の動物たちが暮らすエリアで、地域の中心部はモンテカルロとドバイを元にデザインされている。

⑮ツンドラ・タウンは、寒冷地域の動物たちが暮らすエリアで、ロシア建築を模したタマネギ状のドームを持つ建物や、ホッキョクグマの住処である氷の洞窟をモデルにした氷雪マンションなで、雪と氷で構築されている。

⑯レインフォレスト地区は、熱帯雨林をモデルとしたエリア。

⑰リトル・ローデンシアは齧歯類など小動物が暮らす地域で、街並みはブルックリンを参考にして考案。

⑱サバンナ・セントラルはズートピアの中心都市エリアで、様々な種類の動物が暮らすサバンナがモデルとなっている。

⑲映画監督のバイロン・ハワードとジャリッド・ブッシュが廊下を荷物を持って歩くキャラクターとして登場。

⑳ビルの上の看板には、「preyda 」=「prada」、「just zoo it.」=NIKEの広告「just do it.」、「lululemmings」=「lululemon」といったファッションブランドが並ぶ。

㉑ネズミのマフィアのミスタービッグは、大人気マフィア映画のゴッドファーザーを真似たパロディになっている。

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①ズートピアの警察署に勤めるベンジャミン・クロウハウザーのほっぺに隠れミッキー。

②ズートピアの街並みに映画『ベイマックス』の主人公ヒロのおばさんのキャスが経営する喫茶店が登場。

③ズートピアで詐欺師のウィーゼルトンが売っていた海賊版DVDの一部に『ベイマックス』『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』などがある。

④ゾウさん親子の子供二人が『アナと雪の女王』のアナとエルサの格好をしている。

⑤ベビーカーの中にミッキーのぬいぐるみがいる。

⑥警察署長のボゴが『アナと雪の女王』の主題歌「let it go」を口にする。

アナと雪の女王 エルサのサプライズ

2015/3/13 公開

ディズニー

①2013年公開のアニメーション長編映画『アナと雪の女王』のスピンオフ作品。

②短編アニメーション映画で、実写映画 『シンデレラ』 と同時上映された。

ベイマックス

2014/10/23 公開

ディズニー

①キャッチコピー『”優しさ”で世界を救えるか?』

②原案は日本人主人公を含むヒーロー6人を描いたマーベルコミックのアメコミ作品『ビッグ・ヒーロー・シックス』。

③ディズニーのアニメ映画としてはマーベル・コミックの登場人物を主人公とする初めての作品。

④映画化に際し、設定は原作から大きく変更。

⑤ディズニーがマーベル社を買収したあと、マーベルコミックの中で映画化できそうな作品を探しているときに、監督のドン・ホールがデータベースの中から同作を発見。

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⑥掲載時にさほど人気が出なかったため、マーベル社のスタッフからも忘れられていた作品であった。

⑦原作では初期チームメンバーとして登場していたサンファイアとシルバー・サムライについては当時、マーベルコミックの『X-メン』シリーズを映画化している20世紀フォックス社(現在はディズニー傘下)が権利を持っていたため、登場させられなかった。

⑧映画化に際し、作品の舞台が東京から、東京とサンフランシスコを混ぜ合わせた未来の架空の都市「サンフランソウキョウ」へと変更。

⑨日本的要素が多く散りばめられ、スタッフによって撮影された東京の風景が数多く取り入れられている。

⑩フレッド家の壁に無造作にかけられた家族のポートレートの男性は、アメリカのマーベル・コミックの重鎮であり、スパイダーマンやXメンなどの原作を手がけたスタン・リー。

⑪警察署のボードには二人の男性の写真が掲示してあり、この二人の男性の正体は、『塔の上のラプンツェル』で監督を務めたバイロン・ハワードとネイサン・グレノの二人。

⑫フレッドのヒーロースーツの恐竜の着ぐるみのモデルは、ディズニー映画ではなくアニメ『ヒックとドラゴン』のドラゴン。

⑬「ヒックとドラゴン」を監督したのは「リロ・アンド・スティッチ」を監督したディズニーアニメでお馴染みのクリス・サンダース監督。

⑭フレッドの声優を担当したのは「ヒックとドラゴン」でも声優として出演しているT・J・ミラー。

⑮ヒロの部屋の壁にかけられた時計の中心にいるキャラクターは、マジンガーシリーズのグレートマジンガー。

⑯ヒロの部屋の天井にぶら下がっているのはマジンガーZの人形。

⑰ヒロの部屋の窓側においてあるのはウルトラマンのおもちゃ。

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①ヒロの部屋のパソコンのモニターの上には『シュガー・ラッシュ』の主人公レック・イット・ラルフの人形が。

②庭にある白い彫刻の人物は『アナと雪の女王』のハンス王子。

③ヒロの家の壁に記念写真が飾られているが、その中にスティッチの着ぐるみを着た飼い猫のモチがいる。

④パネルに写った無数の暗号の中に「A113」がある。

⑤サンフランソウキョウに『チキン・リトル』の広告看板がある。

アナと雪の女王

2013/11/27 公開

ディズニー

①キャッチコピー『凍った世界を救うのは――真実の愛。』

②ディズニー史上初のダブルヒロイン。

③共同監督で脚本を担当したジェニファー・リーは「『恐れ』対『愛』」が本作の大きなテーマであると述べている。

④ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『雪の女王』を映画化しようという試みは1930年代から存在した。

⑤1990年代後半にも雪の女王を映画化する企画が再び立ち上がったが、2002年に廃案となった・2008年、長年在籍していたディズニーアニメーションを離れてソニー・ピクチャーズアニメーションへ移籍したクリス・バックを、カリフォルニア芸術大学時代の旧友であるジョン・ラセターはディズニーアニメーションに戻ってくるように呼びかけた。

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⑥その年の9月に、クリス・バックは自分が構想を練っているいくつかのアイデアをラセターに対して提示したその1つが『アナと雪の女王』の原案である。

⑦ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』からインスピレーションを得た。

⑧リサーチの場所にノルウェーを選び、同国のベルゲンがモデルになっている。

⑨フィヨルドの地形や建築物、とくにスターヴ教会などは城のデザインなどに生かされている。

⑩キャラクターの服装には民族衣装を着せたりローズマリングを入れるなど、ノルウェーを意識したデザインがされている。

⑪アナ達とラプンツェルの母親同士は姉妹でアナ、エルサとラプンツェルは従姉妹という設定を、クリエーターが暴露している。

⑫エルサ当初、真っ青な肌をした悪の女王の設定だった。

⑬10歳で難病である1型糖尿病と診断されたラセターの息子から、エルサのキャラクター作りにインスピレーションを得たと語っている。

⑭ラセターの息子が毎日インスリン注射をしながら、「なぜ僕なの?」と言っており、その時、「氷の魔法を持って生まれたエルサがなぜ悪者なのか?そんなはずはない。」と考え、映画の内容そのものが変更された。

⑮スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫は、宮崎駿が1957年のロシア版アニメ映画『雪の女王』を見て強い関心を持っていたエピソードを明かしつつ、本作について、原作を大幅に変えながらもその精神である自己犠牲のテーマを変えておらず、なおかつ原作どおりに2人のヒロインを「男の子」の手を借りずに描き、「感心したのと同時に、今の時代を表している作品になっている」と述べた。

⑯アナ、エルサの三つ編みのおさげや衣装はノルウェーの民族衣装(ブーナッド)を参考にして作られた。

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①エルサの冠婚式のシーンにて、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとフリンライダーの後ろ姿が出てくる。

②冠婚式の前に歌われる「生まれてはじめて」のシーンの途中でアナが頬張るお菓子が『シュガーラッシュ』に登場する山盛りのお菓子。

③オラフの歌のシーンでたんぽぽの綿毛が一瞬だけミッキーの形になる。

④ハンス王子とアナが結婚することをエルサに伝えるシーンで、ティアナとシンデレラが写りこんでいる。

⑤オラフがカモメと踊るシーンは、『メリーポピンズ』に出てくる、ペンギンとダンスするシーンのオマージュ。

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