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ポカホンタス

1995/6/23 公開

ディズニー

①キャッチコピー『一生に一度の恋をしたことがありますか。』

②ディズニー映画で初めて実在の人物を扱った作品。

③ポカホンタスの歴史的な逸話だけでなく、同時代の民話や伝承などを基にしている。

④ディズニー映画には珍しくハッピーエンドではない作品。

⑤当時のスタジオの主任だったジェフリー・カッツェンバーグは、1991年に公開された『美女と野獣』のようにアカデミー賞にノミネートされることを夢見た。

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⑥『ポカホンタス』は初期のディズニー作品と違って、小さい子にはわかりにくいテーマを扱った作品であったため、商業的なヒットの度合いは『ライオン・キング』や『美女と野獣』などといった作品に勝るほどではなかった。

⑦白人至上主義的な人種差別の一例として、インディアン以外の民族からも、人権団体また識者から批判と抗議を受け続けている。

⑧ディズニーはこのアニメ映画化に当たり、時代・民族風俗考証の協力を、インディアン各種団体に求めた。

⑨彼らは脚本を読んで、「ポカホンタスが白人(スミス)と恋に堕ちたなどという事実はない」「話がでたらめすぎる」などとして、どのインディアン団体からもこれを断られている。

⑩最終的に協力を得られたものの、当作品に対するインディアンの評判は非常に悪い。

⑪制作時に公開されたポカホンタスの顔のデザインに対して、「この顔のモデルはインディアンではなく、黒人のナオミ・キャンベルではないのか」との抗議がインディアン団体からディズニースタジオに殺到。

⑫ディズニー側は「これはナオミ・キャンベルではなく、声優のアイリーン・ベダード(インディアンではない)をイメージしたものだ」と弁明を行っている。

⑬ディズニーランドでポカホンタスを演じているインディアン俳優アペアナークワットは、「それらが実際にあったことであり、インディアンに対して使われた蔑称は、インディアンの国を滅ぼしていく白人たちを表現するためには必要だった」と一定の理解を示し、「それは我々に彼ら白人がしたことを思い出させます。そして、人類は決してそれが二度と起こることを許してはなりません」と述べている。

⑭インディアン声優全員でセリフの変更を要望し、かなりのセリフが希望通り変えられた。

⑮インディアン団体はディズニーのアニメーターたちがポカホンタスをきわどい衣装で艶かしく描いたことを、「ディズニーは巨益を得るためにポカホンタスをセクシュアルに描いて利用した」として烈しい抗議を行っている。

⑯この映画の公開後、全米インディアン・サイト「インディアンの意見」内に開設された「ポカホンタスについてのインディアンの意見」では、全米のインディアン部族から意見が寄せられており、「インディアンにとって侮辱的である」、「制作されるべきでなかった」といった否定的な意見が圧倒的である。

⑰1995年にロイ・ディズニー社長(ウォルト・ディズニーの甥)は、「ポカホンタス」として知られているポウハタン女性のアニメ映画の製作を決めたときにポウハタン族が寄せた苦情に答え、この映画が「正確さと敬意を払うことに責任を持つ」と主張した。

⑱ポウハタン族はこの意見を異にし、 「フィルムは見る影もなく史実を曲げ、 ディズニーを文化・歴史的正確さで援助しようという私たちの申し出は拒絶され、彼のそのまるで見当違いの使命感を再考させようという私たちの努力に拍車をかけさせています。」と語る。

⑲脚本を務めた3人は何度も何度も推敲し、どのシーンも全て35回以上書き直している。

⑳ポカホンタスを描くのに、複雑な着色、様々な角度からの骨格、多彩な表情などとことんこだわり、アニメーターたちにとって最も困難な作業の1つだった。

㉑完成までに5年の歳月がかかり、ポカホンタスひとりのために55人のアニメーターが必要だった。

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