101匹のわんちゃん
1961/1/25 公開
ディズニー
①日本での初公開から1981年再公開時までのタイトルは『101匹わんちゃん大行進』であった。
②本作はディズニーのアニメーション史においても重要な、作業工程上の大きな変革があった作品。
③映画としては初めて、全面的にトレスマシンが導入され、アニメーターが紙の上に描いた原画を、そのニュアンスのままセルに転写することが可能になった。
④原作は1956年にイギリスのウィリアム・ハイネマン社から刊行されたドディー・スミス著の「The Hundred and One Dalmatians」。
⑤製作するにあたり、ウォルトは『101匹わんちゃん』の原作者であるドディー・スミスに献本を送ってもらい、『眠れる森の美女』の制作が完成するとすぐにアニメーション制作に着手し、度々、話の意向などをウォルトとドディー両者間で手紙をやりとりしたという。
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⑥美術監督として制作に携わっていたケン・アンダーソンとウォルトは、この作品内における背景の書き方に意見が割れてしまい、ウォルトは死ぬ間際までケンを許さなかった。
⑦ウォルトが死ぬ2週間ほど前にスタジオへ訪れた際に、ケンは大歓迎しウォルト自身もこれに大感激していたという。
⑧ケン本人は「あの時のウォルトは私に対して何も言わなかったが、あの瞳を見て許されたのだとわかった」と語っている。
⑨直前に公開した「眠れる森の美女」の興行収入が530万ドルと予想に反して低かったので、本作品に関しては制作コストを抑える必要があった。
⑩アブ・アイワークス(ウォルト・ディズニー・カンパニーのアニメーター、特殊効果技師)はゼログラフィー(現在のコピー機に近い複写技術)を導入し、用紙や人員の削減に成功。
⑪映画のセル画、背景を描くのに、アーティストたちは計3,040リットル(重さにして5,000キロ)を超える量の特殊な塗料を使用。
⑫実際のダルメシアンは白地に黒い点模様だが、映画の中のダルメシアンは灰色で描かれている。
⑬白はスクリーンでは明るすぎる、雪の中のシーンで映えない、とういう理由でアニメーターたちは灰色を選択。
⑭パディータとポンゴの子犬15匹のうち、名前がついているのは6匹だけである。
⑮2003年に続編として『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』がOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品として公開。
⑦ウォルトが死ぬ2週間ほど前にスタジオへ訪れた際に、ケンは大歓迎しウォルト自身もこれに大感激していたという。
⑧ケン本人は「あの時のウォルトは私に対して何も言わなかったが、あの瞳を見て許されたのだとわかった」と語っている。
⑨直前に公開した「眠れる森の美女」の興行収入が530万ドルと予想に反して低かったので、本作品に関しては制作コストを抑える必要があった。
⑩アブ・アイワークス(ウォルト・ディズニー・カンパニーのアニメーター、特殊効果技師)はゼログラフィー(現在のコピー機に近い複写技術)を導入し、用紙や人員の削減に成功。
⑪映画のセル画、背景を描くのに、アーティストたちは計3,040リットル(重さにして5,000キロ)を超える量の特殊な塗料を使用。
⑫実際のダルメシアンは白地に黒い点模様だが、映画の中のダルメシアンは灰色で描かれている。
⑬白はスクリーンでは明るすぎる、雪の中のシーンで映えない、とういう理由でアニメーターたちは灰色を選択。
⑭パディータとポンゴの子犬15匹のうち、名前がついているのは6匹だけである。
⑮2003年に続編として『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』がOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品として公開。
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①ロンドンをさまよう多くの犬の中に、『わんわん物語』のレディとトランプが紛れ込んでいる。
②15匹の子犬がさらわれたことをポンゴが吠えて知らせ、それを聞いた犬たちが次から次へと吠えて伝達していくシーンで、その場面で、『わんわん物語』のジャック、ペグ、ブル、レディ、トランプが出演している。